ベートーヴェン(1770-1827)

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CD

ピアノ・ソナタ第7、15、17、29、32番 メジューエワ(2CD)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WAKA4137
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

メジューエワ/ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集4(2CD)
若林工房創立5周年記念企画
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲録音、若き俊英の挑戦第4弾


若林工房創立5周年を記念して2008年にスタートしたイリーナ・メジューエワによるベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲録音、待望の第4集の登場です。第1集から第3集までいずれも「レコード芸術特選盤」に輝くなど、各方面で高い評価を獲得している好評のシリーズ最新作は、5曲のソナタを収録。(うち『テンペスト』は再録音)。
 今回の聴きどころは何といっても第29番『ハンマークラヴィーア』と第32番という後期作品ですが、その演奏内容は期待を上回るほどの素晴らしい出来栄えとなりました。特に『ハンマークラヴィーア』における巨大なスケール感、第3楽章の深い精神性、フィナーレのフーガの圧倒的な表現力など、これぞベートーヴェンという核心を伝えてくれます。瑞々しい感性に貫かれた、衒いのない正攻法の解釈。鮮やかなテクニック、力強さと繊細さを兼ね備えたタッチ、多彩な音色と響きも素晴らしく、最近のメジューエワの充実ぶりを示す2枚組です。
「まず感じたのは、音楽の流れの自然さと、漆黒の光沢を放ちながら厚みを感じさせるタッチ。・・・作品の持つ息遣いと真に一体化しなければ実現不可能と思われる『ゆとりのある没入』が全体に溢れており、これらの作品群の素晴らしさを改めて思い知らされることとなりました。」田中利治/ライナーノートより(若林工房)

【収録情報】
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集4
CD1
・ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 作品10-3
・ピアノ・ソナタ第15番ニ長調 作品28
・ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 作品31-2『テンペスト』
CD2
・ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調 作品106『ハンマークラヴィーア』
・ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 作品101
 イリーナ・メジューエワ(ピアノ)

 録音時期:2008年12月、2009年1月、3月、4月、5月
 録音場所、富山県魚津市、新川文化ホール
 録音方式:24bit + 96kHz Digital録音(セッション)

ユーザーレビュー

総合評価

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自分は、ヘンデル、ハイドン以前や、いわゆ...

投稿日:2011/02/13 (日)

自分は、ヘンデル、ハイドン以前や、いわゆるロマン派以降には関心がないという、ある意味偏狭なクラシック音楽ファンなので、今回その理由を探ってみると、バッハ(1750没)、モーツァルト(1756-1792)、ベートーヴェン(1770-1827)というように、好きな3人は18世紀末とほぼ時代が重なっている。それは、王族貴族社会の衰退、しかしのちの(かったるい!)ヨーロッパブルジョワ社会はまだない、ある種の真空地帯である。その中でとくに晩年のベートーヴェンは、自分の孤独な「個」というものに沈潜していった。(途中省略)。最後のソナタ32番は、身の程知らずに自分も挑戦したことがあるが、この演奏の音、とくにフォルティッシモのコードを中心とするフレージングは、私が弾きたいと思った音そのものだ。それプラス、2楽章の最後の夢幻玄妙な音の織り方は、この曲について私が初めて教えられた部分だ。「熱情」のリビューにも書いたが、この人の左手の表現力は、他に類なくすばらしい。今後の健康と長寿を、ぜひお願いしたい。

sadRed さん | 千葉県 | 不明

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ただの美人ピアニストかと思ったら、うまか...

投稿日:2010/06/01 (火)

ただの美人ピアニストかと思ったら、うまかった。

KM さん | 福岡県 | 不明

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メジューエワはどちらかというとロマン派向...

投稿日:2010/02/28 (日)

メジューエワはどちらかというとロマン派向けのピアニストというイメージがあったが、このベートーヴェンのピアノ・ソナタ・チクルスには頭が下がった。時に男性的で、しかし女性らしさも忘れずに響いてくる様子は、他の演奏者には真似のできないものだ。数ある名演の中でも、32番は5本の指に入る演奏だと感じた。次回、いよいよ大詰めも多いに期待したい。

横濱の風 さん | 神奈川県 | 不明

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人物・団体紹介

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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