CD 輸入盤

『海をテーマにした作品集〜ドイチュ、エッシェンヴァルツ、ラヴェルシベリウス』 イヴェタ・アプカルナ(オルガン)、アンドリス・ポーガ&スタヴァンゲル交響楽団

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BC0302813
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明



海をテーマにした作品集
ドイチュ「オケアノス」、エッシェンヴァルツ「海の声」、ラヴェル「海原の小舟」、シベリウス「大洋の女神」
イヴェタ・アプカルナ(オルガン)
スタヴァンゲル交響楽団
アンドリス・ポーガ(指揮)

ラトヴィアの人気オルガニスト、イヴェタ・アプカルナの新作は、海(大洋)をテーマとした近現代作品集。現代作曲家による2曲の協奏曲「オケアノス」と「海の声」では現代オルガンの多彩な音響が駆使されています。組み合わせは近代オーケストラ曲で、ラヴェルの「海原の小舟」とシベリウスの「大洋の女神」。ラトヴィアの指揮者、アンドリス・ポーガ指揮するリッチなノルウェーの国際オケ(楽員国籍は23か国)、スタヴァンゲル交響楽団による演奏。ホールも素晴らしい音響です。

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 作品について

ドイチュ:「オケアノス」
1977年、オーストリアのメートリンクで誕生したベルント・リヒャルト・ドイチュが2015年に完成した作品。4楽章構成で、各楽章には四大元素のタイトルが付けられています。オルガンの名技、現代オルガンの機能を生かした多彩なサウンドがオーケストラと絡み合うさまが実に面白い作品。


ラヴェル:「海原の小舟」
原曲のピアノ曲は1905年に作曲され、ラヴェル自身による管弦楽編曲は1906年に完成。ラヴェル自身は気に入っていたものの評判が良くなかったので演奏を禁じたりしますが、今聴けばやはり素晴らしいオーケストレーションです。


シベリウス:「大洋の女神」
1914年、第1次大戦開戦直前にに完成された交響詩。交響曲第5番と同じ頃の作品で、のちの交響曲第7番を予見するような部分も含むなどシベリウス的なフレーズが満載。フィンランド語のタイトルでもある「波の娘」たちの戯れと海の巨大さを表情豊かに描いた作品。


エッシェンヴァルツ:「海の声」
1977年、ラトヴィアのプリエクレで誕生したエリクス・エッシェンヴァルツがアプカルナのために書いた「オルガン、フルート、弦楽オーケストラと打楽器のための協奏曲」で、リガ大聖堂で、アプカルナとフルートのディータ・クレンベルガ、アンドリス・ポーガ指揮ラトヴィア国立交響楽団により2014年9月に初演。
  第1楽章はバッハのトッカータとフーガの冒頭音型で壮麗な全奏で開始されたのち沈静化、抒情的な美しい音楽が続き、やがて冒頭動機が織り込まれて再び壮麗な盛り上がりを示します。
  第2楽章はフルート独奏と弦楽、オルガンのテクスチャーがミニマルな瞑想性を醸し出す魅力作。ヴィブラフォン奏者が音板の短辺をコントラバスの弓で「弾く」サウンドは夢幻的な美しさです
  第3楽章は文字通りマエストーソな音楽でオルガンのペダルも大活躍で迫力がありますが、やがて沈静化し抒情的に終わります。
  なお、この作品には、フルート独奏をヴァイオリン独奏に置き換えて「オルガンと弦楽オーケストラのための協奏曲」としたヴァージョンもありますが、色彩感の豊かさではオリジナルのフルートの方に分があります。
  作曲者のエッシェンヴァルツは、1995年から1997年までラトヴィアのバプテスト神学校で学んだ後、ラトヴィア音楽アカデミーで2004年に作曲の修士号を取得。合唱指揮者としても活躍しており、合唱曲の作曲が多い人ですが、このオルガン協奏曲の親しみやすい美しさは、オルガン=教会=祈りの場といった連想も起こさせるものとなっています。


 演奏者について

イヴェタ・アプカルナ(オルガン)
1976年11月30日、ラトヴィアのレーゼクネで誕生。父方の祖父と曾祖父は教職の傍らオルガニストを務めていた家系。5歳でピアノのレッスンを始め、8歳で音楽家になることを決意。1993年のヨハネ・パウロ2世ラトヴィア訪問時は、アグロナス大聖堂の公式オルガニストに選ばれています。
  アプカルナはラトヴィア音楽アカデミーでピアノとオルガンを学び、1999年に卒業すると、2000年までロンドンのギルドホール音楽演劇学校でピアノを、2003年までシュトゥットガルト国立音楽大学でオルガンを学んでいます。オルガン科教授のルトガー・ローマン[1954-  ]は、シュトゥットガルト、エバーハルト大聖堂のオルガニストでもありました。
  オルガン・コンクールで数々の賞を受賞したアプカルナは、ヨーロッパと北米の有名な教会や大聖堂でコンサートを行うほか、主要なオルガン・フェスティヴァルにも参加、2016年には新たに建設されたハンブルクのエルプフィルハーモニーの首席オルガニストに就任。2017年1月の開場公演で演奏しています。
  CDは、Berlin Classics、Querstand、BR-Klassik、ECM、Claves、IFO、Orfeo、RCO Live、Ondine、Oehms、Acousenceなどから発売。


アンドリス・ポーガ(指揮)
1980年6月29日、ラトヴィアのリガで誕生。ラトヴィア音楽アカデミーでトランペットと指揮、ラトヴィア大学で哲学、ウィーン音楽・舞台芸術大学で指揮を学んでいます。
  2007年からラトヴィア国立交響楽団から定期的に招聘され、ベートーヴェン、ブラームス、マーラー、R.シュトラウス、ヒンデミット、メシアン、ベルクなどを指揮。
  コンソナンス室内管弦楽団を設立し、ラトヴィアのほか、ドイツ、フィンランド、スペインなどへツアーも実施。また、2007年から2010年にかけては、リガ・プロフェッショナル・シンフォニック・バンドの音楽監督兼首席指揮者も務めていました。
  2010年、エフゲニー・スヴェトラーノフ国際指揮コンクールで優勝。以来、パリ管、ボルドー国立管、モンペリエ国立管、リール国立管、ストラスブール・フィル、ルーアン響、フランス国立管、ベルリン・コンツェルトハウス管、ミュンヘン・フィル、NDRエルプフィル、WDR響、ベルリン・ドイツ響、SWR響、hr響、ウィーン響、ザルツブルク・モーツァルテウム管、サンクトペテルブルク・フィル、ロシア・ナショナル管、サンタ・チェチーリア音楽院管、ロイヤル・リヴァプール・フィル、オスロ・フィル、ヨーテボリ響、ブリュッセル・フィル、ワルシャワ・フィル、ロイヤル・フィル、香港フィル、シドニー響、ボストン響、N響、新日本フィルなどへ客演。
  2013年、ラトヴィア国立交響楽団の音楽監督に就任。2021年、ノルウェーのスタヴァンゲル交響楽団の首席指揮者に就任。
  CDは、Berlin Classics、Ondine、Myrios、Odradek、SKANIなどから発売。



 録音会場について

スタヴァンゲル・コンサートホール
2012年9月開場。座席数1,500。総工費約7,500万ユーロ。ノルウェー南部のスタヴァンゲルは、リーセフィヨルドの絶景で有名な人口約13万人の都市。半世紀の歴史がある北海油田の原油と天然ガス産業のおかげで財政は非常に豊か。
  ホールのオルガンはノルウェーのRyde & Berg製で、パイプは4,554本、ストップは65、4段鍵盤のリモートコンソール仕様です。


 収録作品と演奏者

ベルント・リヒャルト・ドイチュ[1977-  ]
オルガンと管弦楽のための協奏曲「オケアノス」[2014-2015]

1. 第1楽章「水」
2. 第2楽章「空気」
3. 第3楽章「大地」
4. 第4楽章「火」

モーリス・ラヴェル[1875-1937]
「海原の小舟」(「鏡」 第3曲の管弦楽版)

5. très souple de rythme

ジャン・シベリウス[1865-1957]
交響詩「大洋の女神」Op.73

6. Sostenuto assai

エーリクス・エッシェンヴァルツ[1977-  ]
オルガン、フルート、弦楽オーケストラと打楽器のための協奏曲「海の声」

7. 第1楽章:エスプレッシーヴォ
8. 第2楽章(指定なし)
9. 第3楽章:マエストーゾ

イヴェタ・アプカルナ(オルガン)
スタヴァンゲル交響楽団
アンドリス・ポーガ (指揮)

 収録作品と演奏者

レコーディング・プロデューサーは、アプカルナやシモーネ・ヤングの一連の録音、シュテンツのグレの歌やキタエンコのプロコフィエフなどでおなじみのイェンス・シューネマン。




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