ベルリオーズ(1803-1869)

人物・団体ページへ

Hi Quality CD

幻想交響曲、クレオパトラの死 ラトル&ベルリン・フィル(HQCD限定盤)

ベルリオーズ(1803-1869)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TOCE90030
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
Hi Quality CD
その他
:
CDエクストラ

商品説明

【ラトル&BPO HQCDシリーズ】
ベルリオーズ:幻想交響曲

高音質化のための新たなテクノロジーとして話題のHQCD(HiQualityCD)の仕様で、ラトルがベルリン・フィルと録音した11のアルバムが登場。
 今回、そのなかの『幻想交響曲』を聴いてみましたが、通常盤とは大きく異なる音質に仕上がっており、クリアーで解像度の良い高音域のもたらす情報量の多さが、演奏の印象も一変させてしまうほどの説得力を伴っています。この音質変化がHQCD化効果によるものか、それともマスタリングによるものなのかはよくわかりませんが、トゥッティであっても細部まで聴きとれるサウンドは非常に魅力的です。
 もともとこのアルバムは、本拠地であるベルリンのフィルハーモニーでおこなわれるコンサートをライヴ収録して制作される予定だったものですが、火災でフィルハーモニーが一時使えなくなってしまったため、予定されていたコンサートは巨大な格納庫でおこなわれることになり、それではライヴ収録は難しいということで、急遽、ベルリンのイエス・キリスト教会でセッション・レコーディングがおこなわれることになったというものです。
 カラヤン時代によく利用されたイエス・キリスト教会での久々のレコーディングということで、ファンの注目を集めたこの録音、ライヴ収録ではなかなか得られない各楽器の繊細な表情や質感の美しさを十分に味わえるという点からも、ベルリン・フィルのファンには注目度の高いアイテムといえるのではないでしょうか。
 なお、CD-EXTRAとして、第1楽章と第2楽章のレコーディング映像をボーナス収録してあります。

ベルリオーズ:
・幻想交響曲 op.14
・カンタータ『クレオパトラの死』
 スーザン・グラハム(ソプラノ)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 サイモン・ラトル(指揮)

 録音時期:2008年5月30日〜6月1日
 録音場所:イエス・キリスト教会、ベルリン、ダーレム

 日本盤のみレコーディング風景を収録!(CD-EXTRA仕様)
 内容:第1楽章から約2分、第2楽章から約6分30秒
 ハープ6台が連なる収録風景は圧巻です!(EMI)

HQCD (Hi Quality CD)
メモリーテック株式会社開発による高品質CD。通常のCDよりもグレードの高い、液晶パネルに用いられるポリカーボネートをディスク基盤材料に使用し、従来のアルミニウムに換えて、特殊合金を反射膜に採用した、高音質の音楽用CDです。
 通常のCDと構造は変わりませんので、これまで通りCDプレイヤーやカー・オーディオなどでお楽しみ頂けます。

内容詳細

ラトル初の幻想交響曲。ラトルの深い譜読みが、このポピュラーな名曲に新たな光を当てて、緊張感に貫かれたドラマを作り上げている。ベルリン・フィルも完全に“ラトルのオーケストラ”となっている。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

★
★
★
★
☆

3.5

★
★
★
★
★
 
4
★
★
★
★
☆
 
2
★
★
★
☆
☆
 
2
★
★
☆
☆
☆
 
4
★
☆
☆
☆
☆
 
1
★
★
★
★
★
ラトルは上手いので好きな指揮者の1人です...

投稿日:2011/05/15 (日)

ラトルは上手いので好きな指揮者の1人です。特にLIVEのラトルは好きです。普段のラトルの録音はバランス重視の音の印象的なタペストリーを作る。健康的で明るい演奏が多い。ショスタコの4番はその明るさと印象的な軽さが、曲の不思議な魅力を引き出していたように思います。私の好きなラトルは鬱のラトル。この鬱のラトルの録音は多くない。このベルリオーズとショスタコの14番くらいだと思う。鬱のラトルの作るサウンドは、普段の明るくバランスを取れたラトルを聴いて、それをラトルと思っている場合、強烈な違和感しかもたらさないのでは?と思う。とにかく時間の流れ方が異様。骨だらけの魚の身を口にいれたときのような感覚。時間の流れ方自体が生理的拒否感を起こすような鬱ラトル。このような他では聴けない、誰にも真似できない音世界を作れることは、ラトルがやはり優れた演奏家であることを示しているのではないかと思います。

ポテトチップス さん | 北海道 | 不明

2
★
★
★
★
☆
まずレヴュアーの方々に一言。あのー、ここ...

投稿日:2010/03/04 (木)

まずレヴュアーの方々に一言。あのー、ここはあくまでも「ラトルの幻想」に対して「俺はこう思う」「アタシはこう感じた」と論評する場であって、一評論家の評論文にケチをつける(メタ批評ってやつ?)場ではない。・・それにしてもなんでこんなに評価が分かれるんだ?いい演奏じゃないのよ。たしかにミュンシュのような爆演型を求める方にはピンとこない演奏かもしれないが、作品の内包する斬新さ・ユニークさを抽出してみせたラトルの手腕と、それに見事な反応をみせるBPOには好悪は兎も角、素直に認めざるを得ないだろう。これで音質が良ければなあ。

伊東洋輔 さん | 神奈川県 | 不明

1
★
☆
☆
☆
☆
これといって特徴のない幻想だ。この演奏を...

投稿日:2009/05/23 (土)

これといって特徴のない幻想だ。この演奏を聴いて思うのは、ベルリンフィルがかつて有していた重厚な音色を失い、かなり重心が軽くなった感じ。そのこと自体を否定するつもりはないが、ラトルは、そうして作りかえたベルリンフィルを殆ど生かしきれていない。それは、ラトルが、ベルリンフィルに何を期待し、どのような演奏をしたいのかのビジョン、方向性がイマイチはっきりしないからではないか。その意味で、ラトルは現在岐路にたたされていると言えるだろう。今後への期待をこめて厳しく星一つ!

つよしくん さん | 東京都 | 不明

1

ベルリオーズ(1803-1869)に関連するトピックス

交響曲 に関連する商品情報

おすすめの商品