ベートーヴェン(1770-1827)

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DVD

交響曲第5番『運命』、R.シュトラウス:『ドン・ファン』、他 カラヤン&BPO(1957年日本ライヴ) 

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
NSDS9479
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
DVD
その他
:
ライブ盤

商品説明

ヘルベルト・フォン・カラヤン
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
1957年日本特別演奏会

カラヤン&ベルリン・フィルが初めて来日、東京、大阪、名古屋、福岡など主要都市でおこなった15公演は、それぞれが伝説となって音楽ファンに語り継がれていますが、その来日初日、11月3日に旧NHKホールでおこなわれたコンサートの貴重なライヴ映像がDVD化。いまや家庭にまで浸透したVTRさえ実用化される以前に収録された映像素材と音声を、NHKの最新技術が充分に鑑賞可能な水準に蘇生させていることには驚きです。
 特に音声の鮮明なことは収録年代を考えれば驚異的。これは当時のラジオ第1放送と第2放送を同時使用しておこなわれたステレオ放送用テープを映像とシンクロさせたものだそうですが、この頃のカラヤン&ベルリン・フィルならではのうねるような音の勢力、艶の乗った弦楽セクションや、張りと輝きにみちた金管セクション、うるおいのある木管などの音色を魅力を充分に伝えてくれます。もちろん古い素材ですから、コントラストの不調や音ユレなど、映像、音声とも無傷ではなく、『運命』では部分的に静止画、モノラルになるとはいえ、まさかこれほどのレヴェルでの視聴が可能だとは正直に言って信じられない思いで、名コンマス、シュヴァルベやオーボエのコッホなど、名手たちの壮年の姿を実際に確認できるだけでなく、その音色まで充分に堪能することができるのですから、当時のNHKの高い技術水準には素直に感謝したいところです。
 特典映像は、名古屋公演での『G線上のアリア』全曲(モノラル)と、来日を伝える当時のニュース映像。プロペラ機から羽田空港に降り立つカラヤンとベルリン・フィル一行の様子(花束を手に一行を待つ女優・八千草薫の若々しい笑顔も印象的)を収めたものと、公演初日の開演を待つ聴衆とオケの様子を収めたものと計2種を収録、客席には当時の岸信介首相や、皇太子時代の天皇陛下の御姿もかいま見ることができ、映像のみとはいえこちらも貴重です。
(音楽評論家・黒田恭一氏の解説より)「当時、聴き手を圧倒したベルリン・フィルのすごい音がカラヤンゆえに可能だったことを、あれから半世紀ほどたった今になって、このDVDをつぶさに視聴して、ぼくは理解できた。このDVDは、アーカイヴが時を隔てて真実を語るということを思い出させてくれる」

・ワーグナー:楽劇『ニュルンベルグのマイスタージンガー』第1幕への前奏曲
[ステレオ 10分]

・R.シュトラウス:交響詩『ドン・ファン』 op.20
[ステレオ 18分]

・ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 op.67『運命』
[ステレオ、一部モノラル 32分]

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)

 録音:1957年11月3日 旧NHKホール

【特典】[モノラル 9分]
・バッハ:管弦楽組曲第3番より『アリア』(名古屋市公会堂)、ニュース映像2種

 ※一部静止画像有り

【解説書】Michael Dewitte(カラヤン・インスティトゥート)、黒田恭一(音楽評論家)、辻本廉(NHKテクニカルサービス)など豪華執筆陣によるライナーノーツ、ベルリン・フィル1957年来日メンバーリスト付。

内容詳細

NHKアーカイヴズから甦った貴重な映像。カラヤン、ベルリン・フィルの初来日時の映像で、音声はステレオだ。いまだフルトヴェングラーの余韻が残るベルリン・フィルをドライヴするカラヤン若き姿が感動的。(CDジャーナル データベースより)

総合評価

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私はカラヤンには人並み以下の興味しかあり...

投稿日:2008/05/02 (金)

私はカラヤンには人並み以下の興味しかありませんが、フルトヴェングラー時代から残るBPO奏者を知るには一番まとまった映像資料としての価値を評価します。

えんどう さん | 千代田区 | 不明

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>たかさん 「左から撮っている」ではなく...

投稿日:2006/08/02 (水)

>たかさん 「左から撮っている」ではなくて、「(ステージの)左を撮っている」ということでして、私はコントラバスを演奏している者なので、第一ヴァイオリンが画面に映っている時間に比べてコントラバスが映っている時間のあまりの少なさに不満を言ってるだけなのです(笑)。まあ、一昔前までのN響アワーなんかもそうでしたがww

フランツ さん | 宮崎県 | 不明

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カメラが左から撮っているのはカラヤンの指...

投稿日:2006/07/17 (月)

カメラが左から撮っているのはカラヤンの指定だと推測されます。収録済みのものだから新たなコストはかからないということはありえないと思います。著作権者にDVD化の了解を取り付けるだけでも相当な手間隙なのに映像をリマスターしたり別撮りの音声をシンクロさせるなど、新たに収録する作品にはないコストがかかります。ただモノクロ映像モノラル音声は繰り返し鑑賞するには厳しいのも事実なので70年代から80年代ぐらいの映像を中心に発売してほしいものです。

たか さん | 東京 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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  • 作成者:望月ハルヒさん