24bit/96KHzのハイレゾ化&2022年最新リマスタリング!
ゼーリヒ、タピーら名手らによるカンプラのクリスマス・オラトリオ。
荘厳でありながら舞曲のリズムに弾む、心地よいフランス・バロックの響きにうっとり!
18世紀初頭、リュリとラモーの時代の狭間の世代を代表する音楽家カンプラ。とりわけ『優雅なヨーロッパ』のような歌劇作品で知られるカンプラですが、宮廷だけでなく教会で活動を行っていたこともあり、教会音楽作品も多く残しています。今回は彼の教会作品の中からクリスマス・オラトリオと詩篇を収録。器楽伴奏に乗って歌われるクリスマス・オラトリオは、聖夜を祝うにふさわしい壮大な響きにあふれています。2曲目の詩篇はカンプラ初期の作品。重厚で厳格な雰囲気というよりも、しなやかで軽快な響きが印象的な作品で、フランス・バロックならではの魅力を存分に感じられる作品といえましょう。
2曲ともフランス舞曲のリズムが頻繁に使用されており、心地良いテンポ感に心満たされます。テノールを担当するのはスイスの世界的テノール歌手タピー。その他、世界的に活躍する名手達の共演にも注目の1枚です!
伝説のエンジニア、アンドレ・シャルランの名録音。これまでリリースされていたCDは16bit/44KHzでしたが、この度24bit/96KHzでリリースされます。リマスタリングのエンジニアは半世紀以上シャルランの音に惚れこみ、シャルラン・レーベルの存続に大きく貢献している名エンジニア、ブリュノ・ゴリエです。ゴリエはシャルランの録音についての研究だけでなく、シャルランに関わるものの収集など「シャルラン愛」に満ちた人物。シャルランの遺産を後世に伝えるべく、並々ならぬ思いでマスタリングしており、実に生々しく、驚くべき熱量で蘇ります!(輸入元情報)
【収録情報】
カンプラ:
● モテット『主がシオンの繁栄を回復したもうとき』(詩篇125番)
● クリスマス・オラトリオ『われらの主イエス・キリストの降誕』
エディット・ゼーリヒ(ソプラノ)
エリック・タピー(テノール)、
ジャック・エルビヨン(バリトン)
マック・シェーファー(オルガン)
ストラスブール音楽院合唱団
ストラスブール・コレギウム・ムジクム管弦楽団
ロジェ・ドゥラージュ(指揮)
録音時期:1966年
録音場所:ストラスブール、サン・ルイ教会
録音方式:ステレオ(セッション)
デジタライゼーション&リマスタリング:ブリュノ・ゴリエ(2022年)