チャイコフスキー(1840-1893)

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SACD

Sym, 1, 2, 3, : Gergiev / Lso

チャイコフスキー(1840-1893)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KKC5271
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD

内容詳細

LSOライヴ。つまりこのオケの独自レーベルによるリリース。ゲルギエフのチャイコフスキーの交響曲は多数の録音があるが、意外にも初期の3曲は、これが初お目見え。作品ゆえか、いつものようなワイルドさより、冷静で客観的な仕事ぶりが目立つ。オケの肌理細かな演奏ぶりが嬉しい。(教)(CDジャーナル データベースより)

ユーザーレビュー

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ゲルギエフ氏のチャイコフスキーブルーレイ...

投稿日:2015/02/26 (木)

ゲルギエフ氏のチャイコフスキーブルーレイディスクの後期交響曲と併せてついに全曲を楽しめる喜びと感動に包まれています。旧ソビエト連邦時代のロシア人指揮者の数々の名演と比較して、時代の変遷による影響はあまりないように思います。大変洗練された演奏と録音技術の進化を感じます。伝統的な解釈と真摯に対峙して深く曲を掘り下げようとするゲルギエフ氏の解釈に好感を覚えます。初期の三作品はややもすれば泥臭く解釈されがちですが、洗練された高遠そうだと思います。第1番冬の日の幻想第2番小ロシア、細かい木管楽器群の卓越した表現力・テクニックに感服します。バランス感色彩感ともに素晴らしいです。第3番ポーランドは、別な方が素晴らし評価を書いていらっしゃるのでそれに共感します。

山形の髭熊 さん | 山形県 | 不明

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ゲルギエフさんの振るシンフォニーはどうも...

投稿日:2013/09/04 (水)

ゲルギエフさんの振るシンフォニーはどうも感心したものがなく、特にチャイコフスキーでもウィーンフィルとの後期三大ははっきり言ってダメ演奏でした。で、今回の初期の3交響曲。大変結構な出来栄えです。繰り返し聴いてみて、その成果、確信しております。楽想に素直に情感を込めて、たっぷりと表現されたチャイコフスキーは大変に魅力的。いたずらに重くも激しくもならず、無理のないままに存分な表現が達成されております。中では第3番がとびきりの名演。第1番もいいな。これらは迫力がありつつも抒情が勝ったスタイル。第2番はややリラックスしつつ、でもきりっと仕上げました。ロンドン交響楽団はいつもながら見事な技。弦も管も確かな腕前を示しております。録音はバービカンでの1・2番は乾いた音で潤い不足。3番は文句なし。といふことで、ゲルギエフさん、スマッシュヒットであります。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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ロシア人指揮者にとってのチャイコフスキー...

投稿日:2012/09/16 (日)

ロシア人指揮者にとってのチャイコフスキーの交響曲は、独墺系の指揮者にとってのベートーヴェンの交響曲のような神聖な存在であると言えるが、ゲルギエフにとっても例外ではなく、これまでウィーン・フィルや手兵のキーロフ管弦楽団とともに、チャイコフスキーの後期3大交響曲の録音を行っているところだ。来日公演においても、チャイコフスキーの後期3大交響曲を採り上げており、これはゲルギエフがいかに母国の大作曲家であるチャイコフスキーを崇敬しているかの証左とも言えるだろう。しかしながら、ゲルギエフのチャイコフスキーの交響曲の録音は後期3大交響曲に限られており、初期の第1番〜第3番についてはこれまでのところ全く存在していなかったところだ。そのような中で登場した本盤の交響曲第1番〜第3番のライヴ録音は、クラシック音楽ファンとしても待望のものと言えるだろう。これまでのゲルギエフによるチャイコフスキーの交響曲の演奏は、旧ソヴィエト連邦崩壊後、洗練された演奏を聴かせるようになった他のロシア系の指揮者とは一線を画し、かのスヴェトラーノフなどと同様に、ロシア色濃厚なアクの強いものであったと言える。そのような超個性的なゲルギエフも、本盤の演奏においては、洗練とまでは言えないが、いい意味で随分と円熟の境地に入ってきたと言えるのではないだろうか。随所における濃厚な表情付け(特に、交響曲第3番第1楽章)や効果的なテンポの振幅の駆使は、ゲルギエフならではの個性が発揮されていると言えるが、前述のウィーン・フィルやキーロフ管弦楽団との演奏とは異なり、いささかもあざとを感じさせず、音楽としての格調の高さを失っていないのが素晴らしい。ここぞと言う時の強靭な迫力や、畳み掛けていくような気迫や生命力においいても不足はないが、それらが音楽の自然な流れの中に溶け込み、ゲルギエフならではの個性を十二分に発揮しつつ、いい意味での剛柔のバランスがとれた演奏に仕上がっているのは、正にゲルギエフの指揮者としての円熟の成せる業と評価しても過言ではあるまい。いずれにしても、本盤の交響曲第1番〜第3番の各演奏は、ラトルやマリス・ヤンソンス、パーヴォ・ヤルヴィと並んで現代を代表する指揮者であるゲルギエフの円熟、そしてチャイコフスキーへの崇敬を大いに感じさせる素晴らしい名演と高く評価したいと考える。そして、今後、続編として発売されるであろう後期3大交響曲の演奏にも大いに期待したい。また、本盤の素晴らしさは、マルチチャンネル付きのSACDによる極上の高音質録音であると言える。SACDの潜在能力を十二分に発揮するマルチチャンネルは、臨場感において比類のないものであり、音質の鮮明さなども相まって、珠玉の仕上がりであると言える。いずれにしても、ゲルギエフ&ロンドン交響楽団による素晴らしい名演を、マルチチャンネル付きのSACDによる極上の高音質で味わうことができるのを大いに喜びたい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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チャイコフスキー(1840-1893)

1840年:ロシアのウラル地方ヴォトキンスクで鉱山技師の次男として誕生。 1859年:法務省に勤務。 1861年:アントン・ルービンシュタインが設立した音楽教室(1962年にペテルブルク音楽院となる)に入学。 1863年:法務省を退職。 1866年:交響曲第1番『冬の日の幻想』初演。初のオペラ「地方長官」を完成。 1875年:ピア

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