政官攻防史

金子仁洋

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166600274
ISBN 10 : 4166600273
フォーマット
出版社
発行年月
1999年02月
日本
追加情報
:
238p;18

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • ころこ さん

    現在の政治化した与野党の攻防からは想像できないが、官僚一流、経済二流、政治は三流といわれていて、昔は政治対官僚という見方がされていた。官僚の跋扈による政治の機能不全から、政治を取り戻すのが民主党政権の意義だったはずだ。本書はそういった前のフェーズが前提になっている。明治の国会開設の前史から、戦後の55年体制までが詳細に描かれていて、根気が無いと読み通せない骨のある新書だ。選挙に勝っても政権を投げ出す西園寺公望をはじめ、ドイツ流の超然内閣をたまに政に移った主導権を官がどうやって取り戻すか、終始、山縣、桂など

  • Saiid al-Halawi さん

    天皇という後ろ盾の下で超然主義を是とする「官」と、そのカウンターパートたる政党政治の「政」とのパワーポリティクス概観。第8章以降、「政」が完全に落伍した後の、消化試合的に扱われる「官」サイドの内輪揉めも含めて面白いかったです。

  • amane さん

    公正中立のスローガンのもとに実質的な権力を手放さない「官」とそれを改革しようとした政治家たち。攻防は今もまだ続いているようです。

  • aizer5031 さん

    本書は日本の近現代史を政官の攻防を軸に綴った、他にはなかなかない良書である。 日本における「官」に対する「お上」意識、当初へ「官」に敵対姿勢を示していた「政」がやがて自滅により「官」に屈服していく過程など、我が国の政治を考える上で知るべき事柄が書かれており、日本の政治を良くしたいと考えるなら是非本書を手にとっていただきたい。

  • Hiro さん

    タイトルのごとく政と官の壮烈な権力争いの様子を戦前から2年前までの55年体制打破までの歴史を要点を突いての解説書と自分では位置付ける。政治とは国民あってのものだということを改めて思い知らされた。

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