異端の民俗学 差別と境界をめぐって

礫川全次

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309224510
ISBN 10 : 4309224512
フォーマット
出版社
発行年月
2006年04月
日本
追加情報
:
20cm,210p

内容詳細

柳田国男が放棄した、稲作以外の境界で暮らす差別された人々を研究してきた、喜田貞吉、中山太郎、菊池山哉、瀧川政次郎らの先駆的民俗学者の業績に今日的な光を当て、柳田民俗学の盲点を補強する画期的な試み。

【著者紹介】
礫川全次 : 1949年生まれ。ノンフィクション・ライター。フィールドは、近現代史・犯罪民俗学・特殊民俗学。歴史民俗学研究会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ma_2 さん

    何に対しての「異端」なのか?民俗学の正統とは、柳田國男なのだろう。「民族の伝統的な文化、信仰、風俗、慣習、思考の様式を解明することにある」民俗学に於いて、そもそも異端も正統もないだろう。人が暮らせば、性の営みは必然。陽と陰は対。陽の当たらない俗習こそ人間の生の根源なのだ。禁忌を廃し、学問として認められたとしても、それは上澄みでしかない。在野にあってこその民俗学と思う。異端など無い。

  • てつこ さん

    柳田國男の民俗学から見れば異端と位置付けられる民俗学、民俗学者について論じた一冊。柳田ブームの中に埋没していった様々な民俗学者の業績を見ると、日本の民俗学が胚胎していた多様性、その可能性に気づく。尾佐竹猛が気になる。

  • Takashi Edamoto さん

    全般、さらっとした紹介になっているので、興味がある民俗学者を追う為の入門書には良いと思う。 とっかかりとしては面白いが、手に入りにくい資料ばかり増えて困る(笑

  • ぺろり さん

    尾佐竹猛−犯罪民俗学 中山太郎−人柱・オナリ・皇居二重櫓 中山太郎おもしろいな。

  • カネコ さん

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礫川全次

1949年、東京都生まれ。ノンフィクションライター、在野史家。主なフィールドは、近現代史、犯罪・特殊民俗学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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