ベートーヴェン(1770-1827)

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CD

交響曲第7番、第2番〜ピアノ独奏版 田尻洋一

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BRAVO10004
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明


2020年にリリースされ、大反響を呼んだ田尻洋一のベートーヴェン 交響曲第7番ライヴ!
今回は、あらたに発掘された第2番をカップリング。
入念なリマスタリングを経て待望のリリースです!


桐朋学園大学卒業後、イディル・ビレット女史の唯一の弟子として研鑽を積んだ田尻洋一。1996年から、作曲家ごとの全曲演奏というユニークなスタイルで活動を開始、2000年以降は、管弦楽曲を自身で編曲したソロを次々とプログラムに取り入れ、通常のピアノ演奏会の枠を大きく超えた新たなジャンルを確立しています。
 今回リリースするベートーヴェンの交響曲第2番と第7番は、2012年に開かれた田尻洋一ベートーヴェン交響曲連続演奏会におけるライヴ録音で、第2番は初出、第7番は2020年に「OTTAVA RECORDS」からリリースされたもの(廃盤)と同一音源です。今回のリイシューに向けて、レコーディング・エンジニアとして名高い藤田厚生氏が入念にリマスタリング、初リリースのときに入っていた不要な会場ノイズなどを出来る限り取り除きました。

田尻洋一は、ライナーノートの中で、第7番の演奏について次のように語っています。
『(前略)そのような魂の鼓動をベートーヴェンが表現すると、まるで地球が地響きをたてて踊り狂うような、強力なエネルギーを感じさせる音楽になります。とてつもない熱量を放出する作品で、演奏していても、どんどんエネルギーが湧き出してくる感覚があります(後略)』。

田尻洋一がこれまでに、開催した全曲演奏会は以下のようになります。
・モーツァルト: ピアノ・ソナタ全曲演奏会(1997年、2010年)
・ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ全曲演奏会(96年、04年、09年、16年)
・シューベルト: ピアノ・ソナタ全曲演奏会(99年、14 年)
・シューマン: ピアノ作品全曲演奏会(97年、17年)
・ブラームス: ピアノ作品全曲演奏会(98年、13年)

ほかにも、以下のような大規模演奏会を開催しています。
・ショパン: 24の前奏曲+24の練習曲コンサート(96年、06年)
・リスト: 12の超絶技巧練習曲全曲コンサート(06年、10年)

2000年からプログラムに取り入れた管弦楽曲のオリジナル・ソロ編曲のジャンルでは、2012年にベートーヴェンの全交響曲、19年にはブラームスの全交響曲、ほかに、『未完成』『新世界』『悲愴』『プラハ』などの交響曲をはじめ、ベートーヴェンの『皇帝』をはじめ、モーツァルト、シューマン、ブラームス、ショパン、グリーグ、サン= サーンスなどのピアノ協奏曲のソロ編曲版を演奏しています。
 ソロをはじめ、室内楽アンサンブル、オーケストラなどへの客演も数多く、日本各地での演奏会は2000回を超える数となり、2010年はアメリカ、2011年からは毎年2回のペースで欧州リサイタル公演を継続しており、2014年には日本スイス国交樹立150年記念リサイタルに招聘されています。
 国際的な活動が認められ、スタインウェイ・ハンブルク本社からスタインウェイ・アーティストの称号を与えられました。(販売元情報)

【収録情報】
ベートーヴェン:
1. 交響曲第2番ニ長調 Op.36
2. 交響曲第7番イ長調 Op.92

 編曲:田尻洋一

 田尻洋一(ピアノ)

 録音時期:2012年5月19日(1) 2012年2月26日(2)
 録音場所:兵庫県、いたみホール(1) 伊丹アイフォニックホール(2)
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
 マスタリング・エンジニア:藤田厚生

 国内プレス
 日本語帯・解説付

【プロフィール】
桐朋学園大学卒業後、ヨーロッパに留学。イディル・ビレット唯一の弟子として研鑽を積む。
これまでに、ベートーヴェン、モーツァルト、ブラームスのピアノ・ソナタ全曲リサイタル、シューマンにおピアノ作品全曲演奏など、作曲家ごとの全曲リサイタル(ツィクルス)を相次いで開催し、国際的にも注目を集める。管弦楽曲のオリジナル・ソロ編曲のジャンルでは、ベートーヴェン、ブラームスの交響曲全曲演奏を完遂。ほかにも「未完成」「新世界」「悲愴」など、レパートリーは多い。また、ベートーヴェン、モーツァルト、ショパン、シューマン、ブラームスなどのピアノ協奏曲をピアノ独奏用に編曲し演奏している。これらの他にもオペラの序曲、室内楽、歌曲など、数多くの作品をピアノ独奏用に編曲し、自身のプログラムに取り入れている。独創的で旺盛な活動は、スタインウェイ・ハンブルク本社から高く評価され、スタインウェイ・アーティストの称号を授与されている。(販売元情報)

収録曲   

ユーザーレビュー

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東京では田尻さんの演奏会はあまりないよう...

投稿日:2022/10/22 (土)

東京では田尻さんの演奏会はあまりないようで私も数多くのピアニストを聴きに行っているが知らないピアニストだった。たまたま今高知に転勤できており、昨日2022年10月21日にオールショパンプログラムでリサイタルがあり、初めてライブに接することができた。武骨な感じのショパンだったが、これが大変魅力的。ストレートに楽譜を表現し、まっすぐな音楽を堪能した。特に木枯らしのエチュードと英雄ポロネーズの迫力に圧倒された。後半のピアノ協奏曲第1番の田尻版は、オーケストラ部分も一人で弾くため、元々難曲なのに信じられない程の難易度になっているが、右手で超絶技巧を弾きながら、左手でしっかりオーケストラのメロディーを打ち込んでいるので気持ち良かった。これはCDを買わねばとこのCDを買った。交響曲の1台ピアノ版なんて満足しないと思っている方もいると思うが、特に第7番は鳥肌物の迫力。是非、聴いてみて欲しい。現場にいたら興奮の坩堝だったでしょう。ご本人にショパンのピアノ協奏曲田尻編のCD化をお願いしました。実現してほしいです。

ジュピター さん | 高知県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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