アーサー・クラインマン

人物・団体ページへ

臨床人類学 文化のなかの病者と治療者

アーサー・クラインマン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309231105
ISBN 10 : 4309231101
フォーマット
出版社
発行年月
2021年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
502p;20

内容詳細

今では医療人類学の草分け的存在として広く知られているアーサー・クラインマンが、西洋医と中国医とシャーマンが混在する1969年以降の台湾でおこなったフィールドワークを中心に、医療と文化のかかわりについて理論的枠組みを提唱したデビュー作。本作では、民族誌的知見を、臨床の具体的な場面に即して明示し、病者と治療者の関係を根本から問い直している。医学、精神医学、人類学、社会学、公衆衛生学など様々な分野を横断し、人文知、社会科学知との境界領域を探究した感動的名著。

目次 : 第1章 オリエンテーション(1)問題・背景・アプローチ/ 第2章 オリエンテーション(2)文化、ヘルス・ケア・システム、臨床リアリティ/ 第3章 オリエンテーション(3)中核的臨床機能と説明モデル/ 第4章 病気体験と病気行動の文化的構成(1)中国文化における情動と症状/ 第5章 病気体験と病気行動の文化的構成(2)情動変調と情動障害の身体化モデル/ 第6章 家族を中心とするヘルス・ケア 民間ヘルス・ケア・セクターの実態調査/ 第7章 病者と治療者(1)宗教的民俗治療者とクライエントの関係/ 第8章 病者と治療者(2)専門的治療者と患者の関係、および家族と病者の関係/ 第9章 癒しの過程―土着治療者の追跡調査/ 第10章 エピローグ―医療人類学、医学・精神医学への提言

【著者紹介】
アーサー・クラインマン : 1941年、アメリカ・ニューヨーク生まれ。精神科医であり、医療人類学の世界的権威。スタンフォード大学および同大学医学部で学び、ハーバード大学では社会人類学の修士号を取得。1969年から1978年にかけて中国と台湾でフィールドワークを行う。現在は、ハーバード大学医学部の教授であり、同大学芸術科学部人類学科の教授も兼任している。全米医学アカデミー、アメリカ芸術科学アカデミー会員。『臨床人類学―文化のなかの病者と治療者』で王立人類学協会ウェルカム賞受賞

大橋英寿 : 1939年生れ。東北大学大学院修士課程修了。東北大学・放送大学名誉教授。専門=社会心理学

遠山宜哉 : 1955年生れ。東北大学大学院修士課程修了。元岩手県立大学教授、現同大学非常勤講師。専門=臨床心理学

作道信介 : 1958年生れ。東北大学大学院博士課程修了。元弘前大学人文学部教授。専門=医療人類学・社会心理学

川村邦光 : 1950年生れ。東北大学大学院修士課程修了。元大阪大学大学院文学研究科教授。文筆業。専門=文化史研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ponyolon さん

    これはむちゃおもろい。家庭医必読

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

社会・政治 に関連する商品情報

おすすめの商品