CD 輸入盤

ヴァイオリン協奏曲(手稿譜に基づく)、カノン集、ベネディクトゥス、他 レオ・マリリエ、ジャコブ・バス&A=ルテイア・アンサンブル、アントワーヌ・ド・グロレ

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
VEL1529
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


これが作曲者本来の意図した姿!?
ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲の手稿譜に基づいた演奏!


しばらく活動休止状態だった「CASCAVELLE」レーベルが、「GALLO」レーベルの「VDE-GALLO」によって復活。旧譜の復活も嬉しいところですが、新譜に素晴らしい録音を出してきました。
 よく知られているように、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲は完成が1806年12月23日の初演ギリギリになり、ヴァイオリン独奏者のフランツ・クレメントのために調整、つまり独奏パートの簡略化が必要でした。1809年の出版譜はベートーヴェンの当初の意図とはだいぶ離れていたのですが(そして聞けばそう思わざるを得ないのですが)、その形で1844年にヨーゼフ・ヨアヒムが復活に成功させて以降、そのまま定着してしまいました。
 フランスの若いヴァイオリニスト、レオ・マリリエは、ウィーン国立図書館所蔵のベートーヴェンの自筆譜を入念に調査、多数の書き直しの跡が残る楽譜からクレメントの変更や解釈を退け、ベートーヴェン本来の意図を復活させようと目論みました。それは単に音符が異なるという程度ではなく、作品の美学をもだいぶ変えるほどのものとなっています(たとえばマリリエはトゥッティでも演奏)。付属の解説冊子にはマリリエによる解説の日本語訳も付き、かつ豊富な自筆譜の写真もあり、解説を読むだけでもたいへん興味深いもの。なおカデンツァは、ピアノ協奏曲編曲版に基づいてマリリエ自身が作ったものを使用。
 さらにカノン4曲(ヴァイオリン独奏に編曲)、ミサ・ソレムニスの『ベネディクトゥス』と、『失われた小銭への怒り』(ヴァイオリンとピアノに編曲)を収録。
 レオ・マリリエは1995年生まれのフランスの若いヴァイオリニスト。パリ高等音楽院、ニューイングランド音楽院を修了。こうした企画に取り組む人だけに非常に意欲的な熱のある演奏を繰り広げています。ジャコブ・バスは米国の指揮者。A=ルテイア・アンサンブル(CDの日本語表記はこうなっていますが、名称はギリシャ神話の真実の女神アレテイアに由来)の団員ともども、全員非常に若い音楽家であることが写真から見て取れます。

*ヴァイオリン協奏曲はパリのサン・ドニ・デュ・サン・サクルマン教会でのライヴ録音で、聴衆の出す雑音だけでなく教会の外を走る車の音なども少しばかり聞こえます。ご容赦ください。(輸入元情報)

【収録情報】
ベートーヴェン:
1. ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61(ウィーン手稿譜に基づいた演奏)
2. カノン『君だけを熱愛する』 WoO.186
3. カノン『人生を楽しめ』 WoO.195
4. カノン『信じて、そして望め』 WoO.174
5. 名前のないカノン
6. ミサ・ソレムニス ニ長調 Op.123〜ベネディクトゥス
7. 失われた小銭への怒り Op.129


 レオ・マリリエ(ヴァイオリン)
 ジャコブ・バス指揮、A=ルテイア・アンサンブル(1)
 アントワーヌ・ド・グロレ(ピアノ:6,7)

 録音:
 2018年3月11日、パリ/ライヴ(1)
 2018年4月4日、プロヴァン(2-5)
 2018年6月3日、パリ(6,7)

内容詳細

聴き慣れた名曲、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲が、かつて知られていなかった姿で提示される。ウィーン手稿譜に基づいたソロパート、第1楽章の長大なカデンツァと、聴きどころ満載。録音場所の豊かな残響も面白いライヴ。カップリングの作品もベートーヴェン好きなら思わずニヤリ。(月)(CDジャーナル データベースより)

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誰にでも得手不得手はある ベートーヴェン...

投稿日:2019/01/08 (火)

誰にでも得手不得手はある ベートーヴェンも例外ではないと思っていた ピアノの名手ではあっても弦楽器ではトップに立てる器量はなかったと ベートーヴェンにシンパシー以上の崇敬を感じていても ヴァイオリン・コンチェルトには進んで耳を貸す気がしなかった 音楽に強引さを感じて 聴いて疲れを感じることしばしばだった ここにフランスの若いヴァイオリニストがウィーンの図書館に保管されているベートーヴェンの手稿譜から 作曲者が当初描いたスコアを掘り起こした 初演者の都合で簡略化したまま世に出てしまった弊を正そうというのだ 耳傾ければ ギャラントな音楽だった ソロVnは実に細かな装飾を纏ってアラベスクを織ってゆく 力で押さえつけるような音楽ではなかったのだ とは言っても これまで聴いてきた音楽と明確に違うと分かるのは 第一楽章の365小節から382小節までだ 既存のスコア(演奏)ではプリンシパルVnが第1Vnと同じ譜を弾くが 手稿譜では大変複雑な綾模様を織り出す 但し細部にわたるニュアンスの違いが全体の印象を大きく変えているからこそ 作品の様相にしなやかさを纏わせたと思う 演奏の良し悪しを越えて一聴に値する あなたも如何 

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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人物・団体紹介

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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