シューベルト(1797-1828)

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SACD 輸入盤

シューベルト:交響曲第9番『グレート』、ベートーヴェン:交響曲第1番、ブラームス:交響曲第1番 ギュンター・ヴァント&ミュンヘン・フィル(2SACD)

シューベルト(1797-1828)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
PALTSA015
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明


「Profil」の名盤を丁寧にSACDハイブリッド化!
1作ずつじっくりと向き合って味わいたい『ヴァント 不滅の名盤』
大きなスケールと細かな構築が同居した圧巻の演奏
輝かしく強靭なハ長調で終わる交響曲3題!


「Profil」レーベルのヴァントの名盤がSACDハイブリッド化! 「Altus」レーベルがライセンスし、このハイブリッド盤のための最新リマスタリングを施して製品。CD層・SACD層共にかつてないほどリアルな音質が追求されています。
 巨匠ギュンター・ヴァントがミュンヘン・フィルと残した偉大なライヴ録音。ハ長調で力強く締めくくる、ヴァントが得意とした3曲の交響曲を収録。『グレート』のたっぷりと奏でられた序奏部からは無限に広がる雄大さが、ブラームスの煽るように早いテンポの序奏部からは真に切迫した緊張感が、有無を言わさぬ説得力で立ち現れます。曲の長さが必要な音楽を奏でる上で過不足ない完璧なものであると証明するように、大きなスケールで構築されながらも同時に細やかなバランス処理とテンポ設定がなされたヴァントならではの圧巻演奏。最後の一音まで続く必然の連続が聴く者を圧倒します。ベートーヴェンの1番も引き締まった響きが素晴らしく、作品の革新性を迷いなく捉えた演奏です。各曲各所でオーケストラから湧き上がる表情豊かな歌もたまりません。
 解説書には楽曲解説の他、舩木篤也氏がブルックナー都市としてのミュンヘンとヴァントについて、また板倉重雄氏がミュンヘン・フィルの詳細な歴史について書き下ろした原稿を掲載しています。(販売元情報)

【収録情報】
Disc1

1. シューベルト:交響曲第8(9)番ハ長調 D.944『グレート』

Disc2
2. ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調 Op.21
3. ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68

 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
 ギュンター・ヴァント(指揮)

 録音時期:1993年5月28日(1)、1994年2月4日(2)、1997年2月19,21,23日(3)
 録音場所:ミュンヘン、ガスタイク・フィルハーモニー
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO

 日本語帯・解説付
 国内プレス

【ALTUS大注目シリーズ『ギュンター・ヴァント 不滅の名盤』】
第4回発売、ミュンヘン・フィルとのシリーズが出揃います!
1タイトルずつ丁寧に最新リマスタリングを施しSACDハイブリッド化。
ヴァントの遺した崇高なまでの音楽を全力で堪能せよ!(販売元情報)

収録曲   

総合評価

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 ヴァントがチェリビダッケ時代のミュンヘ...

投稿日:2010/03/31 (水)

 ヴァントがチェリビダッケ時代のミュンヘン・フィルを指揮した貴重な記録、これがドイツの交響曲だと言わんがばかりの気迫に圧倒されます。シューベルトのザ・グレートが、ベートーヴェンの後継作品であることを思い知らされる演奏であり、繰り返しは入れず、フルトヴェングラーらの世代の世界を思わせてくれました。

恐怖のタヌキ男 さん | 不明 | 不明

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私見であるが、シューベルトの第9(最近で...

投稿日:2009/12/04 (金)

私見であるが、シューベルトの第9(最近では第8番とするのが一般的であるが、CDの表記にここでは従う)は、歌曲や室内楽曲、ピアノ曲に数多くの傑作を遺す一方で、交響曲ではなかなか名作を生み出せなかった(未完成は傑作であるが、完成された曲ではないことに留意)シューベルトによる唯一の完成された傑作であり、そのせいか、これが正解というアプローチがない。つまりは、様々な演奏のアプローチが可能であり、それにより、曲から受ける印象がまるで異なってくることになる。ウィーン風の演奏ならば、ワルターの名演がある。この曲を愛しつつもなかなか思うようには指揮できなかったカラヤンの流麗な名演もあるし、ベートーヴェン風のドラマティックなフルトヴェングラーの名演もある。シューベルトの交響曲を後世のブルックナーの交響曲に繋がっていくものという説に従えば、クレンペラーや朝比奈隆などの名演もある。その他にも、様々なアプローチが可能であると考えるが、ヴァントはこの第4のタイプの名演だ。冒頭からほとんど微動だにしないインテンポに貫かれている。いかにもブルックナーを得意としたヴァントならではのアプローチだが、それでいて、第2楽章の中間部や終結部の繊細な抒情は、特別なことは何もしていないのに、人生の諦観のような寂寥感を味わうことができる。これは、大指揮者だけが表現できる至高・至純の境地と言えるだろう。ヴァントは、この数年後にベルリン・フィルと同曲を録音しており、基本的なアプローチに変化はないが、ミュンヘン・フィルと録音した本盤の方が、オーケストラの違いもあるのだろうが、やや柔和な印象があり、このあたりは好みの問題だと思う。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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この曲は、構成がしっかりしすぎて退屈感が...

投稿日:2009/11/14 (土)

この曲は、構成がしっかりしすぎて退屈感がありましたが(とくにバーンスタインのコンセルトヘボウ盤)、指揮者が変われば、こんなに造形のある美しい曲になるのですね。気に入りました。

ぽっちゃま さん | 大阪府 | 不明

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