『チェロとオルガンのための作品全集〜ヴェルマン、メルケル、レーガー』　ハンナ・ヴィンツェンス、ゴードン・サファリ

古都ドレスデンの伝統を継承するチェロとオルガンのレパートリー

ドレスデン出身の作曲家、オスカー・ヴェルマン、グスタフ・メルケル[1827-1885]のチェロとオルガンのための作品すべてを収録したアルバム。
　ドレスデン宮廷楽団はフリードリヒ・ドッツァウアー、フリードリヒ・クンマー、フリードリヒ・グリュッツマッハーなど、何世代にもわたって伝統を継承するチェリストを輩出していました。そしてヴェルマンやメルケルがドレスデン聖十字架教会のオルガン奏者として、チェロの名手達に影響を受けたとしても不思議はありません。そして本作を録音するにあたってチェロ奏者のハンナ・ヴィンツェンスが調べたところ、チェロとオルガンのために書かれた最初のオリジナル作品は、オスカー・ヴェルマンの『ソナタ ﾄ短調』であることが分かりました。この作品から発展したドレスデンの伝統を、若い2人の奏者が見事に継承しています。（輸入元情報）

【収録情報】
ヴェルマン：
● 2つの奏楽曲 Op.92
● 前奏曲とフーガ〜ドレスデン聖十字架教会の鐘の音（E,G,A,H,D） Op.146-2
● 2つの小品 Op.72
● ソナタ ト短調 Op.58

メルケル：
● アリオーソ Op.55
● アダージョ・レリジョーソ Op.114
● バッハのフーガ Op.40

ヴェルマン：
● ラルゴ・レリジョーソ

レーガー：
● アリア Op.103a

　ハンナ・ヴィンツェンス（チェロ）
　ゴードン・サファリ（オルガン）

　録音方式：ステレオ（デジタル）
　SACD Hybrid
　CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND