泣きたくなるほど嬉しい日々に 角川文庫

尾崎世界観

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041129869
ISBN 10 : 4041129869
フォーマット
出版社
発行年月
2023年01月
日本
追加情報
:
176p;15

内容詳細

音楽家にして作家。尾崎世界観が紡ぐ、前代未聞の“事故啓発”エッセイ!

ロックバンド・クリープハイプで活躍する傍ら、小説家として執筆活動を続ける尾崎世界観。芥川賞にもノミネートされた異才が、日々の暮らしに隠された本心を赤裸々に語った。共感必至の傑作エッセイ!

目次

まえがき
いつからか、花火を見るよりも、花火になることを選んだ
モンクの叫び
くれない? に染まったこの俺に、同乗しろ!
エッセー尾崎
夜を引き延ばして、俺はグーを出しましたよ
尾崎さん、よいしょよいしょで大事な場面があるじゃないですか
小菅エレジー 〜こんな男のひとりごと〜
尾崎、秋の本まつり
さーて今月のオザキさんは、「顔は、顔だけはやめて」「ワーキングホリデイ」「参るが溜まる」
の3本立てでお送りします
なんだこれ!
手紙 一
手紙 二
手紙 三
先週圏外から一気にランクアップ、今週の第1位は尾崎世界観の「風邪をひいた時だけ人に
優しくなれるのはなぜ?」です 
Y字バランスをしながら「共感なんてただの痛み止め」と悟った顔をして、T字路にぶち当たる
タイトル未定のまま決まらず、無念の時間切れ。この気持ちは「言葉」にならない
そんなの足の小指からしたら、箪笥の角が向こうからぶつかってくるようなものだ
運命の洗濯
銀座の田中さん
exあやっち
鳥人間コンテストに参加の尾崎さん、大会新記録を叩き出すも「会場にゴミをポイ捨て」でまさかの失格!

義理サイン
音楽の神様(笑)
2022年2月6日
校正のお供、ゲルインキボールペン0.5mm(びしゃびしゃ)


解説 安本彩花

【著者紹介】
尾崎世界観 : 1984年、東京都生まれ。4人組ロックバンド「クリープハイプ」のヴォーカル・ギターを担当。2012年、アルバム『死ぬまで一生愛されてると思ってたよ』でメジャーデビュー。癖のある歌声と歌詞表現で、音楽シーンに存在感を示す。16年、自分の本名を冠した半自伝的初小説『祐介』で執筆活動を開始。20年、「母影」で第164回芥川賞候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • m. さん

    めんどくさいとかひねくれてるとか気にしすぎとか考えすぎとかぜんぶかわいい。すき。だいすき。

  • 竹生 さん

    自分の内側をこっちが恥ずかしくなるほど曝け出したエッセイ。この本には「あるあるこれ思ってるの俺だけじゃなかったんだ」と共感できるものから「気にしすぎでしょw」と鼻で笑えるものまで幅広く収録されている。言わなくていいようなこともあえて赤裸々に書いてあるため、なんだか人の日記を勝手にみているようでドキドキした。

  • CEJZ_ さん

    1P16行。元の本は2019年刊。エッセイ集。クリープハイプというバンドの音楽は聴いたことはない。でも中心人物の尾崎世界観のエッセイ本は数冊読んだことはあるし、TVでも時々見る。子どもの頃のエピソードに東京育ちの子どもだなあと感じる。世界観という言葉は、本来の意味から誤用されて今ではつかわれているというエッセイを、別の作家の本で読んだことがある。この本を読み、自分は世界観という名を持つ人の、たいそうな本、読み物を読んだんだという感慨にふけった。クリープハイプの音楽も今後は聴いてみたい。

  • 佐野 さん

    散りばめられた比喩表現が秀逸で、頷けるものから気にしすぎでしょとクスッと笑えるものまでよりどりみどり。確かにあの歌詞はこの人だからこそ書けたのだと納得した。強すぎる感受性は自分で持つよりも他人がそれに翻弄されている様子を傍観しているほうが良いな。

  • はぐみ さん

    めんどくさくて、生きづらそうだな。私もすごくめんどくさい人だから尾崎さんの文章に共感できるし、もっと読みたいと思うのかもしれない。 インタビューがきっかけで、尾崎世界観さんが気になりだした私はまだクリープハイプさんの音楽を聞いたことない。若い子が好きというイメージが強く、自分には合わないんじゃないかと勝手に敬遠していたが、今度思い切って聴いてみようと思う。

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人物・団体紹介

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尾崎世界観

1984年東京都生まれ。ミュージシャン、作家。クリープハイプのボーカル、ギターとして活動しながら、2016年に半自伝的な小説『祐介』で作家デビュー。20年『母影』で芥川賞候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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