ベルリオーズ(1803-1869)

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SACD 輸入盤

オラトリオ『キリストの幼時』 ロビン・ティチアーティ&スウェーデン放送交響楽団、スウェーデン放送合唱団、ジャンス、ブーロン、他(2SACD)

ベルリオーズ(1803-1869)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CKD440
組み枚数
:
2
レーベル
:
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明


ロビン・ティチアーティのベルリオーズ第3弾!
スウェーデン放送交響楽団との『キリストの幼時』


最近注目度の高いイタリア系イギリス人指揮者、ロビン・ティチアーティのリン・レーベル第1弾となった『幻想交響曲』は、スコットランド室内管弦楽団の機動力と表現力を生かした個性豊かな演奏と優秀な録音により話題となり、第2弾『ロメオとジュリエット〜愛の情景』、『夏の夜』、『クレオパトラの死』でも、精妙なテクスチュアの上にベルリオーズらしい武骨なロマンティシズムを見事に表現していました。
 今回の『キリストの幼時』は、合唱が重要な役割を果たす作品ということで、世界最高峰の合唱団として知られるスウェーデン放送合唱団と共演するためなのか、スウェーデン放送交響楽団を指揮したセッション録音となっています。ティチアーティはすでにスウェーデン放送交響楽団に幾度も客演しているので、ティチアーティお得意の透明なテクスチュア再現が、声楽も交えて上質な形で実現できるのではないかと期待されます。

【キリストの幼時】
いつの時代にも存在する思い込みの激しい不当な論評に迷惑していたベルリオーズが、自作についての、先入観の無い本当の評価を導き出すため、作者を偽って発表し、結果として大好評を得ることに成功したのがこの作品の第2部「エジプトへの逃避」にあたる作品です。
 演奏の際には、パリ宮廷楽長デュクレにより、1679年に書かれた作品の断章という設定で発表されたのですが、作品がもともと清楚で美しい音楽だったこともあり、そうした架空の雰囲気醸成も大いに奏功、多くの人々が昔の作曲家の作品への賛辞を惜しまなかったと言いますが、その高評価はベルリオーズが真相を明かした後も変わらず、それに力を得たベルリオーズは、3部から成る作品の最初と終わりにあたる第1部「ヘロデ王の夢」と第3部「サイスへの到着」を作曲し、宗教的三部作を完成させることに繋げます。
 全曲となると劇的な要素も要求されるようになり、第1部では、やがて幼子に王座を奪われると予言されたヘロデ王が企てた幼児大虐殺が迫力たっぷりに描かれ、第2部「エジプトへの逃避」の美しさと明確なコントラストを形成してもいます。
 組み合わせはやはり清楚で美しい声楽作品ら選ばれ、ベルリオーズの抒情的な一面を味わうことができます。

【ロビン・ティチアーティ】
1983年にロンドンに生まれたイタリア系のイギリス人。コリン・デイヴィス、サイモン・ラトル、シャルル・デュトワなどに指揮を師事したほか、ピアノ、ヴァイオリン、パーカッションも学んでいます。
 早くから才能をあらわしたティチアーティは、2005年には史上最年少でミラノ・スカラ座にデビューし、2006年にはザルツブルク音楽祭デビュー、以後、世界各地のオーケストラに客演し、2009年スコットランド室内管首席指揮者就任、2014年にはユロフスキーの後任としてグラインドボーン音楽祭の音楽監督就任が決まっているという逸材です。(HMV)

【収録情報】
・ベルリオーズ:オラトリオ『キリストの幼時』 Op.25

 ヤン・ブーロン(テノール:語り手)
 ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ:聖母マリア)
 スティーヴン・ロージス(バリトン:ヨゼフ)
 アラステア・マイルズ(バス:家父)
 スウェーデン放送交響楽団&合唱団
 ロビン・ティチアーティ(指揮)

 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

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