闇からの谺(こだま)北朝鮮の内幕 上 文春文庫

崔銀姫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167162023
ISBN 10 : 4167162024
フォーマット
出版社
発行年月
1989年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
申相玉 ,  
追加情報
:
16cm,327p

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読書メーターレビュー

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  • Arte さん

    前にドキュメンタリーで見たことのある、香港から朝鮮に誘拐された韓国の有名女優とその元夫の映画監督の体験記。浮気して若い女優と2人子供を作り、離婚となった夫の方は、いかにも自己顕示欲が強そうで、どうも好感を抱けないが、それはともかく韓国の強権的な政権からも睨まれていて、元々亡命しようかと考えていたところを北朝鮮に誘拐され、脱走を何度も図って強制収容所に何年も入れられる(金日成の経歴を詐称するために、邪魔になって収容所に入れられた歴史学者もいたらしい)。

  • あや さん

    脱北に成功した北朝鮮人の方の手記。映画のようにドラマティックだがこれが現実なのだ。

  • ナナミ さん

    厚い本。内容も濃い。はじめに崔氏、その後申氏が拉致される。それぞれの状況を時期を擦り合わせて記載してある。かなりの記憶力だ。崔氏は多分かなり高待遇であったと思う。周りの人達の境遇を思う記載が多い。申氏は抜け出したい思いで、注意深く人も周りも観察している。招待所のような場所があちこちにあり、蓮池さんたちもあちこちに行ったことからして、拉致のシステムがかなり前からあり、きっとたくさんの人が拉致されて、諦めて北で生きて行ったのだとおもう。香港、ヨルダンから、韓国人も多く拉致されてるようだ。

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崔銀姫

現職、佛教大学社会学部教授。最終学歴、東京大学大学院社会文化研究科博士課程中途退学(専門:メディア研究)韓国ソウル大学言論情報研究所客員教授(2010年)

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