『K[NOW]N PIANO〜ピアノ音楽250年の対話』　ジミン・オウ＝ハヴェニート（2CD）

バッハからペルトまでピアノ音楽250年の対話に挑んだ
ジミン・オウ＝ハヴェニート渾身の演奏による名曲集

韓国が誇る名ピアニスト、ジミン・オウ＝ハヴェニートの「audite」レーベル第3弾はバッハからペルトまで、250年の鍵盤作品を収録したアルバム『K[NOW]N PIANO〜ピアノ音楽250年の対話』です。タイトル通り、知られた（KNOWN）ピアノ作品としては、J.S.バッハの平均律クラヴィーア曲集の『前奏曲』にはじまり、モーツァルトの『トルコ行進曲』、ベートーヴェンの『エリーゼのために』、リストの『ラ・カンパネラ』、ラヴェルの『水の戯れ』など名曲。一方、今（NOW）オウ＝ハヴェニートが演奏・録音すべきと思うペルトの『アリーナのために』も収録。コロナ禍で収録された当アルバム。その今を伝える繊細な解釈によって演奏を締めくくっております。
　オウ＝ハヴェニートは国立ソウル大学校卒業後、ケルン音楽舞踊大学にて研鑽を積み現在ドイツを拠点に活躍しております。録音としてはのちの夫となるレイムンド・ハヴェニートとともに1990年代に録音したウルリヒ・レインデッカーのピアノ作品集などをリリースしております。円熟を増したオウ＝ハヴェニートの演奏は深みがあり、ベーゼンドルファーを用いて演奏しております。（輸入元情報）

【収録情報】
Disc1
● J.S. バッハ：前奏曲 ハ長調　BWV.846-1（1722）
● J.S. バッハ：ゴルトベルク変奏曲 BWV.988より『アリア』（1741）
● モーツァルト：ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331『トルコ行進曲』より第3楽章：ロンド（1784）
● モーツァルト: ピアノ・ソナタ第16番ハ長調 K.545より第1楽章：アレグロ（1788）
● ベートーヴェン：エリーゼのために イ短調 WoO.59（1810）
● シューベルト：即興曲 変イ長調 Op.90-4, D.899（1827）
● ショパン：夜想曲 第7番嬰ハ短調 Op.27-1（1836）
● シューマン：トロイメライOp.15-7（1838）
● シューマン：ロマンス第2番嬰ヘ長調 Op.28-2（1839）
● メンデルスゾーン：巡礼の歌 変ロ長調 Op.67-3, MWV U 102（1845）
● ゴットシャルク：バナナの木 ハ短調 Op.5（1846）

Disc2
● リスト：愛の夢 第3番変イ長調（1850）
● リスト：ラ・カンパネラ S.141（1851）
● ブラームス：バラード第4番ロ長調 Op.10-4（1854）
● グリーグ：孤独なさすらい人 Op.43-2（1886）
● アルベニス：『スペインの歌』より前奏曲 Op.165-1（1890）
● ドビュッシー：月の光 L.75-3（1890）
● ラフマニノフ：前奏曲 第4番ニ長調 Op.23-4（1901）
● ラフマニノフ：前奏曲 第5番ト短調 Op.23-5（1901）
● ラヴェル：水の戯れ M.30（1901）
● ペルト：アリーナのために（1976）

　ジミン・オウ＝ハヴェニート（ピアノ／ベーゼンドルファー）

　録音時期：2020年7月8-10日
　録音場所：ゼンデザール・ブレーメン
　録音方式：ステレオ（デジタルPCM 24bit 96kHz／セッション）
　レコーディング・プロデューサー＆エグゼクティヴ・プロデューサー：ルトガー・ベッケンホーフ