危険なビーナス 講談社文庫

東野圭吾

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065165836
ISBN 10 : 4065165830
フォーマット
出版社
発行年月
2019年08月
日本
追加情報
:
496p;15

内容詳細

惚れっぽい独身獣医・伯朗が、新たに好きになった相手は、失踪した弟の妻だった

恋も謎もスリリングな絶品ミステリー!

「最初にいったはずです。
彼女には気をつけたほうがいいですよ、と」

独身獣医の伯朗のもとに、かかってきた一本の電話−−「初めまして、お義兄様っ」。弟の明人と、最近結婚したというその女性・楓は、明人が失踪したといい、伯朗に手助けを頼む。原因は明人が相続するはずの莫大な遺産なのか。調査を手伝う伯朗は、次第に楓に惹かれていくが。

【著者紹介】
東野圭吾 : 1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川文庫)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP文芸文庫)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』(講談社文庫)で第48回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

総合評価

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恋愛もののストーリーで、なかなか読みごた...

投稿日:2021/07/04 (日)

恋愛もののストーリーで、なかなか読みごたえがありました。結論もなかなか推理できずドキドキしたまま一気に読めてしまいました!

AYA さん | 愛知県 | 不明

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東野圭吾さんの作品は結末が読めず大体1日...

投稿日:2021/06/26 (土)

東野圭吾さんの作品は結末が読めず大体1日で読んでしまいます。そして出てくる女性が魅力的! 内容は控えますが、この作品もとても楽しかったです!

ちよ さん | 福岡県 | 不明

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安定した東野圭吾作品。 疑ってしまうと全...

投稿日:2021/06/18 (金)

安定した東野圭吾作品。 疑ってしまうと全てが怪しく感じられて、自分の推理を展開するよりさらさらっと読むのに適してました。 展開も早くてあっという間に読めます。

りななな さん | 京都府 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Tetchy さん

    弟の妻と名乗る女性が突然現れる。このウールリッチの諸作を思わせる展開は実情を知らなくてもその対象となる人物のことをネットなどでリサーチすれば成りすませることが可能となる昨今だからこそ妙にリアルに感じる設定だ。特に殺人事件が起こるわけでもなく、失踪した異父弟の新妻のために行動し、そして少しばかり複雑な事情の自分の親族たちと向き合うという地味な話なのになんと読ませるのだろう。しかし開巻時からは思いもかけない着地点を見せつけてくれた。まだまだ当分彼の作品の水準は下がりそうにない。まさに品質保証の東野印だ。

  • hit4papa さん

    巻き込まれ型のサスペンスです。とは言えハラハラドキドキはあまり感じられず、著者ならではのユーモアミステリのゆるゆるとした味わいがあります。自分としてはハード系の東野圭吾が好みなので、本作品にはのめり込むことができませんでした。性に合わうか否かで言うと、著者の作品はアタリ、ハズレがハッキリしているようです。突然現れた弟の妻を名乗る女性。主人公は、彼女から懇願され行方不明の弟を探し出すことになります。彼女に翻弄される主人公ヘナチョココぶりには、読み進めながら辟易としてしまいました。意外な真相ではあるのですが。

  • ナルピーチ さん

    「初めまして、お義兄様」獣医師の“手島伯朗”の前に現れたのは、義弟の妻と名乗る“矢神楓”だった。彼女の話によると失踪した義弟の“矢神明人”の捜索のため、協力をお願いしてきたのだ。果して楓は伯朗にとっての悪魔かそれとも女神なのか?!名家の遺産相続問題、母親の死に隠された謎、そして義弟の明人の行方とスリリングな展開に終始楽しませてもらった。ドラマ版を先に視聴済みのため、話の要点は予め把握出来ていたが、やっぱり東野作品は面白い!ラストの楓とのくだりはドラマ版のほうが好みかな!

  • 五右衛門 さん

    読了。恋愛小説でもあり、推理小説でもありました。弟の妻と主人公で母の死に纏わる謎解き、そして作者の真骨頂?脳科学関係(後天性○○症からの○○図形?)と新知識満載でした。(数学界では有名なのかな?)いつもよりずーっと軽めの仕上がりでしたね。いやしかし楓さん「惚れてまうやろ!」byチャンカワイ風にですね。事件解決でこの関係が終わっていればまだしも受診に来るなんて!ドラマも楽しみにしてます。

  • ニカ さん

    来月からドラマがやるので、気になって読んでみました。話しがややこしくて、中盤まで中々理解し辛かったですが、終盤の怒涛の伏線回収は驚きもあり、満足でした。事件以外にも気になる事だらけで読んでいて飽きませんでした。 ドラマがどう原作を再現するのか楽しみです。

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人物・団体紹介

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東野圭吾

1958年大阪府生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒業。85年『放課後』で第三十一回江戸川乱歩賞を受賞。専業作家に。99年『秘密』で第五十二回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者Xの献身』で第百三十四回直木賞、第六回本格ミステリ大賞、12年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で第七回中央公論文芸賞、13年『夢

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