DVD

『フェドーラ』全曲 プジェッリ演出、ガヴァッツェーニ&スカラ座、フレーニ、ドミンゴ、他(1993 ステレオ)(日本語字幕付)

ジョルダーノ (1867-1948)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
COBO4959
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
画面サイズ
:
通常
:
カラー
フォーマット
:
DVD
その他
:
スタンダード

商品説明

ミラノ・スカラ座 1993年
フレーニ&ドミンゴ、贅を尽くしたスカラ座の『フェドーラ』!


大ソプラノ、ミレッラ・フレーニがこよなく愛した役、悲劇のロシア皇女フェドーラ。ドミンゴを相手役に迎えた1993年スカラ座のこの映像は、名舞台として語り継がれるガヴァッツェーニ指揮&プッジェッリ演出のもの。ドミンゴ歌うテノールの名アリア「愛さずにはいられない」では拍手が鳴り止まず、カーテンコールは満場総立ち、まさにオペラの殿堂たるスカラ座の、熱気に満ちた贅沢な舞台です。
 1898年に初演され、またたく間に人気作となったジョルダーノの『フェドーラ』。その後、音楽の美しさにも関わらず全曲上演の機会に恵まれませんでしたが、演技派&大ソプラノのミレッラ・フレーニがキャリア終盤にレパートリーとして取り上げ成功。日本でも、1998年ボローニャ歌劇場来日公演『フェドーラ』でフレーニが主演、フェドーラ=フレーニと強く印象付けられています。
 フレーニのフェドーラ映像は数点存在しますが、その中でも一番若々しいフレーニの歌唱・演技を堪能できるのが、このスカラ座1993年の映像。また相手役ロリスには絶頂期のドミンゴ! 脇役もスカラベッリ、コルベッリら人気歌手が固め、ドラマを大きく盛り上げます。
 指揮はこの映像の影の主役でもある大御所ガヴァッツェーニ。逝去する3年前、八十代半ばでの指揮姿に、スカラ座の聴衆が惜しみない拍手で讃えるシーンは感動的。美を徹底追求した伝統的なプッジェッリ演出も魅力です。(コロムビアミュージックエンタテインメント)

【収録情報】
・ジョルダーノ:歌劇『フェドーラ』全曲
 皇女フェドーラ・ロマゾフ:ミレッラ・フレーニ
 伯爵ロリス・イパノフ:プラシド・ドミンゴ
 伯爵夫人オルガ・スカレフ:アデリーナ・スカラベッリ
  デ・シリエ:アレッサンドロ・コルベッリ
 ディミートリ:シルヴィア・マッツォーニ
 デジレ:エルネスト・カヴァッツィ
 チリッロ:ルイージ・ローニ
 グレック:アルフレード・ジャコモッティ
 ボレスラオ・ラジンスキー:アーノルド・ボスマン、他
 ミラノ・スカラ座合唱団(合唱指揮:ロベルト・ガッビアーニ)
 ミラノ・スカラ座管弦楽団
 ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ(指揮)

 演出:ランベルト・プッジェッリ
 装置、衣裳:ルイーザ・スピナテッリ
 映像監督:ランベルト・プッジェッリ
 収録時期:1993年5月
 収録場所:ミラノ、スカラ座(ライヴ)

 収録時間:全プログラム113分
 画面:カラー、4:3
 音声:リニアPCM 48kHz/16bitステレオ、Dolby Digital 5.1chサラウンド、DTS 5.1chサラウンド
 字幕:日本語・イタリア語
 NTSC
 Region 2

ミレッラ・フレーニ(フェドーラ)
1935年イタリア、モデナ生まれのソプラノ。大テノールのジーリに認められて声楽の道に進む。55年2月に『カルメン』のミカエラでデビューし、世界中で活躍。カラヤン、アッバード、ムーティ、クライバーに重用され続けた。初期にはモーツァルトやドニゼッティを得意としたが徐々に声の厚みを増し、『ラ・ボエーム』『シモン・ボッカネグラ』『ドン・カルロ』『マノン・レスコー』といった作品で成功を収めている。

プラシド・ドミンゴ(ロリス)
1941年スペイン、マドリッド生まれのテノール。メキシコで育ち57年にバリトンとしてデビューした後、59年からテノールに転向。スカラ座やメトロポリタン歌劇場、ウィーン国立歌劇場など大劇場を次々と制覇、広汎なレパートリーで活躍。近年は指揮台にも立つ傍ら、ヘンデルのオペラなどさらに新しいジャンルにも歩を進めている。

アデリーナ・スカラベッリ(伯爵夫人オルガ)
イタリア、ミラノ生まれのソプラノ。1977年に国内の声楽コンクールで優勝して注目される。軽やかな声質でモーツァルトやドニゼッティの喜劇的な役柄を得意としており、ショルティ、ムーティ、メータなど大指揮者たちからたびたび起用されている。

アレッサンドロ・コルベッリ(デ・シリエ)
1952年、イタリア、トリノ生まれのバリトン。74年に『ラ・ボエーム』のマルチェッロで舞台デビュー。爾来、ロッシーニやドニゼッティなど19世紀イタリアのオペラ・ブッファで好評を得ており、録音や映像も数多い。このデ・シリエ役は、喜劇性とシリアスさを併せ持つ人物像として、彼自身にとっても新境地を拓く役柄となった。

ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ(指揮)
1909年、イタリアのベルガモ生まれの指揮者。ローマのアッカデミア・ディ・サンタ・チェチーリアとミラノ音楽院で学び、ドニゼッティの研究家として『アンナ・ボレーナ』を蘇演させたほか、現代作品にも進んで取り組む。スカラ座では1965年から68年まで芸術監督を務めており、オペラ全曲盤の録音も多い。1996年2月に逝去。

ランベルト・プッジェッリ(演出)
1937 年、イタリア、ミラノ生まれの演出家。メノッティやストレーレルの助手として研鑽を積み、ピッコラ・スカラで『秘密の結婚』を演出(1972)。スカラ座では『運命の力』(1976)や『アドリアーナ・ルクヴルール』(1989)、『アンドレア・シェニエ』(1993)で成功を収めている。(コロムビアミュージックエンタテインメント)

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こだわりクラシックにも書いたが、DG盤とは...

投稿日:2010/02/24 (水)

こだわりクラシックにも書いたが、DG盤とは違った意味で良い演奏だと思う。主役は一緒でもオケの傾向はかなり違うのでDG盤を持っている人も聞く価値がある。国内盤も出して欲しいものだ。

たか さん | 東京都 | 不明

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