CD

Comp.piano Works: Gieseking

ラヴェル(1875-1937)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TOCE59134
組み枚数
:
2
:
日本
フォーマット
:
CD

内容詳細

EMIの最新リマスタリング技術で歴史的な名演が蘇る《ARTシリーズ》。ラヴェルは、モーツァルト、ドビュッシーと並ぶ巨匠ギーゼキングの十八番。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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知性と感性と技術のバランスが取れた、素晴...

投稿日:2019/03/16 (土)

知性と感性と技術のバランスが取れた、素晴らしい演奏です。古い録音ですが、鑑賞には耐えるレベル。私のファーストチョイスはモニク・アースですが、持つ価値は十分あると思いました

座頭 さん | 兵庫県 | 不明

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ギーゼキングのピアニズムの卓越性が最もわ...

投稿日:2013/01/08 (火)

ギーゼキングのピアニズムの卓越性が最もわかりやすい形で表れているのがラヴェルの全集ではないのか。というのもドビュッシーという作曲家はピアノの技巧が変則的、非類型的であり、単に技巧という面だけとっても個々の曲と個々のピアニストとの相性のようなものがあるような気がする。その点ラヴェルはリストの延長線上にあるようでわかりやすい。ここでのギーゼキングの特長は、透徹したタッチの美しさと絶妙のペダリング技術による音響支配で以後に出現したいかなるピアニストにも卓越している。水の精の水しぶきが上がるような、素早く粒の揃ったタッチ、スカルボの難渋な技巧の中での見事な音響支配、水の戯れの絶妙なペダリングによって楽々と作り出される響き、クープランの墓の前奏曲での真珠のようなタッチ、蛾のコーダでの背筋が凍りつくようなピアニシモ等々、記憶に残るような場面に随所で遭遇する。

M さん | 愛知県 | 不明

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端正でクールな表現、冷涼さの中に妖しさが...

投稿日:2012/04/30 (月)

端正でクールな表現、冷涼さの中に妖しさが漂う音…晩年のギーゼキングの一連の録音には共通するものだが、個人的には高名なドビュッシ−やモーツアルトの全集より、このラヴェルが一番しっくり来る。EMIのぼやけた録音が魅力を損なう原因(特にモーツアルト)になっているのだが、ラヴェルの全集やドビュッシ−の一部の作品では、それがかえって幻想的な雰囲気を高めている。彼のEMIでの協奏曲録音では輪郭のくっきりした明晰な響きだったことを考えれば、制作側の意向だけでなく本人の好みも反映したのかも知れない。昔、廉価盤LPで一連のシリーズを聴いて、フランス音楽とはこうした知と美の均衡というものだと思っていたが、最近は感覚美のみ追求される傾向がある。そうした演奏史の変遷の中で、半世紀以上経っても輝く金字塔として存在しているのは、この演奏の独自性の高さ故だろう。ギーゼキングの一連の録音では、目下、ベートーヴェンのソナタ集やステレオ録音の「皇帝」(56年、ガリエラ指揮フィルハーモニア管弦楽団)などが本家EMI(前者のみイタリアのレーベルから出ている)から出ておらず、今後、例えば「ギーゼキング・コンプリート・EMIレコーディングス」といったセットでぜひとも売りだしてほしい。

eroicka さん | 不明 | 不明

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