チャイコフスキー(1840-1893)

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CD

『四季』、ストラヴィンスキー:『ペトルーシュカ』からの3楽章 マツーエフ(p)

チャイコフスキー(1840-1893)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BVCC31092
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

マツーエフ/チャイコフスキー『四季』、他

マツーエフは1975年、ロシアのイルクーツクの生まれ。モスクワ音楽院で名教授として知られるドレンスキー氏に師事。1997年の浜松国際コンクールでセミ・ファイナリスト、翌年のパリ・ランコントレ・コンクールでは第2位。1998年の第11回チャイコフスキー・コンクールで優勝。子どもの頃からジャズに親しみ、オスカー・ピーターソンが大好きという意外な一面も持ち、その長身の体躯を生かした迫力あふれる演奏は、将来の大器を予感させるに十分。
 まず『ペトルーシュカ』の演奏は、次から次へと現れる特徴的なメロディーを途切れることなく繋ぎながら、ロシアの土臭さと都会的なスマートさ、優美さも併せ持つ稀有の名演。笛の音で命を与えられた人形ペトルーシュカは、マツーエフのピアノでまた新たな命を与えられた、と言いたくなるほどです。
 そして、更に素晴らしいのがチャイコフスキーの『四季』。どの曲もすみずみまで慈しむかのように演奏されていますが、特に聴きものなのが有名な11月「トロイカ」。今までに聴いたことのないような始まり方が印象的です。

・ストラヴィンスキー:『ペトルーシュカ』からの3楽章
・チャイコフスキー:『四季』(12の性格的描写) op.37bis

 デニス・マツーエフ(p)

内容詳細

今、ロシアン・ピアニズムの醍醐味を最もストレートに味わえるのがマツーエフだろう。チャイコフスキー・コンクール制覇から8年、さらにスケールの大きくなった彼が聴ける。キレと勢いで聴かせる「ペトルーシュカ」、一転して正統的な「四季」。ともに確かな聴き応え。(堀)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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チャイコフスキーと言えばバレエ音楽とか交...

投稿日:2013/03/05 (火)

チャイコフスキーと言えばバレエ音楽とか交響曲なら「悲愴」を含む後期三交響曲そしてピアノ協奏曲・ヴァイオリン協奏曲等が作品として挙げられ聴かれる機会が多いのですがチャイコフスキーには珍しい本盤ピアノ独奏曲「四季」は比較的私達の生活感覚に近い曲として私は全曲(1月「炉辺」、2月「謝肉祭」、3月「雲雀」、4月「雪割り草」、5月「五月の夜」、6月「舟歌」、7月「刈入れ」、8月「収穫」、9月「狩猟」、10月「秋の歌」、11月「トロイカ」、12月「クリスマス」)を本盤マツーエフ演奏で初めて聴きました。雑誌の企画依頼により毎月の季節風物感へのロシア詩人による題材作品をヒントに作曲されたもので私などは6月「舟歌」や11月「トロイカ」位しか今まで聴きかじってはおりませんでしたが今回本盤演奏に接して中々地に着いた作品だという事が先ず正直な感想であり勿論他の演奏との聴き比べなどは出来ておりません。本盤演奏は2005年マツーエフ30歳の時の録音(トータルタイム41’45)で若いのにも拘わらずロシア音楽のルーツを思わせる深く内省的な表現が各月に夫々展開され、マツーエフが単なる技巧派のピアニストではなく真のヴィルトゥオーゾであることを示した演奏となっているのではないでしょうか。マァ、何れの月もその風物感をロシアン・ピアニズムにより慈しむ如く表現されておりこの作品の「普遍性」を高めております。このチャイコフスキー「四季」とある意味対照的な併録されたストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」からの三曲「ロシアの踊り」(2’26)、「ペトルーシュカの部屋」(4’28)、「謝肉祭の日」(8’16)は迫力あるタッチとそのアクロバット的テクニックが前面に打ち出された演奏でこれはこれで本来的なロシアのエネルギーが味わえる物と思いました。ただ私にとってはマツーエフという若者が私達に身近な季節を正統的に運び扱った「四季」が最高ランクになった次第です。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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チャイコフスキー(1840-1893)

1840年:ロシアのウラル地方ヴォトキンスクで鉱山技師の次男として誕生。 1859年:法務省に勤務。 1861年:アントン・ルービンシュタインが設立した音楽教室(1962年にペテルブルク音楽院となる)に入学。 1863年:法務省を退職。 1866年:交響曲第1番『冬の日の幻想』初演。初のオペラ「地方長官」を完成。 1875年:ピア

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