CD

『いつか聞いたうた ヴィブラフォンで奏でる日本の叙情』 會田瑞樹(2CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
3SCD0058
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明


日本のメロディーを再構築! 予想を超えた編曲と魅惑のサウンド!
ヴィブラフォン奏者、會田瑞樹が贈る日本のメロディーの花束!


ヴィブラフォンの豊かな響きで、日本の旋律を奏でたい!
 国際的に活躍する音楽家・會田瑞樹(あいた みずき)。新CDを作るに至るきっかけは、日本を代表する作曲家・細川俊夫が會田のために編曲した『sakura』でした。様々なコンサートが中止になり、世界全体が落ち込んでいた4月、満開の桜も虚しく散りゆくなか、細川から會田へ1曲の楽譜が届いたことからです。ヴィブラフォンの豊かな倍音をまとった日本古謡「さくら」の夢幻的な美しさは、ディスク1の1曲目を飾っています。
 この曲をきっかけに、普段は前衛的なサウンドを推進する會田が、原点に立ち返り、日本のメロディーに挑戦しました。これまで會田とコラボレーションを行ってきた日本の作曲家たちに、日本のメロディーとヴィブラフォンの魅力を新たなアレンジによって引き出す作品をとお願いしました。
 會田瑞樹の提案に日本の作曲家とクリエイターが結集! 四季をテーマに日本のメロディーをアレンジ。日本のメロディーをヴィブラフォンで奏でる。作曲家たちのセレクションは、滝 廉太郎、山田耕筰、わらべうた、民謡、子守唄など、誰もが知る「日本のこころ」と形容できそうな名曲たちです。
 四季をテーマに春夏秋冬の4つのパートにわけて収録された2枚のCDには、原曲に忠実なものから、驚きの芸術的なアレンジまで、ヴィブラフォンのサウンドをたっぷり味わうことができます。アレンジャーは、水野修孝、森ミドリ、国枝春恵、山本純ノ介、木下正道、今堀拓也、佐原詩音、薮田翔一など幅広いメンバーを揃えています。特にディスク2のラスト、権代敦彦による「ふるさと」のアレンジは必聴です。原曲のエッセンスを濃厚に煮詰めた恐ろしいほどに深遠なサウンドが交響する10分を超える大作です。あまりの重厚さにスタッフ、関係者も度肝を抜かれたほどです。
 収録には入念な準備を経て「Acoustic Revive」のケーブルを使い、高音質の2枚組CDとして完成しました!

【16ページ全カラーの美しいブックレット。言葉と音楽と記憶が寄り添うCD】
CD序文は、文筆家で詩人の小沼純一による鮮やかな言葉が幻想的な幕開けを暗示する。曲解説は會田瑞樹によるもので、堅苦しいものではなく、楽曲や作曲家について、そして自信の経験・記憶も踏まえたエッセイ風の語り口となっています。各楽曲の歌詞も掲載され、CDを聴きながら思いを巡らし、口ずさむこともできます。(販売元情報)

【収録情報】
Disc1
「春」

1. Sakura/細川俊夫(日本古謡)
2. お菓子と娘/森ミドリ(西條八十 作詞・橋本国彦 作曲)
3. 花/水野修孝(武島羽衣 作詞・滝 廉太郎 作曲)
4. 荒城の月/山本菜摘(土井晩翠 作詞・滝 廉太郎 作曲)
5. この道/佐原詩音(北原白秋 作詞・山田耕筰 作曲)

「夏」
6. ほたるこい/今堀拓也(わらべ歌)
7. われは海の子/佐原詩音(文部省唱歌)
8. てぃんさぐぬ花/吉原一憲(沖縄県民謡)
9. どどさい節/白藤淳一(岩手県雫石町民謡)
10. はないちもんめ - ひらいたひらいた - あんたがたどこさ/国枝春恵(わらべ歌)
11. 長谷観世音火伏の虎舞/大畑 眞(宮城県登米市民俗芸能)
12. (ボーナス・トラック)浜辺の歌1943 /會田瑞樹(林古渓 作詞・成田為三 作曲)

Disc2
「秋」

1. 残芯の汽車ぽっぽ/山本純ノ介改編(本居長世 作詞作曲)
2. 無名の歌/木下正道(文部省唱歌)
3. 琵琶湖就航の歌/會田瑞樹(小口太郎 作詞・吉田千秋 作曲)
4. 赤とんぼ/薮田翔一(三木露風 作詞・山田耕筰 作曲)
5. 紅葉/會田瑞樹(高野辰之 作詞・岡野貞一 作曲)
6. 揺籠の歌〜夕焼け小焼け/福嶋頼秀(北原白秋 作詞・草川 信 作曲)

「冬」
7. 五木の子守唄/徳永洋明(熊本県球磨郡五木村民謡)
8. ペチカ/清道洋一(北原白秋 作詞・山田耕筰 作曲)
9. 星めぐりの記憶/羽根玲夢(宮沢賢治 作詞作曲)
10. ふるさと/権代敦彦(高野辰之 作詞・岡野貞一 作曲)

※曲名/編曲者(原作)を記しています。

 會田瑞樹(ヴィブラフォン)

 録音時期:2020年8月5-7日(ボーナス・トラック:2020年9月22日)
 録音場所:神奈川県横浜市、かなっくホール(ボーナス・トラック:Tokyo, Kameido)
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

 プロデュース:西 耕一
 録音・編集:磯部英彬
 ケーブル協力:Acoustic Revive
 巻頭文:小沼純一
 解説:會田瑞樹
 装丁画:きむらめぐみ
 アートワーク:竹田知弘
 写真:薮田翔一


【會田瑞樹(パーカッション) Mizuki Aita, percussion】
1988年宮城県仙台市出身。宮城県仙台第二高等学校を経て武蔵野音楽大学、および同大学院修士課程修了。佐々木祥、星律子、吉原すみれ、神谷百子、有賀誠門、藤本隆文の各氏に師事。日本現代音楽協会主催第9回現代音楽演奏コンクール「競楽IX」において第2位入賞。2016年NHK-BSプレミアム『クラシック倶楽部』出演。これまでに3枚のアルバム『with…』(朝日新聞推薦盤)『ヴィブラフォンのあるところ』(レコード芸術特選盤)『五線紙上の恋人』(レコード芸術準特選盤)を発表し、いずれも高い評価を得た。
 打楽器のための新しいレパートリーの発展を活動の中心に据え、これまでに200作品以上の新作を初演。東京交響楽団、中国国家交響楽団、リトアニア・聖クリストファー室内合奏団との新作協奏曲初演をはじめ、国際交流基金アジアセンター主催事業「Notes」では自作曲初演を含むインドネシア公演を開催するなど海外での活動も積極的に行っている。2019年は自らの声を使った表現にも積極的に取り組んだほか、第10回JFC作曲賞へのノミネートを果たすなど、作曲活動へも力を注ぎ、垣根を超えた活動を展開している。(販売元情報)

収録曲   

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