キャロライン・クリアド・ペレス

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存在しない女たち 男性優位の世界にひそむ見せかけのファクトを暴く

キャロライン・クリアド・ペレス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309249834
ISBN 10 : 4309249833
フォーマット
出版社
発行年月
2020年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
419p;20

内容詳細

公共トイレ、オフィスの温度、交通機関、税金、医療、災害現場…世界の見方がひっくり返る!王立協会科学図書賞受賞、マッキンゼー/FTベストビジネスブックオブ・ザ・イヤー。

目次 : 第1部 日常生活/ 第2部 職場/ 第3部 設計/ 第4部 医療/ 第5部 市民生活/ 第6部 災害が起こったとき

【著者紹介】
キャロライン・クリアド=ペレス : 1984年ブラジル生まれ、英国国籍のジャーナリスト、女性権利活動家。オウンドル・スクール、オックスフォード大学ケブル・カレッジで教育を受けた

神崎朗子 : 翻訳家。上智大学文学部英文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • こーた さん

    思想ではなくデータの話だ。生活も労働も医療も経済も政治も、果ては災害時に至るまで、あらゆる局面で女性という存在は「ない」ことにされている。なぜか。男性が基準(デフォルト)で、女性はそこから外れた第二の性だからだ。人間(man)の50%は女性なのに?議論の土台となるべき統計からも、女性は見えないことにされている。その歪められたデータのせいで、ことによると女性は命を落とすことさえある。じゃあどうすればいいかって?簡単じゃないか、女性たちに話を聞きさえすればいいのだ。もういいかげん、見えないふりをするのは⇒

  • 夜長月🌙@5/19文学フリマQ38 さん

    男性優位の世界を日本を含め欧米を中心に豊富なデータをもとに緻密な分析をしています。人類の半分を占める女性の声が反映されないのは国会議員の状況から見ても明らかです。そこには歴史的背景が強くあり簡単には改善されないものです。それどころか未来においても変わり難いことを示しています。AIに「優秀な科学者」を認識させる場合を考えてみましょう。無作為にサンプルを集めると圧倒的に男性となります。それをAIが学習すると間違った判断や処理につながります。優位バイアスの排除はとても困難なものです。

  • ヒデミン@もも さん

    研究者によるデータ、統計から解説している事例が多い。信憑性?は高いが難しい。『ジェンダー•ニュートラルは必ずしも男女平等を意味しない』理解はできるけど、現実は難しい。差別と区別は違うってことだよね。でも、難しいんだよ。だから問題になる。

  • ぐうぐう さん

    差別について考える時、一番厄介で深刻な問題は差別していると意識していない差別だろう。ジェンダーレスが認知され、社会が変化しているように見えるが、未だ世界がいかに女性にとって住みづらく、危険に晒され、過酷かを証明する本書は、端的にその理由を告げる。つまり、女性が見えていないからだ、と。職場も交通機関も医療の場も、スマホや音声認識ソフトに至るまで、女性への配慮が決定的に欠如した環境、システム、設計になっている。なぜなら、データにおけるジェンダー・ギャップがあり、(つづく)

  • 楽駿 さん

    品川図書館本。新年にかけて読むに相応しい、骨太な1冊。筆者がイギリス人と言う事もあり、イギリスの事は当然多いですが、この世界中で起きている性差別について、数字の上からもしっかり検証されているところが、素晴らしい。多分に女性であることが不利に働くのは、日本だからかと思いきや、世界中で、もっともっと、下等な生物に扱われている現状や、家の棚の高さの不便さに、こんな男性優位の取り決めがあったのか。台所のない被災者用の住宅とかは、笑えない笑い話だが、被災者用の物資に含まれない生理用品とか、今すぐ改善して欲しい点多数

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