斬首の森

澤村伊智

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334103026
ISBN 10 : 4334103022
フォーマット
出版社
発行年月
2024年04月
日本
追加情報
:
284p;20

内容詳細

わたしは今すぐ逃げなければならない。
あいつらから、この森から。なのにーー

暗い森の中に建つ合宿所。ある団体の“レクチャー”を受け洗脳されかけていたわたしは、火事により脱出する。五人で町へ逃げだそうとするが、不可解な森の中で迷ってしまう。翌朝、五人のうちのひとりの切断された頭部が発見される。頭部は、奇怪な装飾を施された古木の根元に、供物のように置かれていてーー

戦慄のノンストップ・ホラーミステリ!

【著者紹介】
澤村伊智 : 1979年、大阪府生まれ。2015年「ぼぎわん」(刊行時『ぼぎわんが、来る』に改題)で第22回日本ホラー小説大賞を受賞し、デビュー。’17年、『ずうのめ人形』で第30回山本周五郎賞候補。’19年、「学校は死の匂い」で第72回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞。’20年、『ファミリーランド』で第19回センス・オブ・ジェンダー賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    澤村 伊智は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。 怪しげな森×斬首の嵐×カルト宗教と舞台は整い、面白かったのですが、もっと怖かったらなお良かったと思います。 https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334103026

  • しんたろー さん

    澤村さんの新作はカルト集団の合宿から逃亡したOL・鮎実に、三流紙フリーライター・小田がインタビューする形式で展開する物語…おぞましい合宿の様子から始まり、森へ逃げ込んだ人々に起こる禍々しい出来事…先が気になって読む手が止まらない。殆どの作品を読んでいるが、著者作の中でもグロ度が高いので苦手な方には薦められないが、ミステリ度高い前半から怒涛のホラーに転換する後半は凄く面白かった。「実現可能?」と疑問に思う点も散見したが『脂が乗った状態』と言うのだろうか、澤村さんは今のホラー界を牽引する存在だと改めて思った。

  • ちょろこ さん

    ドキドキの一冊。とあるカルト団体の合宿所から脱出した男女5人が世にも恐ろしい森を彷徨うストーリー。何が潜むのか危険極まりない森脱出劇。生きるか死ぬかの緊迫感に覆い被さる斬首の恐怖、更にミステリ要素も加わり、多種多様のドキドキに襲われた。終盤はそんな馬鹿な…っの連続、グロさも連続で何がどうなった?のまさに入り乱れたグロのごった煮状態に脳は拒否状態。非現実的ながらも本当にこんな音がするのかしら…このまとめ方は巧いなって思ったり。一気に物語の出口を目指せるタイトルまんまの首ホラー。無事に読み遂げたことに、ほっ。

  • yukaring さん

    グロ度高めのホラーミステリ。想像するとかなりの気持ち悪さなので脳内再生はなしで読むのがオススメ。あるカルトじみた企業「T」の被害者へ取材するライターの小田。「研修」と称した洗脳セミナーから脱出した水野鮎美が訥々と語る森の中の出来事。一緒に逃げ出した仲間が次々と亡くなり、切断された頭部が見つかる。森の中に蠢く影、奇怪な装飾を施された木に不可解な斬首の意味。話にすっかり夢中になった小田は…。とても引き込まれる物語で固唾を飲んで読み進めたのたが、欲を言えばもう少し謎めいた森を掘り下げるミステリ色も欲しかった。

  • hirokun さん

    星3 グロテスクなミステリーといった作品。読み易い文章ではあるが内容はかなりグロテスクで、映像になった場合は見ることを躊躇してしまうかも?グロの部分は十分に表現されているが、ミステリーの部分は、斬首の森に対する深掘りなどもう少し突っ込んだ部分があっても良かったかも?ホラー小説があまり好きではないための感想かもしれない。

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澤村伊智

1979年、大阪府生まれ。2015年「ぼぎわん」(刊行時『ぼぎわんが、来る』に改題)で第22回日本ホラー小説大賞を受賞し、デビュー。’17年、『ずうのめ人形』で第30回山本周五郎賞候補。’19年、「学校は死の匂い」で第72回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞。’20年、『ファミリーランド』で第19

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