猫の目犬の鼻

丹下健太

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062188203
ISBN 10 : 4062188201
フォーマット
出版社
発行年月
2014年03月
日本
追加情報
:
192p;19

内容詳細

地方都市の中学3年生・根本心美は、同級生の小山一樹から突然告白された。YesかNoか、大いに悩む心美。一方、彼女の悩みなどつゆ知らず、野良猫のぶち子が今日も近所を歩いていた…。初恋、遠距離恋愛、進学、初体験、就職活動…。大人の女性へと成長する心美と、出産と子離れを繰り返すぶち子。つながらないようでつながっている、人と猫、それぞれの10年間。

【著者紹介】
丹下健太 : 1978年、愛媛県生まれ。同志社大学法学部卒業。2007年「青色讃歌」で第44回文藝賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ちな さん

    過去と相対する物語である。3つの物語が収められているのだけど、物語の長さがバラバラで、いちばん長い表題の「猫の目犬の鼻」がなんだかだらだらとした感じを受けてしまう。それが主人公の優柔不断さと同じように映るのだ。来年の占いの本を読んでいたら、「来年昔の彼とつき合うようになるかも」と書いてあった。思い当たる人がいたりするのだけど、結局なるようにしかならず、決めるのは自分で、どうしたいのかが決め手になるのだろう。うやむやにして目を背けてきたいろいろなことに決着をつけなさいと言われているようで、苦みが残った。

  • うらん さん

    心美を通してどこにでもいそうな普通の女の子の頭の中を覗き見させてもらった感じ。あ、そうそう、こんな気持ちあるなぁって同感できるところがあって懐かしい、心地良い読後感。

  • ぶーにゃん@積ん読本解消中 さん

    どこにでもいそうな男の子と女の子の出会いと別れ。主人公心美の中学から社会人までを追い、彼女が初めての彼氏と別れ、再会し、猫を飼い、また彼と別れるまでを描く。心美のはっきりとしない性格からなんとなく流されていく人生と公園の野良猫の過酷な一生が対比されて最後に両者が交わるプロットが上手い。最後の心美の決断はしっかりしていてストンと心に納得しました。

  • HARU さん

    私はあまり好きじゃないな、と思いました。全体的に、ころころ変わって分かりづらいし読みづらいです。ニワトリの話が一番苦手でした。よくわからずに終わっちゃったっていう感じです。柔らかい雰囲気の、ふわふわした小説でした。

  • lidl さん

    表題作はところどころいきなり視点が変わってわかりにくい。けど主人公なんか好きだなーと思いました☆名前をつける話も別に何も内容ないのに読まなきゃよかったとかは思わなかったな。不思議。

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丹下健太

1978年、愛媛県生まれ。同志社大学法学部卒業。2007年「青色讃歌」で第44回文藝賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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