リゲティ、ジェルジ(1923-2006)

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CD

Le Grand Macabre: Salonen / Po Ehlert Claycomb Hellekant Van Nes

リゲティ、ジェルジ(1923-2006)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SRCR2403
組み枚数
:
2
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

サロネン/リゲティ:大いなる死

 終末思想やナチスへの風刺がこめられた、リゲティによる1978年の傑作。当時流行していた(?)“アンチ・オペラ”へのアンチ的作品として書かれたもので、標題のものものしさとは裏腹に内容はコミカルでさえあり、作曲者自身、この作品を『愉快なレクイエム』と呼んでいるほどです。
 実際、12本の車のクラクションが音程を変えてトッカータを演奏し開始される音楽は、面白いアイデアの連続で、死神、SM、サイボーグ(?)に全裸のヴィーナスなど豊富な仕掛けを再現するために、アフリカの打楽器、チェンバロ、客席に配された金管部隊、サイレン、カウンターテナーのほか、紙を叩いて音を出すなど、実に多彩なサウンドが用いられています。
 今回のサロネン盤は1997年に改訂された“ザルツブルク音楽祭版”での上演を収録したもので、テキストがドイツ語から英語に変えられたほか、第3場の全面改作、第4場の大幅な補強をはじめとする管弦楽法の改善などの変更が加えられているのが特徴。大絶賛で迎えられた上演を彷彿とさせる優れたアルバムの登場です。

内容詳細

「グラン・マカーブル」は、78年に初演されたリゲティ唯一のオペラ。ここではザルツブルク音楽祭やパリ・シャトレ座で上演された97年改訂版が録音されている。寓意に満ちた架空の時代の架空の国での物語。音楽もストーリーも難解だ。英語での上演。(治)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. グラン・マカブル*歌劇

ディスク   2

  • 01. グラン・マカブル*歌劇

ユーザーレビュー

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観客の笑い声が入ってます。ちょい18禁ぽい...

投稿日:2002/05/19 (日)

観客の笑い声が入ってます。ちょい18禁ぽいですが根底は正気で前向きなのです。変態リゲティ節満載。フィルハーモニアの演奏は上手いです。面白いですよ。

fws さん | 東京都 | 不明

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リゲティ、ジェルジ(1923-2006)

ジェルジ・リゲティは、1923年5月28日、旧ルーマニア領のトランシルバニア地方に銀行員の父と眼科医の母のもとに生まれたユダヤ系ハンガリー人で、のちにウィーンの市民権を得ています。  リゲティは14歳のときにピアノを学び始め、その後すぐに作曲も開始しますが、15歳から18歳までは数学に熱中して科学者の道を志し、クルージュ大学の数学と物理の入学試験にも見事に合格。が、1941年当時のハンガリーには

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