ベートーヴェン(1770-1827)

人物・団体ページへ

SACD 輸入盤

ローマのフルトヴェングラー〜ベートーヴェン:『田園』『運命』『英雄』 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー&ローマ・イタリア放送交響楽団(1952)(2SACD)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KKC4301
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明


イタリアのオケをかくも自由自在に操り、自己の音楽の中に引き入れるとは!
1952年ローマでの巨匠の『田園・運命・英雄』を世界初のSACD-Hybrid化!


1952年1月、フルトヴェングラーがイタリアを楽旅したときの、ローマ・イタリア放送(RAI)用ライヴ。「RAI」が録音スタジオとして使用していたRAIオーディトリアム・フォロ・イタリコ(Auditorium Rai del Foro Italico)での収録。10日の『田園』と『運命』、19日の『英雄』がローマ・イタリア放送交響楽団を指揮して披露されています。聴衆を入れての燃える巨匠のライヴ、それも極めつけのベートーヴェン。『英雄』の最後にはブラボー連発の大拍手が40秒を超えて収録されています。今回、この『田園』『運命』『英雄』の3曲を2SACDハイブリッド化。イタリアのオケということで軽く見られがちですが、どうしてどうして、ここに聴かせる音楽はまさにフルトヴェングラー。かつて宇野功芳氏もローマでのこの3曲について「オーケストラの能力、あまりにデッドな録音というような不備を超えて、晩年の彼の深い、スケール雄大な表現が身に迫って来る名演であり、実演ということでいっそう高い価値を有している」(『フルトヴェングラーの名盤』1977年芸術現代社刊より)と高く評価しております。

【発売履歴】
『田園』『運命』はイタリア・チェトラ社で1980年に発売されたLP(FE-5、7)に収録。キングレコードでLP:K17C9543、9542(1986.3.21)、CD:KICC2347、2346(1994.1.21)、KICC1264/5(2016.6.22) で発売。『英雄』は同じくチェトラ社のLP(FE-6)に収録。キングレコードでLP:K17C9541(1986.3.21)、CD:KICC2292(1993.7.21), KICC1264/5で発売。

ミラノ・ディスコス社がローマ・イタリア放送局に残されていた放送用原盤から復刻した音質はスクラッチ・ノイズが少し残っているものの総じて明瞭、良好です。キング関口台スタジオでアナログ・マスターテープ(2トラック、38p/秒速)から丁寧にデジタル・リマスタリングを施した世界初のSACD化にご期待ください。
 SACD層は収録可能時間を活かし、『田園』全楽章(46:48)と『運命』全楽章(36:55)を1枚目のディスクに収録しています。
 『フルトヴェングラーの全名演名盤』『フルトヴェングラーの名盤』に書かれた宇野功芳氏の批評(全文)をライナーノーツに転載します。以下はその抜粋。

「(田園は)オケの円熟味は皆無、オーボエなど実に下手だが、そのような悪い条件の中からも、あたかも最晩年のようなフルトヴェングラーの感慨が、ほかのどの盤よりも強く伝わってくる。その意味で、実に貴重なCDといえよう。」(『フルトヴェングラーの全名演名盤』1998年講談社刊より)
「(運命は)1954年のスタジオ録音のスタイルを基本として、それに実演の味をつけ加えたもので、フルトヴェングラーの『第五』CDの中でも異彩を放っている注目盤。その大きな原因はローマのオケがフルトヴェングラーに慣れていないため、克明な棒を振ったところにある。」(『フルトヴェングラーの全名演名盤』1998年講談社刊より)
「(英雄は)この第1楽章は、1944年、および1952年の2つのウィーン盤のそれと並んで、フルトヴェングラーの偉大さを後世にまで伝える記念すべき名演といえよう。」(『フルトヴェングラーの名盤』1977年芸術現代社刊より)(販売元情報)

【収録情報】
ベートーヴェン:
1. 交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』
2. 交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』
3. 交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』


 SACD層 Disc1:『田園』『運命』/Disc2:『英雄』
 CD層 Disc1:『 田園』全楽章+『運命』第1・2楽章/Disc2:『運命』第3・4楽章+『英雄』全楽章

 ローマ・イタリア放送交響楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 録音時期:1952年1月10日(1,2)、19日(3)
 録音場所:ローマ、RAIオーディトリアム・フォロ・イタリコ
 録音方式:モノラル(放送用ライヴ)
 SACD Hybrid

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

プロフィール詳細へ

ベートーヴェン(1770-1827)に関連するトピックス

交響曲 に関連する商品情報

おすすめの商品