SHM-CD

フォーレ:レクィエム、デュリュフレ:レクィエム チョン・ミョンフン&聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団、チェチーリア・バルトリ、ブリン・ターフェル

フォーレ (1845-1924)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCS50349
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
SHM-CD

商品説明

クラシック百貨店〜フレンチ・クロニクル
チョン・ミョンフン/フォーレ&デュリュフレ:レクィエム


【SHM-CD仕様】【グリーン・カラー・レーベルコート】
気品高い詩情に溢れたフォーレの『レクィエム』はフランス宗教音楽の傑作。デュリュフレはこの作品に影響を受けて、父親の死を偲んで『レクィエム』を作曲しました。この2つの『レクィエム』を、バルトリとターフェル、そしてチョン・ミョンフンが心を込めて、優しくかつ力強く歌いあげています。

※歌詞対訳は付いておりません。(メーカー資料より)

【収録情報】
1. フォーレ:レクィエム Op.48
2. デュリュフレ:レクィエム Op.9

 チェチーリア・バルトリ
(メゾ・ソプラノ)
 ブリン・ターフェル(バリトン)
 ローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団&合唱団
 チョン・ミョンフン
(指揮)

 録音:1998年6月 ローマ

収録曲   

  • 01. レクイエム 作品48 ソプラノ、バリトン、合唱、管弦楽とオルガンのための 第1曲:イントロイトゥス[入祭誦]とキリエ 「主よ、永遠の休息を彼らに与え」 「主よ、憐れみ給え」
  • 02. レクイエム 作品48 ソプラノ、バリトン、合唱、管弦楽とオルガンのための 第2曲:オフェルトリウム[奉献誦] 「栄光の王、イエズス・キリストよ」
  • 03. レクイエム 作品48 ソプラノ、バリトン、合唱、管弦楽とオルガンのための 第3曲:サンクトゥス 「聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな、万軍の神なる主」
  • 04. レクイエム 作品48 ソプラノ、バリトン、合唱、管弦楽とオルガンのための 第4曲:ピエ・イエズス 「いつくしみ深きイエズスよ」
  • 05. レクイエム 作品48 ソプラノ、バリトン、合唱、管弦楽とオルガンのための 第5曲:アニュス・デイ 「神の小羊、世の罪を除き給う主よ」
  • 06. レクイエム 作品48 ソプラノ、バリトン、合唱、管弦楽とオルガンのための 第6曲:リベラ・メ 「主よ、かの恐ろしい日に、私を永遠の死から解放し給え」
  • 07. レクイエム 作品48 ソプラノ、バリトン、合唱、管弦楽とオルガンのための 第7曲:楽園にて 「天使らが、あなたを天国に連れて行くように」
  • 08. レクイエム 作品9 メッゾ・ソプラノ、バリトン、合唱、管弦楽とオルガンのための 第1曲:イントロイトゥス[入祭誦] 「主よ、永遠の休息を彼らに与え」
  • 09. レクイエム 作品9 メッゾ・ソプラノ、バリトン、合唱、管弦楽とオルガンのための 第2曲:キリエ 「主よ、憐れみ給え」
  • 10. レクイエム 作品9 メッゾ・ソプラノ、バリトン、合唱、管弦楽とオルガンのための 第3曲:ドミネ・イエズス 「栄光の王、主イエズス・キリストよ」
  • 11. レクイエム 作品9 メッゾ・ソプラノ、バリトン、合唱、管弦楽とオルガンのための 第4曲:サンクトゥス 「聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな、万軍の神なる主」
  • 12. レクイエム 作品9 メッゾ・ソプラノ、バリトン、合唱、管弦楽とオルガンのための 第5曲:ピエ・イエズス 「いつくしみ深き主イエズスよ」
  • 13. レクイエム 作品9 メッゾ・ソプラノ、バリトン、合唱、管弦楽とオルガンのための 第6曲:アニュス・デイ 「神の小羊、世の罪を除き給う主よ」
  • 14. レクイエム 作品9 メッゾ・ソプラノ、バリトン、合唱、管弦楽とオルガンのための 第7曲:ルクス・エテルナ 「主よ、永遠の光を彼らの上に照らし給え」
  • 15. レクイエム 作品9 メッゾ・ソプラノ、バリトン、合唱、管弦楽とオルガンのための 第8曲:リベラ・メ 「主よ、かの恐ろしい日に、私を永遠の死から解放し給え」
  • 16. レクイエム 作品9 メッゾ・ソプラノ、バリトン、合唱、管弦楽とオルガンのための 第9曲:楽園にて 「天使らが、あなたを天国に連れて行くように」

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チョン・ミョンフンは欧米暮らしが長く彼の...

投稿日:2011/11/11 (金)

チョン・ミョンフンは欧米暮らしが長く彼の熱い音楽は南北の垣根を越え民族の魂をも揺さぶりそうした「凄み」が演奏にも表れている場合があります。彼のレパートリーはフランス物が多くこのレクイエム二曲もその範囲と申せましょう。1998年チョン45歳の時ローマ聖チェチーリアOとCOを振っての演奏で独唱はバルトリ(S,当時32歳)とターヘル(B,同33歳)であります。収録曲で馴染み深い方のフォーレの演奏タイムは7曲通して38’32とややゆったり目であります。冒頭[入祭誦]とキリエでは先の「凄み」を利かせたオーケストラ、合唱でただならぬ緊張感と言うのでしょう。強弱も露わに叫びに近い処もあります。第2曲[奉献誦]はやや粗めな感じでそれは通常私たちが聴いているこの曲とは印象が異なるのはティンパニーの扱いなのでしょう。つまりJ.M.ネクトゥーによって復元された本来教会で行われるようなこぢんまりとした演奏へのアプローチを試みた版を参考にしたらしくその特徴は第6曲 「主よ、かの恐ろしい日に、私を永遠の死から解放し給え」 でも聴かれます。やがてコーラスはソフトになって行きそれに伴いB独唱は優しいスタート。 4曲目「いつくしみ深き主イエズスよ」でのS独唱も然りで禁欲的すら感じさせます。こうして最後第7曲まで進んで行きますが全体見通してリアルなレクイエムと言う感じで好悪が分かれるでしょう。もう一曲の作曲者M.デュリュフレは今世紀の作曲家でそのレクイエムはフォーレのレクイエムと独唱陣の立て方や曲の構成の点で似通っているらしいです。グレゴリオ聖歌の旋律を用いた古代的な要素と、それを支える近代的和声のちょつと妙なマッチングがこのレクイエムの特徴なのですが親しむまでに少し時間が私には必要であります(演奏タイムは9曲通して38’02)。韓国出身の指揮者がフランス物をレパートリーをメインにしている事に違和感を持つ時もありましたが先日亡くなったアップル社のS.ジョブズが日本の「禅」(禅自体は印度、中国から渡来したもの・・・)を嗜みそのセンスを経営に活かしていた辺りを聞かされた事が思い浮かび直接には関係ないのですが今更の様に禅とか音楽の「力」「普遍性」を認識する次第であります。本盤はチョンの前向きな姿勢は評価するものの正直デュリュフレの方が私自身親しむのに取っ組み中でありますのでOKランク以上と当面させていただきます。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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