CD 輸入盤

ブラームス:ピアノ協奏曲第1番、第2番、ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番、第4番、他 クラウディオ・アラウ、インバル、ブール、ベルティーニ(1969-1980)(3CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SWR19084CD
組み枚数
:
3
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


クラウディオ・アラウ、ピアノ協奏曲を弾く

20世紀を代表するピアニストの一人、クラウディオ・アラウ[1903-1991]。この3枚組には、全て初出録音となるアラウのお気に入りのピアノ協奏曲が収録されています。
 中でもブラームスの2曲は、彼が生涯大切にしていた作品であり、しばしば演奏し聴衆を感動に導いていました。このアルバムに収録されている第1番はアラウ69歳の演奏。パワフルなオープニングで聴かれる鋭いトリルからは鋼のような精神性を感じさせ、夢のようなアダージョを経て最終楽章のロンドでも強靭なタッチで、若き日のインバルともに激しい音楽を描き出しています。第2番は、アラウ66歳の演奏。柔らかい音の中にも緊張感を孕んだ冒頭から、彼は丹念に音を積み上げブールと共に巨大な建造物を創り上げていきます。同じくブールの伴奏によるシューマンも、冒頭から最終楽章へと連なる熱気が伝わります。ベルティーニとの共演で聴くベートーヴェンは、まさにアラウの真骨頂。スコアのすみずみまで読み込んだ精緻な演奏が繰り広げられています。(輸入元情報)

【収録情報】
Disc1

● ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調 Op.15

 エリアフ・インバル指揮、シュトゥットガルト放送交響楽団
 録音:1972年3月23日 シュトゥットガルト、リーダーハレ(ステレオ・ライヴ)

● ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.83〜第1楽章

Disc2
● ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.83〜第2楽章/第3楽章/第4楽章

 エルネスト・ブール指揮、バーデン=バーデン南西ドイツ放送交響楽団
 録音:1969年4月2日 バーデン=バーデン、ハンス=ロスバウト・スタジオ(ステレオ)

● シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 Op.54

 エルネスト・ブール指揮、バーデン=バーデン南西ドイツ放送交響楽団
 録音:1972年3月28日 バーデン=バーデン、ハンス=ロスバウト・スタジオ(ステレオ)

Disc3
● ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37
● ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58

 ガリー・ベルティーニ指揮、シュトゥットガルト放送交響楽団
 録音:1980年7月9日 シュトゥットガルト、リーダーハレ(ステレオ・ライヴ)

 クラウディオ・アラウ(ピアノ)

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ブラームスのピアノ協奏曲第1番が特に印象...

投稿日:2020/06/15 (月)

ブラームスのピアノ協奏曲第1番が特に印象的。力みの微塵もない熟達のピアニズムでブラームスの若き情熱を歌い上げる。とかく重い演奏になりがちな1番であるが、後の2番では感じることのない青春の息吹まで感じさせてくれる。指揮のインバルは録音当時30代だと思うが、堂々とアラウとわたりあい、今日の円熟の芸風を垣間見せてくれるのが嬉しい。

ウィーンベルリン さん | 茨城県 | 不明

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