戦争経済大国

斎藤貴男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309248578
ISBN 10 : 4309248578
フォーマット
出版社
発行年月
2018年04月
日本
追加情報
:
320p;20

内容詳細

戦後日本は平和国家ではなかった!朝鮮戦争、ベトナム戦争…アメリカの戦争で儲ける構造に組み込まれ、他者の犠牲の上に繁栄したこの国の経済、そして精神風土。緻密な取材によって、「戦争経済大国・日本」の成立過程を根本から問う。

目次 : 「平和憲法」の陰で―はしがきに代えて/ 序章 加害者の立場/ 第1章 日特金属襲撃事件/ 第2章 屍の上にあった成長/ 第3章 特需の原罪/ 第4章 カーチス・ルメイの勲一等と三菱重工爆破/ 第5章 戦争経済の構造

【著者紹介】
斎藤貴男 : 1958年生まれ。ジャーナリスト。監視、格差、企業社会、強権支配などをノンフィクションの手法で批判してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • wasabi さん

    朝鮮戦争の直接特需で驚異的な復興を果たした後、ベトナム戦争の間接特需で高度経済成長の真っ只中に育った身だ。学生になる頃には、全共闘も内ゲバで自滅し、無縁になっていた。爾後世代であり、行動抜きに振り返るしかないわけで(ありがたいんだけど)、様々な立場で語られ、記される過去を学ぶ。そこで生じた、例えば改憲に対する自分の稚拙な思いなど、ネットで晒すほどのものでもないが、本著を通して現行憲法の存在意義を再認識する。

  • onepei さん

    日本での朝鮮特需は教科書にも登場するが、考えさせられる。

  • futomi さん

    朝鮮戦争のおかげで日本が戦後の復興を果たしたとは聞いたことがある。ベトナム戦争でも同様。この77年の間、日本は平和に暮らすことができた。が、世界で紛争の途絶えたことがことがなかったのだ。私たちの安穏がそこから生み出されていたのだとしたら。絶句。 近代史を知らない自分自身に対しても情けない。勉強しなくちゃ

  • hatayan さん

    日本の名だたる大企業が間接的にではあれ海外で使用される武器や兵器の部品を輸出しており、大半の国民は意識すらしていないことを問うた一冊。 読み終えて、1970年代に起きた連続企業爆破事件の実行犯も似たような意識で行動に及んだのではないかと思い返しました。 気づかないうちに私たちは後戻りできないところにいるのではないかと省みざるを得ません。

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人物・団体紹介

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斎藤貴男

1958年生まれ。ジャーナリスト。早稲田大学卒業、イギリス・バーミンガム大学大学院修了。日本工業新聞記者、『プレジデント』編集部、『週刊文春』記者を経てフリーに

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