リムスキー=コルサコフ (1844-1908)

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SHM-CD

リムスキー=コルサコフ:シェエラザード、チャイコフスキー1812年、他 カラヤン&ベルリン・フィル(SHM-CD)

リムスキー=コルサコフ (1844-1908)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCG9784
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
SHM-CD

商品説明

【Super High Material CD】SHM-CDシリーズ
生産限定
カラヤン&ベルリン・フィル/シェエラザード、他

・リムスキー=コルサコフ:交響組曲『シェエラザード』
・チャイコフスキー:イタリア奇想曲
・チャイコフスキー:大序曲『1812年』
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
 録音:1967、66年、ベルリン(ステレオ)

【SHM-CDとは?】
・CDの新たな可能性を追求!
CD発売から25年、様々な形で音質の向上を目指した商品が開発されてきましたが、昨年、ユニバーサルミュージックと 日本ビクターの共同開発により、新素材による高品質CDを発売いたしました。通常のCD素材とは別種のポリカーボネート樹脂系を使用することにより、さらに透明性を向上させた新たなCDの誕生です。
・SHM-CDの品質・音質特性
1 通常のCD素材とは別種のポリカーボネート樹脂系で透明性を向上、さらに優れた信号特性を兼ね備えております。
2 高流動性、高転写性により、ピットが正確で精密に形成されます。
3 従来のCDに比べ、歪度の少ない、透明感の高い音質。
4 解像度が大幅に向上したことにより、よりバランスのとれた音質を実現。
5 従来ありがちだった、低域の量感不足も解消。

・SHM-CD商品は生産限定商品となります。初回生産限定商品ではありませんが、生産上の都合により限定とさせていただきます。(ユニバーサルミュージック)

内容詳細

カラヤン唯一の「シェエラザード」。切れのいいテンポとダイナミズム、官能的ともいえる美しさが味わえる。コンサート・マスター、シュヴァルベのヴァイオリンもまた素晴らしい。チャイコフスキーはドラマティックな仕上がりだ。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

総合評価

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本盤におさめられたR・コルサコフによる交...

投稿日:2011/04/27 (水)

本盤におさめられたR・コルサコフによる交響組曲「シェエラザード」の演奏は、カラヤンによる唯一の録音である。カラヤンは、同じロシア5人組のムソルグスキーによる組曲「展覧会の絵」やチャイコフスキーによる三大バレエ音楽の組曲を何度も録音していることに鑑みれば、実に意外なことであると言えるであろう。その理由はいろいろと考えられるが、何よりもカラヤン自身が本演奏の出来に十分に満足していたからではないだろうか。それくらい、本演奏は、正にカラヤンのカラヤンによるカラヤンのための演奏になっていると言えるだろう。本演奏は1960年代後半のスタジオ録音であるが、これはカラヤン&ベルリン・フィルの全盛時代に相当している。ベルリン・フィルにとってもあまたのスタープレイヤーを擁した黄金時代であり、健康状態にも殆ど不安がなかったカラヤンによる圧倒的な統率の下、凄みのある演奏を繰り広げていた。鉄壁のアンサンブル、金管楽器のブリリアントな響き、木管楽器の超絶的な技量、肉厚の弦楽合奏、雷鳴のようなティンパニの轟き(もっとも、この時はフルトヴェングラー派のテーリヒェンが演奏していたが)などを駆使しつつ、これに流麗なレガートを施したいわゆるカラヤンサウンドとも言うべき圧倒的な音のドラマを構築していたと言える。こうしたカラヤンサウンドは、本演奏においても健在であり、おそらくはこれ以上は求め得ないようなオーケストラの極致とも言うべき演奏に仕上がっていると言える。加えて、当時世界最高のコンサートマスターと称されたシュヴァルベによるヴァイオリンソロの美しさは、抗し難い魅力に満ち溢れており、本演奏に華を添えていることを忘れてはならない。また、オペラを得意としたカラヤンならではの演出巧者ぶりは同曲でも存分に発揮されており、各組曲の描き分けは心憎いばかりの巧さを誇っていると言える。このような諸点を総合的に勘案すれば、本演奏は非の打ちどころがない名演と評価し得るところであり、カラヤンとしてもこの名演を凌駕する演奏を行うことは困難であることを十分に自覚していたのではないかとさえ考えられるところだ。併録のイタリア奇想曲や大序曲「1812年」も、カラヤン唯一の録音であるが、これまた全盛期のカラヤン&ベルリン・フィルの演奏の凄さを感じることが可能な素晴らしい名演だ。カラヤンは、大序曲「1812年」において、冒頭にロシア正教による合唱を付加している。さらに終結部にも付加すればより効果的であったのではないかとも思われるが(デイヴィスやマゼールなどの演奏に例あり)、十分に堪能できる名演であり文句は言えまい。録音は、従来盤でも十分に満足し得る良好な音質ではあったが、SHM−CD化によって、音質がやや鮮明になるとともに音場が広くなったように思われる。カラヤンによる不朽の名演を、SHM−CDによる高音質録音で味わうことができることを大いに歓迎したい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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カラヤンには珍しくあまり録音回数が多くな...

投稿日:2010/08/02 (月)

カラヤンには珍しくあまり録音回数が多くない(ひょつして唯一?)「シェエラザード」は本盤1967年収録のものです(私などはLP盤で以前は聴いたものです)。ただ本演奏は手をかえ品をかえて幾種類か出ておりこれも仕様向上されての一つであります。。演奏タイムとしては@9’58A12’49B10’41C13’00と私の感覚ではたっぷり目、演奏も実に豪華というかシュヴァルベのヴァイオリン・ソロも含めてBPOがカラヤン・カラーになって行く吸いつくような官能的粘っこさは聴き物と思います・・・物語風は決して飽きさせません。第1楽章、レガート気味にピチカートによる波に乗ってスマートに音が流れて行きます。夢心地の内にも次第に高揚して押しの強さも・・・。第2楽章はハープをバックにヴァイオリンが艶っぽさを強調します。ボソボソと主題を管楽器が奏でそれを弦へバトンタッチ、チェロの思い入れたっぷりさにも脱帽!やがて急転回して攻め挙げが始まりますが一時ややオーケストラの薄っぺらかった対応もテーマの再現頃から様々な楽器の活躍で見事なクライマックスに繋がります。第3楽章穏やかにスタートし又またヴァイオリン・ソロの美しさが味わえます。オーケストラ全奏の節回しはカラヤン節なのでししょうか。最終楽章リアルなピチカートに乗ってテンポ自体アップして行き主題が音の洪水の如く・・・本当にBPOはよく鳴っています。〆は静かに官能的な雰囲気を残しながら低音弦がその準備をして行きます。「イタリア奇想曲」(1966年録音タイム16’58)も底からのイタリア風ではありませんが次から次へ現れる親しみ易い旋律展開は全くカラヤン向きではないでしょうか。「1812年」(1966年録音タイム15’29)はマァ曲が曲だけにあんなものでしょう。主体の「シェエラザード」が楽しめる点で、仕様向上も期待される点で最高ランクにしておきたいのです。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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