CD

バルトーク:ピアノ協奏曲第1番、第3番、シェーンベルク:ピアノ協奏曲 ピーター・ゼルキン、小澤征爾&シカゴ交響楽団

バルトーク (1881-1945)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BVCC35126
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ピーター・ゼルキンの芸術[4]
バルトーク&シェーンベルク:ピアノ協奏曲/ピーター・ゼルキン&小澤征爾


ピーター・ゼルキンと小澤征爾という若き偉才がぶつかり合って生まれた名演盤。
 ピーター・ゼルキンがシェーンベルク以降の20世紀〜同時代の音楽に深い関心と共感を寄せ、積極的に演奏していることはよく知られています。シェーンベルク、ヴェーベルン、メシアン、武満徹、リーバーソンらの作品における卓越した解釈は高い評価を得ています。
 当アルバムのバルトークの協奏曲2曲は、「ゴルトベルク変奏曲」に続くピーター・ゼルキン2枚目のRCA録音となったもので、ピーターにとって初のソロ協奏曲録音、しかも当時世界の注目を集めていた小澤征爾との共演という話題盤。バルトークのピアノ書法のパーカッシヴな効果よりも、作品に込められたナイーヴなメッセージを描き出した異色の演奏です。小澤も高い演奏能力を備えたシカゴ響を完璧に統御した緻密な伴奏で、ピーターのソロを盛り立てています。
 アルノルト・シェーンベルク[1874-1951]の協奏曲は、ピーターと小澤との2度目の共演となったもので、無調で書かれた複雑なシェーンベルクの音楽を明快に解きほぐしていくさまは、心地よささえ感じさせます。ピーターはその後ブーレーズ指揮フランス国立管弦楽団とERATOに再録音しています。(メーカー資料より)

【収録情報】
1. バルトーク:ピアノ協奏曲第1番
2. バルトーク:ピアノ協奏曲第3番
3. シェーンベルク:ピアノ協奏曲

 ピーター・ゼルキン
(ピアノ)
 シカゴ交響楽団
 小澤征爾
(指揮)

 録音時期:1965年6月23日(1)、1966年7月11日(2)、1967年10月30日&11月1-3日(3)
 録音場所:シカゴ、オーケストラ・ホール(1,2) メダイナ・テンプル(3)
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 24bit/96Khz REMASTERING

内容詳細

ゼルキンの作る音の姿は虚心に接するほど惻とよく腑に落ちる。リリシズムにはひたすら沁みて聴き入り、走りや動きはあくまでカラダでキメる。伝統の血筋にありながら、旧習を斥けて自分の感性にストレートに向き合うカッコよさがさりげない若き日の快演。(中)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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45年ほど前、中学生時代にシェーンベルクp...

投稿日:2016/05/23 (月)

45年ほど前、中学生時代にシェーンベルクp協を初めて聴いたときは、ピーターゼルキン氏の演奏(このCDよりも古い録音)でした。難解な意味で衝撃的でしたが、今あらためて聴くと古典的な感覚です。抒情的な美しさも漂い、優れた曲だと思っています。

テリーヌ さん | 兵庫県 | 不明

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小澤さんは30歳、ピーターさんは18歳(...

投稿日:2016/01/06 (水)

小澤さんは30歳、ピーターさんは18歳(!)の1966年の夏、シカゴでこのバルトークの3番を、演奏、録音していた。素っ気ない様だけれど鋭く、瑞々しく、ピュアだ。すげえ難しそうだけれど、よく聴いて欲しい、深く、茶目っ気があって、しかも、歌心に溢れている。15年後の’81年、小澤さんは、ピーターさんのお父さん、ルドルフ・ゼルキンさん、78歳の大家と共演し、ベートーヴェンの「皇帝」を、ボストンで録音していた。やはり、瑞々しい。当時は、やんちゃくれだったらしいピーターさんの面倒を、小澤さんに見てくれとまで、アドルフお父さんは、言っていた。やがて、バルトークから50年の時が経て、2016年の春、ベルリンで、小澤さんとピーターさんは、ベートーヴェンの「合唱幻想曲」で共演する。実現して欲しい夢だ。その録音や映像が、聴ける、見られるならば、クラシック音楽と共に過ごしてきた者としては、望外の幸せだ。お二人の人生と、音楽、音楽を生み出す人、携わる人、聴く人に更なる幸あれ!

sunny さん | 兵庫県 | 不明

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ピアニスト、指揮者、いずれにとっても若き...

投稿日:2008/04/03 (木)

ピアニスト、指揮者、いずれにとっても若き日の最も古い録音の一つだが、現在の彼らでも、これだけ素晴らしくみずみずしい演奏ができるだろうか。シカゴ響も鋭角的になるだけではない潤いをもって実に柔軟な演奏をしている。シェーンベルクなど、今でも、これに並ぶ演奏はそうはないのではないだろうか。

Bela さん | nagoya | 不明

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