基本情報
内容詳細
1968年初冬、澁澤龍彦責任編集により創刊された、エロティシズムと残酷の綜合研究誌「血と薔薇」。執筆陣には、三島由紀夫、稲垣足穂、塚本邦雄、植草甚一など、先鋭的な作家を迎え、当時の最先端かつ過激な作品の発表の場とした。新世紀を迎えた現在、その輝きは一層光度を増し続ける。多くの澁澤愛好家の中で熱望された幻の雑誌、初の文庫化。
目次 : 特集1 男の死/ All Japanese are perverse(三島由紀夫)/ アフロディテ=ウラニア―感想私録(稲垣足穂)/ 血と薔薇コレクション1(ポール・デルヴォー)/ 一枚の魔女の図に(埴谷雄高)/ 東洋のエロス1 特に中近東を中心に(大場正史)/ 特集2 吸血鬼/ 特集4 オナニー機械/ 悦楽園園丁辞典1〜3(塚本邦雄)/ 膣内楽1〜3(加藤郁乎)/ アポリネールの猥雑小説―『一万一千の鞭』(飯島耕一)/ ムッシュー・ニコラ レチフ・ド・ラ・ブルトンヌ―むきだしの男ごころ(生田耕作訳)/ 沈黙といけにえ(宗谷真爾)/ ダフネスとクロエ(立木義浩)/ インド古詩 シュリンガーラ・ティラカ―恋愛の額飾り(松山俊太郎)/ 大初に足ありき(長沢節)/ 処女である男たち(小川徹)/ 特集3 苦痛と快楽(編=渋沢龍彦)/ 斜めになった狭い道を歩いていくと1〜3(植草甚一)
【著者紹介】
澁澤龍彦 : 1928‐87年。東京生まれ。本名龍雄。東大仏文科卒業後、マルキ・ド・サドの著作を日本に紹介するかたわら、人間精神や文明の暗黒面に光をあてる多彩なエッセイを発表。晩年は小説に独自の世界を拓いて、広く読まれた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ユーザーレビュー
読書メーターレビュー
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
ヴェネツィア さん
読了日:2014/11/28
双海(ふたみ) さん
読了日:2014/10/06
ゆーかり さん
読了日:2016/08/06
ふくしんづけ さん
読了日:2020/05/23
白米 さん
読了日:2018/01/13
(外部サイト)に移動します
文芸 に関連する商品情報
-
「レーエンデ国物語」多崎礼新作『叡智の図書館と十の謎』 伝説の図書館にたどり着いた旅人に守人は謎をかける。十の物語を鍵に全知全能の扉は開くのか。本格ファンタジーの新旗手の意... |2024年06月07日 (金) 00:00
-
カツセマサヒコ 待望の長編『ブルーマリッジ』6月27日発売 結婚と離婚。加害と被害。微かな記憶と揺るがぬ過去。『明け方の若者たち』の著者、待望の長編は彷徨える大人たちの波乱の結... |2024年06月05日 (水) 11:00
-
宮田俊哉(Kis-My-Ft2) 作家デビュー作『境界のメロディ』5月... Kis-My-Ft2 宮田俊哉が作家としてデビューする。「音楽」をテーマにした青春小説『境界のメロディ』はドラマCD... |2024年05月24日 (金) 00:00
-
カンザキイオリ 全文朗読付き単行本『あの夏が飽和する。-全文朗読付き完... 青春サスペンスの傑作、文庫化記念!人気声優による全文朗読が付いた完全版単行本。13年前の逃避行を描いたスピンオフ初掲... |2024年05月21日 (火) 00:00
おすすめの商品
商品情報の修正
ログインのうえ、お気づきの点を入力フォームにご記入頂けますと幸いです。確認のうえ情報修正いたします。
このページの商品情報に・・・