CD

歌劇『さまよえるオランダ人』全曲 カラヤン&BPO(2CD)

ワーグナー(1813-1883)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TOCE9345
組み枚数
:
2
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

カラヤン/ワーグナー『さまよえるオランダ人』全曲

1981〜83年デジタル録音。『パルジファル』『ニーベルングの指環』『ニュルンベルクのマイスタージンガー』『ローエングリン』『トリスタンとイゾルデ』『タンホイザー』管弦楽曲集など、ワーグナー録音&演奏史に大きな足跡を残したカラヤンが最後に手掛けたワーグナーのオペラ録音。
 『さまよえるオランダ人』は、まだ30歳そこそこだったワーグナーが書いた血気盛んなオペラということもあり、ワーグナーの全作品中でもとびきりオーケストラの迫力が凄いことで知られています。まさにカラヤン向けな作品といえそうですが、ここで聴けるベルリン・フィルの強大なパワーにモノをいわせた豪快サウンドは実にみごとなもので、オケ・サウンドだけでもこの一組には価値があるとさえ言いたくなります。
 ウィーン国立歌劇場のコーラスを起用していることも、ワーグナー作品の中で『タンホイザー』と並んで合唱の活躍が目立つ当オペラでは実に効果的で、第三幕の「水夫の合唱」など全曲中の大きな山場としての存在感を示す素晴らしい聴きものとなっています。
 キャストもカラヤン人選ならではの豪華なもので、端正な歌唱で人間的な苦悩を歌いだしたダムのオランダ人、狂気スレスレのひたむきさを強靭な声で示すヴェイソヴィチのゼンタ、重厚な声で包容力あるキャラクターを伝えるモルのダーラント、当時“新世代のヘルデン・テノール”と呼ばれ一世を風靡したペーター・ホフマンのエリックなど、役柄を重視しながらもスマートでシャープな現代的感覚が重視されているのはカラヤンならでは。本編冒頭を印象的に彩る舵取り役に、トマス・モーザーを起用するあたりも慧眼というほかありません。
 なお、解説書には歌詞対訳は掲載されていません。

ワーグナー:歌劇『さまよえるオランダ人』全曲
 オランダ人:ジョゼ・ヴァン・ダム
 ゼンタ:ドゥニャ・ヴェイソヴィ
 ダーラント:クルト・モル
 エリック:ペーター・ホフマン
 舵取り:トマス・モーザー
 マリー:カヤ・ボリス
 ウィーン国立歌劇場合唱団
 ヴァルター・ハーゲン=グロル(合唱指揮)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)

 収録:1981〜1983年デジタル録音、ベルリン、ザルツブルク
 プロデューサー:ミシェル・グロッツ
 エンジニア:ヴォルフガング・ギューリヒ

内容詳細

カラヤンの同曲初録音。「さまよえるオランダ人」こと幽霊船の船長が、ゼンタの犠牲的純愛によって魂を救われるという、いかにもワーグナー好みの題材。ワーグナーの全オペラ中一、二を争うドラマティックな音楽を、カラヤン渾身の力をこめての凄絶な名演。録音も凄い迫力。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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以前3枚組で出ていた国内盤は未聴だが恐ら...

投稿日:2006/03/05 (日)

以前3枚組で出ていた国内盤は未聴だが恐らく音の傾向は大分違うはず。この演奏をカラヤンのワーグナーの中ではいまいちと言う声もあるがそんなことはないと私は思う。ただゼンタのバラードはオリジナルの楽譜通りイ短調で歌うのが音楽的には正しいと思う。

たか さん | 東京 | 不明

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