バーンスタイン、レナード(1918-1990)

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CD 輸入盤

ミサ曲 レナード・バーンスタイン&オーケストラ、アラン・タイタス、他(2CD)(初演50周年記念盤)

バーンスタイン、レナード(1918-1990)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
19439890562
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ミサ曲、初演50年記念リリース。
われわれはこの破天荒の作品が21世紀に問いかける意味を見出せるだろうか・・・


完全生産限定。「歌手、演奏者、ダンサーのためのシアター・ピース」という副題を持つこの『ミサ曲』は、ローマ・カトリックのミサ典礼文にスティーヴン・シュワルツとレナード・バーンスタインによる歌詞とテキストを組み合わせ、オーケストラ、合唱のほか、18人の独唱者、児童合唱、ロック・バンド、ブルース・バンド、ダンサーなどを要する大作で、ジャクリーン・ケネディ・オナシスより依頼され作曲した作品です。
 ジョン・F・ケネディ・センターは、1971年9月8日にケネディ大統領を記念し落成した施設で、今年2021年はセンターの50周年記念となります。今シーズンの集大成イベントとして、バーンスタインの『ミサ曲』は2022年9月にワシントン・ナショナル・オペラの芸術監督フランチェスカ・ザンベッロによる演出で再演されることが決まりました。この前衛的な作品は巨大なステージのためのドラマティックなページェントであるため、めったに演奏されることはありませんが、最近ではケント・ナガノ、クリスチャン・ヤルヴィ、ヤニク・ネゼ=セガンらによる新録音も発売されるなど作品への関心が高まっています。宗教音楽と劇場音楽、クラシックとジャズ、アメリカとユダヤといった「音楽家バーンスタインの全て」が如実に集約され、見事に結晶した人生の一大ドラマとも言うべき大作から、初演後50年を経た21世紀の現在のわれわれが何を聴きとれるのか・・・。不安が渦巻き混沌とした現代にバーンスタインが突き付けたかのような思いを抱かせるほどの現代性を備えた作品であることがわかるでしょう。
 この初演50年記念リリース盤はレナード・バーンスタイン・オフィスの全面的な協力を得て制作されたもので、リマスターされた2枚のCDを未発表写真や図版を満載した140ページのCDサイズのブックタイプ・パッケージに収めた完全生産限定盤です。(輸入元情報)

【収録情報】
● バーンスタイン:ミサ曲(歌い手、演奏家、ダンサーのための劇場用作品)


 アラン・タイタス(バリトン)
 ノーマン・スクリブナー合唱団
 バークシャー少年合唱団
 オーケストラ
 レナード・バーンスタイン(指揮)

 音楽監督:モーリス・ペレス
 録音時期:1971年8〜9月
 録音場所:ワシントンD.C. ジョン・F・ケネディ・センター・コンサートホールおよびニューヨーク、52丁目49E、スタジオB
 録音方式:ステレオ(アナログ)


収録曲   

  • 01. I. Devotions Before Mass
  • 02. 1. Antiphon: Kyrie Eleison
  • 03. 2. Hymn And Psalm: "A Simple Song"
  • 04. 3. Responsory: Alleluia
  • 05. II. First Introit (Rondo)
  • 06. 1. Prefatory Prayers
  • 07. 2. Thrice - Triple Canon: Dominum Vobiscum
  • 08. III. Second Introit
  • 09. 1. In Nomine Patris
  • 10. 2. Prayer For The Congregation (Chorale: "Almighty Father")
  • 11. 3. Epiphany
  • 12. IV. Confession
  • 13. 1. Confiteor
  • 14. 2. Trope: "I Don't Know"
  • 15. 3. Trope: "Easy"
  • 16. V. Meditation #1
  • 17. VI. Gloria
  • 18. 1. Gloria Tibi
  • 19. 2. Gloria In Excelsis
  • 20. 3. Trope: "Half Of The People"
  • 21. 4. Trope: "Thank You"
  • 22. VII. Meditation #2
  • 23. VIII. Epistle: "The Word Of The Lord"
  • 24. IX. Gospel-Sermon: "God Said"
  • 25. Voice [Preacher]
  • 26. X Credo
  • 27. 1. Credo In Unum Deum
  • 28. 2. Trope: "Non Credo"
  • 29. 3. Trope: "Hurry"
  • 30. 4. Trope: "World Without End"
  • 31. 5. Trope: "I Believe In God"
  • 32. XI. Meditation #3 (De Profundis, Part 1)
  • 33. XII. Offertory (De Profundis, Part 2)
  • 34. XIII. The Lord's Prayer
  • 35. 1. "Our Father..."
  • 36. 2. Trope: "I Go On"
  • 37. XIV. Sanctus
  • 38. XV. Agnus Dei (Beginning)
  • 39. XV. Agnus Dei (Conclusion)
  • 40. XVI. Fraction: "Things Get Broken"
  • 41. XVII. Pax: Communion ("Secret Songs"

総合評価

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投稿日:2021/07/25 (日)

SQ4チャンネルLP盤を持っています。 発売当時は大変話題になったものです。 後方2チャンネルにも音源を配置したサラウンド4チャンネルですので、SQではクロストークが多く充分に楽しむことは出来ませんでした。 先の方のコメントにもありますように、今回のリマスターにあたりCDのみの発売が残念です。継続的に70年代の4チャンネル盤の復刻につとめている英Vocalionに期待するか国内盤のSACDを待つしかないのでしょうかね。

いつまで聴けるか さん | 静岡県 | 不明

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ベトナム戦争たけなわの1971年に、ワシント...

投稿日:2021/07/15 (木)

ベトナム戦争たけなわの1971年に、ワシントンDCに完成したコンサートホールやオペラ劇場などの複合施設「ケネディ・センター」のこけら落としとして、ジャクリーヌ未亡人からの委嘱で作曲されたもの。 バーンスタイン自身はユダヤ教徒であり、ここではカトリックのミサ典礼文を英語による「寓話」とともに批判的・揶揄的に扱っており、カトリック教会からは強い反発もあったようです。その意味で、決して「宗教曲」などではなく、イギリスのベンジャミン・ブリテンが1962年に作曲した「戦争レクイエム」を多分に意識した作品になっていると思います。 作曲者の存命中にはこの自作自演盤しかありませんでしたが、「珍しい特殊な曲」にもかかわらず、没後にはケント・ナガノ(2003年)、クリスチャン・ヤルヴィ(2006年)、マリン・オールソップ(2008年)、ネゼ・セガン(2015年)、ラッセル・ディヴィス(2018年)などが続々と録音しています。日本でも井上道義氏が2017年以来公演で取り上げており、認知度もかなり高くなってきているのではないでしょうか。 ケネディ・センターの落成50年、そしてこの曲の初演50年を記念して、自作自演盤のリマスター盤が出るとのこと。旧盤を所有している者にとっては、リマスターにも限定版のブックレットにも興味を惹かれるところで、買おうかどうしようか迷います・・・。 来年ケネディ・センターで行われるというプロダクションは、せめて映像で観てみたいものです。

Tan2 さん | 神奈川県 | 不明

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投稿日:2021/06/26 (土)

初演から半世紀が経っても色褪せない名作。その平和への祈りは悲しいことに初演当時より切実になりつつある。作曲者が存命であればインターナルな分断を深める現代にこそ訴えたいであろうメッセージにより多くの人が耳を傾けて欲しい。ただ、今回のリリースでもなぜマルチチャンネルのマスターがリストアされなかったのか、これだけは残念でならない。

kuzu2001 さん | 東京都 | 不明

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