パトリック・デウィット

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みんなバーに帰る

パトリック・デウィット

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488010416
ISBN 10 : 4488010415
フォーマット
出版社
発行年月
2015年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
茂木健 ,  
追加情報
:
268p;20

内容詳細

きみはどこまで落ちていくのか?夜ごとハリウッドの場末のバーに集結する、ありとあらゆる種類のダメなひとびと。ウイスキー、テキーラ、ビールにコカインが乱舞する夜が明け、そしてまた夜が訪れる…。乾いた筆致で容赦なく活写する、酒に踊り、酒に溺れるひとびとの酔態、痴態、狂態。『シスターズ・ブラザーズ』が話題を呼んだ鬼才の驚嘆のデビュー作にして、泥酔文学の金字塔!

【著者紹介】
パトリック・デウィット : 1975年バンクーバー島生まれ。皿洗い、バーテンダーなどの職を経て、『みんなバーに帰る』で作家デビュー。2011年に発表の『シスターズ・ブラザーズ』でブッカー賞の最終候補作に選出されたほか、カナダで最も権威があるとされる総督文学賞をはじめ四冠を制覇。また、翻訳された日本では、各種年末ミステリーベスト10入りを果たした。現在はオレゴン州で妻と息子と暮らす

茂木健 : 翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Hideto-S@仮想書店 月舟書房 さん

    ロスのバーに集う人々のデフレスパイラル人生が二人称で綴られる。原題Ablutions(禊ぎ、清めの水)。まるで映画を撮るように短いシーンが次々と描かれるが、幕間の繋がりや時間軸の整合性はない。酔いで記憶が分断したカメラ=バーマンの視点を表現したのか。それとも、副題の『長篇小説のためのメモ』として書かれたからなのか。半ばを過ぎてやっと各場面が繋がり始め、物語らしくなっていく。しかし、程よい距離感で酒と付き合う者はほぼ皆無。成功者は一握り。残りは止まり木に沈むか、逃げ出すか……醜悪なのに奇妙に明るい読後感。

  • Koichiro Minematsu さん

    もう全てにおいて場末、場末していて、目を覆いたくなるけど、読んでしまう。

  • 紅はこべ さん

    白紙の状態の主人公が様々な出会いや経験を経て成長する物語が教養小説なら、この小説はそれとは正反対の堕落文学と言えるかな。マイナスの状態から更に堕ちてゆく主人公。全然お酒が美味しそうに見えない。

  • ビイーン さん

    主人公が二人称の「君」で呼ばれる小説は斬新で面白いと思う。本書は場末のバーに出入りするアル中やジャンキーたちの醜態を晒し、欲にまみれた浅ましいダメ人間たちをまるごと受け止めている。訳者あとがきに書かれた立川談志師匠の名言が妙に腑に落ちる。本を読んで思った事が一つある。アイリッシュ・ウィスキーのジェムソンってそんなに美味いのか。ちょっと気になるから今度バーに行ったときジェムソンをロックで呑んでみよう。

  • Panzer Leader さん

    これ読んだら深酒してブラックアウト状態になっては色々やらかしてた自分の泥酔時代を思い出した。「酒が人間をダメにするのではない。人間がダメなもんだというのを確認させるために酒が存在する。」ってまさに名言です。今度ジョン・ジェムソン飲んでみようっと。

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1975年バンクーバー島生まれ。皿洗い、バーテンダーなどの職を経て、『みんなバーに帰る』で作家デビュー。2011年に発表の『シスターズ・ブラザーズ』でブッカー賞の最終候補作に選出されたほか、カナダで最も権威があるとされる総督文学賞をはじめ四冠を制覇。また、翻訳された日本では、各種年末ミステリーベスト

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