アルゲリッチ、マルタ(1941-)

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CD

ショパン:ピアノ協奏曲第1番(弦楽合奏伴奏版)、ピアソラ、ヒナステラ、シューマン、ほか アルゲリッチ、バシュメット、三浦一馬、ほか(2CD)

アルゲリッチ、マルタ(1941-)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
AMP1101
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

Musicians' Chain Hope
Argerich's Music Festival
Meeting Point Beppu 2011


ショパンのピアノ協奏曲第1番を弦楽合奏伴奏版で!
シューマン:ピアノ五重奏曲からタンゴまで
アルゲリッチからの熱いメッセージ!


「希望〜明日へ向かって」というタイトルが付されたこの2枚組アルバムは、別府アルゲリッチ音楽祭でおこなわれた演奏の録音をもとに制作されたもので、同音楽祭による初のCD制作となり、録音にあたってはSONOMAシステムが用いられるなど、力の入った企画となっています。

【弦楽合奏伴奏版ショパン】
アルゲリッチはショパンのピアノ協奏曲第1番を得意とし、すでに数多くの録音を発表していますが、今回はアルゲリッチ初となる弦楽合奏の伴奏によるヴァージョンというのが、大いに注目されるところです。

【アルゲリッチの愛する音楽が多数】
Disc2でショパンと組み合わされたシューマンのピアノ五重奏曲はアルゲリッチが好んでとりあげる作品ですし、Disc1では、タンゴなどアルゲリッチの母国であるアルゼンチンゆかりの作品を、アルゲリッチの参加した演奏により数多く収録。

【アルバム冒頭と最後】
この2枚組アルバムには、アルゲリッチが参加していない演奏が2曲収録されています。ひとつはアルバム冒頭に置かれた『荒城の月』で、これはエドゥアルド・フーベルトが犠牲者の追悼に向いていると考えてアルゲリッチにCD収録を提案し、賛同を得て組み込まれたというものです。もうひとつの曲は、アルバム最後に置かれたファンファーレ『ハッピー・バースデイ』で、これは翌月に古希を迎えるアルゲリッチへのお祝いとして演奏されたものでした。

【東北復興支援アルバム】
アルバム販売による収益については、参加した全アーティストの賛同により、東北復興支援のために寄付されます。(HMV)

【収録予定曲】
DISC1
・瀧廉太郎:荒城の月(追悼)
 津久見樫の実少年少女合唱団
 エドゥアルド・フーベルト(ピアノ)
 三浦一馬(バンドネオン)

・C.ロペス=ブチャルド:荷馬車引きの歌
 津久見樫の実少年少女合唱団
 マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)

・A.ラサラ:チャカレーラ
 津久見樫の実少年少女合唱団
 マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)

・J.L.パドゥラ:7月9日
 三浦一馬(バンドネオン)
 マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)

・A.ピアソラ:オブリビオン(忘却)  
 マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
 エドゥアルド・フーベルト(ピアノ)

・L.バカロフ:アストリアンド
 マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
 エドゥアルド・フーベルト(ピアノ)

・N.マルコーニ:モーダ・タンゴ
 マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
 清水師(ヴァイオリン)
 キム・スーヤン(ヴァイオリン)、
 ユーリー・バシュメット(ヴィオラ)
 ユンソン(チェロ)
 黒木岩寿(コントラバス)
 三浦一馬(バンドネオン)

・E.フーベルト:マルトゥランゴ
 マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
 清水師(ヴァイオリン)
 キム・スーヤン(ヴァイオリン)、
 ユーリー・バシュメット(ヴィオラ)
 ユンソン(チェロ)
 黒木岩寿(コントラバス)
 三浦一馬(バンドネオン)

・A.ピアソラ:現実との3分間
 マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
 エドゥアルド・フーベルト(ピアノ)
 清水師(ヴァイオリン)
 キム・スーヤン(ヴァイオリン)
 ユーリー・バシュメット(ヴィオラ)
 ユンソン(チェロ)
 黒木岩寿(コントラバス)
 三浦一馬(バンドネオン)

・A.ヒナステラ:3つのアルゼンチン舞曲集op.2
 マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)

DISC2
・シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調 op.44
 マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
 清水師(ヴァイオリン)
 キム・スーヤン(ヴァイオリン)
 ユーリー・バシュメット(ヴィオラ)
 ユンソン(チェロ)

・ショパン: ピアノ協奏曲第1番ホ短調作品11(弦楽合奏伴奏版)
 マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
 モスクワ・ソロイスツ選抜メンバー&桐朋学園オーケストラ
 ユーリー・バシュメット(指揮)

・ファンファーレ/ハッピーバースディ
 別府商業高等学校吹奏楽部
 〜アルゲリッチへ古希のお祝いとして演奏されました

 録音時期:2011年5月
 録音場所:iichiko総合文化センター(Disc1)、アルモニーサンク北九州ソレイユホール(Disc2シューマン)、ビーコンプラザ・フィルハーモニアホール(Disc2ショパン)
 録音方式:デジタル(ライヴ)

内容詳細

2011年に行なわれた第13回別府アルゲリッチ音楽祭からのライヴ録音。東日本大震災への思いが詰まったアルバムだ。CD1はアルゲリッチの故郷アルゼンチンの作曲家の作品集で、タンゴなどはノリノリで楽しそう。CD2も緊張感が張りつめて勢いが良い。いずれも快演。いやー、胸のすく2枚でした。(T)(CDジャーナル データベースより)

ユーザーレビュー

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C.ロペス=ブチャルドやA.E.ラサラなど非常...

投稿日:2012/10/22 (月)

C.ロペス=ブチャルドやA.E.ラサラなど非常に珍しいアルゼンチン作品をたくさん聴くことができます。ヒナステラのアルゼンチン舞曲集は、今でこそ世界的にプロ・アマ問わず多くのピアニストが取り上げるレパートリーになりましたが(2000年にEMIからリリースされたコンセルトヘボウ・ライヴ盤がきっかけで)、アルゲリッチの演奏は、上記ライヴ盤よりもさらに表現が進化したように感じます。なによりもリズムの刻みが素晴らしく、これぞ本場!!と思わせる躍動的な演奏です。しかし、完全燃焼の演奏ではないと私は思います。

Marthy さん | POLAND | 不明

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ただ,ひたすらマルタに「ありがとう」を言...

投稿日:2011/12/27 (火)

ただ,ひたすらマルタに「ありがとう」を言いたい。

珈琲好き さん | 鹿児島県 | 不明

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アルゲリッチ、マルタ(1941-)

1941年6月5日アルゼンチンのブエノスアイレス生まれ。幼い頃から生地でデ・クッスロフ、ヴィチェンテ・スカラムッツァに師事しています(ゲルバーの師でもある名教師スカラムッツァについては、アルゲリッチ本人も「メソード重視で退屈だったが、基礎形成には重要だった」述懐しています)。1949年、ブエノスアイレスの

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