ファニー・ピション

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プルーストへの扉

ファニー・ピション

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784560098226
ISBN 10 : 4560098220
フォーマット
出版社
発行年月
2021年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
151p;20

内容詳細

『失われた時を求めて』を読みたいと思っている人に捧げる斬新でわかりやすいアプローチ。

目次 : 第1部 マルセル・プルーストとはどういう人間だったのでしょうか(家族/ 幼年時代と思春期/ バカロレアを終えて/ 若き作家/ 個人的な悲しみ(二十世紀初頭) ほか)/ 第2部 なぜプルーストを読むのでしょうか(読書という経験を深めるために/ 要約するより読むほうが楽だから/ 実際よりもほんとうらしく見える登場人物と出会うために/ 人は誰でもいくらかはスノッブだから/ 誰もが時を失いたくないから ほか)/ 第3部 そう、プルーストは読めない作家ではありません(プルーストの書き方を理解する)

【著者紹介】
ファニー・ピション : パリ高等師範学校を卒業。近代文学のアグレジェ(リセ・大学の教授資格取得者)。パリ近郊のリセ・ルイーズ・ミシェル・ド・ボビニーで教鞭を執る

高遠弘美 : 明治大学商学部教授、フランス文学者。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 川越読書旅団 さん

    「失われた時を求めて」チャレンジの一助にと購入。プルーストの生い立ちや人となり、「失われた時を求めて」を読了することの意義をランダムに叙述。プルーストを簡潔に理解するに理想的な情報量と構成なのでは。

  • こまり さん

    「失われた時を求めて」題名は聞いたことがあったが、内容は知らなかった。3000ページからなり500人の登場人物がいるというものすごく長い100年位前に書かれた小説。この本の目的は、難解だという先入観を払拭することだという。作者がどういう人物であったか、またテーマは何か、そして登場人物を紹介し、ともかく「失われた時を求めて」を読んでみたいと思ってもらうこととある。時代背景、家族構成、友人知人など実に面白く読みやすかった。この本を読み終わった今、まさに読みたいと思っている私がいる。人生を変える本、らしい。

  • tom さん

    プルーストを再読中。そんな中でこの本を知る。原題は「プルースト早わかり」。読む気をなくしたり、読みにくいという人のため、先入観を払拭することを目的にした本。ただし、目的を達したかといえばどうだろう。この本を読んで、なんのこっちゃと思い、読む気を失う人は多々という感じがする。でも、私には、なかなかの良書。「失われたとき」の意味は、「むなしいことにかまけて無駄にする時間を指す」とのこと(笑)。登場人物それぞれの分かりやすい紹介、文体の不思議さの理由などなど、再読中の私にはメリットが多々。

  • かもめ通信 さん

    扉の向こうは無限のひろがり! マルセル・プルースト生誕150年の記念日に。

  • belle さん

    大学の入学祝いに「失われた時を求めて」を買ってもらったという高校の同級生は詩を書いていた。もう消息も知らないが、時を経て私は昨年から読み始め、今は『ゲルマントのほう』を行きつ戻りつしている。こうして〜プルーストへの扉〜を開いたのも、散歩するのも、「失われた時を求めて」を読む日々の一部であり、楽しみだ。それは読了への遠回りではなく、混じり合い、溶け込んでいくような。

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