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『ゼロ年代全景』 公開記念! ”ゼロ年代” 対談 【3】

Friday, December 25th 2009

interview
ゼロ年代全景


12月12日(土)に初日を迎える『ゼロ年代全景』は、3人の監督が初めて、長編映画を制作し、日替わりで上映される企画。この企画で初めて顔を合わせることとなった彼らは、お互い別々の場所や環境で、それぞれの想いを“映画”という形にしました。その映画制作に至った経緯や自身の映画について・・・また『ゼロ年代全景』と題されていることもあり、「“ゼロ年代”とは何だったのか?」を語って頂きましたが・・・それぞれの監督の性格(キャラクター)や当日の雰囲気が少しでも伝わればうれしいです。そして、このインタビューをきっかけにご自身の“ゼロ年代”を振り返って頂きながら、三者三様の映画にどうぞ、触れて下さいますように。わたしも彼らとほぼ同年代ということもあり、”ゼロ年代価値観”に大きく共感しました。ちなみに、監督はお写真左から、長久監督、星崎監督、波多野監督です。公開を記念して、劇場鑑賞券を5組10名様にプレゼント!INTERVIEW and TEXT and PHOTO: 長澤玲美

今ってすごく、一人一人の考え方とか価値観とかが認められてる。


--- グレーとかドライとか、プラスでもマイナスでもなくて、「なるべくフラットで」というのがわたしの場合も続いてるような気がします。それぞれの方が思われている10年のお話をお聞きしたら、キーワードのようなものが出てきて興味深かったのですが、みなさんは今、他のお仕事もされながら映画を作られているんですよね?

星崎 はい、生活のために普通にしてます。

--- どういうお仕事を?

星崎 電話とかかける仕事です。

長久 テレアポとかってこと?

星崎 テレアポとかではないけど。

長久 何なんですか?

星崎 え?(笑)。そんなに・・・あんまり人に言う程の仕事じゃない。

長久 犯罪ってことですか?

星崎 犯罪じゃないよ(笑)。言えないとは言ってないじゃん。

--- そのお仕事をされながら、脚本を書かれたりして?

星崎 そうですね。まだ1本しかやってないんですけど、最近、ピンク映画の脚本とかもやりました。

--- ピンク映画の脚本も。今、ピンク映画ってキーワードを伺って思い出したんですけど、『茜さす部屋』の睦雄は吉岡睦雄さんから取られたんですか?

星崎 あ、そうなんです、取ったんです(笑)。

--- やっぱり、そうだったんですね(笑)。

星崎 12月15日(火)の上映後にもゲストでも来てもらうんですけど。

--- 睦雄って、なかなか思い付かない名前ですもんね。

星崎 あんまりいないですよね。吉岡さんは好きな俳優さんだったんですけど、名前の響きが好きで付けて。ちょうど去年、『茜さす部屋』がTAMA映画祭にノミネートされたんですけど、『へばの』もノミネートされてたので、その時に吉岡さん本人にお会いして。「吉岡さんの名前から取ったんですよ」ってはずかしながら告白したんです(笑)。

--- 『へばの』の吉岡さん、すごいいいですよね。吉岡さんの今までの作品の中で一番いいんじゃないかなって思うくらい。

星崎 すごいいいですよね。ヘタレ過ぎちゃうんですかね、他の映画だと。まあそれは役柄ですけど。吉岡さんの声もすごい好きで。

--- 脚本を書かれたピンク映画のタイトルが気になります(笑)。

星崎 『夜のタイ語教室 いくまで我慢して』っていう(笑)。

長久 ピンクだねえ(笑)。

星崎 わたしは『スプリング・ハズ・カム』っていうタイトルを付けたんですけど、「季節感出さないでくれ」って言われて(笑)。

--- ちなみに監督は?

星崎 黒川幸則さんって方です。AV女優のかすみ果穂さんが主演なんですけど、今イケイケな。

長久 イケイケですねえ。(第3期生で)『おねだり!!マスカット』とかに出てるでしょ?『板尾創路のセックスアピール道』とかにも出てたり。

波多野 名前って変えてるんですか?

星崎 ペンネームみたいなのが一応あって。「ペンネーム付ける?」って言われたから、「あ、それちょっといいな」って思って、志村貴子さんの『敷居の住人』っていう漫画の主人公の男の子の名前から取って・・・本田千暁って言います(笑)。

--- 吉岡さんをキャスティングされて映画を撮られるのもたのしみにしてますね(笑)。

星崎 ぜひ、撮らせて頂きたいですね。わたし、吉岡さんの大ファンみたいな感じになってるけど(笑)。

長久 なってますよ(笑)。


FROG


--- 長久さんは広告代理店にお勤めなんですよね?

長久 はい、CMとか広告を作ったりしてます。どちらかと言うとCMがメインなんですけど、NHKではちょっと長めの「みんなのうた」的なものとか、ストーリーを担当してるんですけど。

--- 先ほど、パソコンが弱いとおっしゃってましたが・・・(笑)。

長久 はい(笑)。映画を作ってる頃は編集とかも出来たんですけど、今は企画して、セリフを書いて、コピーを書いて・・・みたいなことばっかりなので“鉛筆系”ですね。

--- 結構、忙しいですよね?

長久 はい(笑)。忙しいですねえ。でも今は、自分が企画したものとかが形になることが多いので、しあわせだなとは思うんですけどね。

--- ちなみに、手掛けられたCMなど、差し支えなければ教えて頂けますか?

長久 教育テレビの50周年のキャンペーンで脳みそから黒タイツの足が生えてるキャラクターがいるんですけど・・・。

--- 「学ぶ冒険」!

長久 そうです、そうです。あれをやったんです、キャラも考えて。最近はドコモダケのCMとかWEBの動画やったり、イオンのセールのCM・・・ボジョレヌーボーとかメンズスーツが安いみたいなのも作ったりしてるんですけど、そういうことで4日くらい徹夜とかしてます(笑)。でも、基本は「おもしろいことを考えて下さい」っていう話なので、しあわせな仕事ですね。

--- そんなペースでお仕事されていたら、映画を撮られるところまではなかなかいかないですよね。

長久 そうですね。脚本とか書いたりして、ちゃんと撮ろうと思ってるのがありますけどね。

--- 具体的に次の構想として?

長久 はい。『FROG』が熱すぎたので・・・でも、僕の中では正しい熱さなんですけど(笑)、今ってもっと、メッセージとかない方が気持ちよくて、そういうのが作りたいなって思ってたりするんですよね。『頭山』の山本浩ニさんの『年をとった鰐』が上映された時に一緒にやってた『リボルバー』っていうアニメーションがあるんですけど(『年をとった鰐』&山村浩二セレクト・アニメーションに収録)、物事がループして50年くらいが経ってるっていうすごいグロいやつで。でも、それを実写で今の現実でやりたいなって思ってますね。全然ウケなそうですけど(笑)。

--- 波多野さんは?

波多野 今はニートって書かなきゃいけない(笑)。

長久 そうですよ、ニートですよ(笑)。

波多野 チラシの裏面にはニートってなってるんで・・・。

星崎 ニートって通さないといけないんじゃないの?

長久 現役ニートですからね。

星崎 「親の金で飯食ってます」って(笑)。

波多野 まあ、定職には就いてないので・・・ニートみたいなもんです(笑)。でも今は、半年ちょっと前くらいにスタジオ ギアっていう名前で仲間で集まって映像を作るユニットを立ち上げて映画とか映像を作ろうとしてますね。

--- 具体的に次回作のご予定は?

波多野 予定では来年の2月くらいに1本撮ることになってるので、今はその準備を進めてる感じですね。

--- どんな作品になりそうですか?

波多野 やっぱり暗いんですけど(笑)。

長久 ここまで暗いとウリになるなあ(笑)。

星崎 それでコメディとかやってよ。

波多野 でも、コメディっていうか何か、もうちょっと笑えるポイントもありつつ。ポップだけど、テーマはロックンロールスターの話なんですけど。

長久 ポップですねえ。

波多野 ポップでしょ?「ラブ&ピースとかバカみたいに叫んでる方がかっこいいよね」っていう話なんですけど。

星崎 うーん、ちょっと想像つかない(笑)。

波多野 でも、話は暗いんです(笑)。

長久 新しい(笑)。

波多野 新しいでしょ?(笑)。

--- どういう風に完成されるのか、今は全く想像出来ないんですけど(笑)、たのしみにしてますね。この10年、“ゼロ年代”を振り返って頂きましたが、ここからは逆にこれから10年の希望やどうしていたいかなどを漠然とでもお聞かせ頂きながら、最後に一言ずつ頂ければと思ってます。

長久 1つ言いたいのが、カエルがめっちゃかわいいっていう(笑)。カエルがね、僕すっごい好きで。それどこかに書いておいて下さい。

--- でも何か、長久さんってカエルっぽいかもしれない(笑)。

長久 うれしいっすけどね(笑)。僕、緑のものとかすごい多いんですよね、何か買っちゃう。爬虫類がずっと好きで。

星崎 カエルは両生類じゃん(笑)。

長久 カエルは両生類だけど、爬虫類もどっちも!(笑)。

--- カエルが好き(笑)。最後に『FROG』に関してはいかがですか?

長久 宗教の話をしたいわけではないんですけど、ノアの箱舟は雨が降って世界が終わるじゃないですか?それの逆で「雨が降らないで世界が終わるみたいな話がいいな」って思ってて、今の僕らの感覚の「ニュートラルに捉えた聖書みたいなのを作りたい」っていう気持ちで作ったような気が今してきました。ちょっと話大きいけど、「聖書だと思って深読みして観てもらいたいな」っていうのはありますね。まあちょっと、胃もたれしちゃうかもしれないですけど。何回も観てもらってもおもしろいところはいっぱいあるかなって思いますね。でも何か、今後10年とかはもっと・・・今、みんな優しいじゃないですか。で、この映画はがむしゃらにやってるけど、もうちょっとみんなハッピーになるんじゃないですかね?(笑)。喧嘩しない層が増えてるから、すごいいい世の中だなって。身勝手なわけでもないし。でもそれの一番最初の映画として、「聖書っぽく気持ちいい存在でありたいなあ」っていう欲張った考えはあるかな。”リセット映画”かもしれない。

--- いろいろ想像させる映画ですよね。象徴的にいろいろなモチーフが使われていたりしますし。そういうところをこれから観る方が受け取って、その人なりの聖書というか、置き換えて考えて欲しいという。

長久 そうですね。


ブーケガルニ


--- では、波多野さん、お願いします。

波多野 今ってすごく、一人一人の考え方とか価値観とかが認められてる。ネット上のコミュニティとかでそういうことが繰り広げられてるけど、でも何か最近、みんなちょっとずつ気付いてるのは、バーチャルの世界じゃなくて、「本当のコミュニケーションって結構大事だよね」って何となくみんな思ってきてるような気がして。その身近にいる人達といい意味で同じコミュニティに存在して、人を受け入れる、受け入れられる土壌っていうか、精神的な土壌はもうみんな出来てきてるような気がするので、実はそんなに悲観的じゃなくて、もっと前向きに次の10年って過ごせるのかなあって、僕の中では思っていて。

ブーケガルニ』は「噛み合わない言葉」っていうのを自分の映画の中で「こんな10年だったよね」みたいなイメージで観てもらったらいいかなって思いますね。出てくるあの3人はみんな主人公なんですけど、1回観ただけじゃ誰に感情移入したらいいのかとか、あんまりはっきり明示してない部分があって。それを一人一人、別視点で観てもらっても結構おもしろいんじゃないかなって思ってます。「この人はこの時、何考えてたんだろう?」とかそういう風に掘り下げて観てもらえるようになってるかなとは思うので、何回でも観に来てもらえればと(笑)。

でもそれが人との付き合い方で、結局自分じゃない誰かの気持ちになってみるというか。いろんな1つのことをいろんな面から見てみるというか、そういうことにつながればいいかなあと思います。

--- ありがとうございます。では、星崎さん、最後にお願いします。

星崎 わたしは時代的なことはちょっとよくわからないですけど、個人的なこと・・・「10年後、38かあ」って思うとちょっとブルーになる。ブルーって言っちゃいけないか(笑)。何かこわい・・・その頃どうなってるかって全く想像がつかないですけど、子供生んでるのかなあ。

--- 男性の映画監督が絶対的に多い中、女性が映画監督の立場でいるということは貴重ですし、女性ならではの視点で描けるものがあるのでは?と。

星崎 『茜さす部屋』を観てもらった人は細かいやり取りとか「このセリフよかった」とか、細かいところを「いいね」って言って下さる人が多いんですけど、これは個人的な話なんですけど、「キャラクターの作り方とかがもうちょっと出来たなあ」って思う反省点なんで、そういうところをちょっと改善しつつ、「もうちょっと踏み込んだ映画を作っていけたらなあ」っていうのが課題です。女性ならではっていうのはよくわからないんですけど、周りが観てそう思うんだったらそうなのかなっていう(笑)。男性だったら書けないことかどうかっていうこともちょっとわからないんで、それは個人個人なのかなっていう。

長久 セリフとか、「あれは書けないな」とかって思いましたよ?僕。

星崎 それは女性ならではってこと?

長久 うーん、それはわかんないけど(笑)。

星崎 そういうところをちょっと今後の課題として、10年後、成長出来ていればいいなっていうのが自分の目標としては。時代とコミットしてないんですよね、わたしが(笑)。

長久 してるんじゃないですか?

星崎 波多野さんみたいに今の時代に生きてて自分が思うことっていうのを自分のところに近付けていくっていうよりは、わたしは生活の中での実感が最終的には時代のことが反映されてる・・・後から振り返ると、今の時代のことが反映されてたりっていう方かなっていう感じですね。

--- 今日はありがとうございました。

三人 こちらこそありがとうございました。



『ゼロ年代全景』 12月12日(土)より、渋谷アップリンクXにて公開!


上映スケジュール

12月12日(土)〜12月18日(金)
16:00 『ブーケガルニ』 / 17:30 『FROG』 / 19:00 『茜さす部屋』

12月19日(土)〜12月25日(金)
16:00 『茜さす部屋』 / 17:30 『ブーケガルニ』 / 19:00 『FROG』

12月26日(土)〜12月30日(水)
16:00 『FROG』 / 17:30 『茜さす部屋』 / 19:00 『ブーケガルニ』

1月2日(土)〜1月8日(金)
17:30 『FROG』 / 19:00 『ブーケガルニ』 / 20:40 『茜さす部屋』

1月9日(土)〜1月15日(金)
17:30 『ブーケガルニ』 / 19:00 『茜さす部屋』 / 20:40 『FROG』


12月12日(土) 各作品初日舞台挨拶
16:00 『ブーケガルニ』 加藤裕月×カゴシマジロー
17:30 『FROG』 桃生亜希子×本多章一×加藤裕月×児玉貴志
19:00 『茜さす部屋』 大和屋ソセキ×星ようこ


『茜さす部屋』 19:00の回、上映後
12月13日(日) 井上都紀(映画監督)×森直人(ライター)
12月14日(月) 風間志織(映画監督)
12月15日(火) いまおかしんじ(映画監督)×吉岡睦雄(俳優)
12月16日(水) 監督3人トーク@「ゼロ年代、ってなんなんですか」
12月17日(木) 崔哲浩×堀江慶(演出家/プロデューサー)
12月18日(金) 吉本菜穂子

『FROG』 19:00の回、上映後
12月19日(土) 舞台挨拶:桃生亜希子×本多章一×加藤裕月
12月20日(日) スペシャルエピローグ(演者:加藤由希子、堰英恵)
12月21日(月) 若木信吾(写真家)
12月22日(火) 柳田久美子(『茜さす部屋』 『FROG』主題歌)ミニライブ
12月23日(水) 手打隆盛×堀江慶(演出家/プロデューサー)
12月24日(木) ☆近日発表
12月25日(金) 監督3人トークA「ゼロ年代、終わっちゃうね」

『ブーケガルニ』 19:00の回、上映後
12月26日(土) カゴシマジロー(役者)
12月27日(日) 吉井真奈美(脚本家)
12月28日(月) 笠原憲(編集者)
12月29日(火) 宇野常寛(評論家)
1月5日(火) 杉山文雄×加藤裕月
1月6日(水) ☆近日発表
1月7日(木) 堀江慶(演出家/プロデューサー)
1月8日(金) 監督3人トークB「テン年代、どうしよっか」


1月4日(月)〜8日(金) 『茜さす部屋』 20:40回、上映後予定
1月9日(土)〜15日(金) 『FROG』 20:40の回、上映後予定


詳しくは『ゼロ年代全景』 公式ブログへ   


幸せまでの距離、0.03ミリ!?『茜さす部屋』
監督・脚本:星崎久美子
出演:吉本菜穂子 崔哲浩
大和屋ソセキ 野口逢里 加藤裕月 さかい千恵子
谷崎友亮 豪起 岡優美子 龍田知美 森本展弘 
加藤剛大 / 星ようこ / 津田寛治

マキは負け組29歳。マンネリの同棲生活も、派遣のおシゴトも、もううんざり。子供を生めば何かが変わるはず!手段を選ばぬ“ご懐妊”大作戦が始まった。主演には、ゼロ年代最注目の女優、吉本菜穂子(『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』)。そして、津田寛治(『20世紀少年』)が脇を固める。新鋭女性監督が描く、セキララな幸福探求ムービー。

世界の終わりに、私は海に塩をまく。『FROG』
監督・脚本:長久允
出演:本多章一 桃生亜希子
崔哲浩 倉方規安 加藤裕月 豪紀 手打隆盛 / 児玉貴志 小林三四郎

最後の雨から数ヶ月。写真を撮り続ける男、海に塩をまく男、風俗嬢、宗教家、そして一匹のカエル。終わりが近づく世界で、一体彼らに何ができるのか・・・!?キャストには桃生亜希子(『ロスト・イン・トランスレーション』)、本多章一(『美代子阿佐ヶ谷気分』)など日本映画を代表する実力派俳優たちが集結。キボーとゼツボーが交錯する、超ゼロ年代的群像劇。

現役ニート監督が描く、現代社会へのジレンマ。『ブーケガルニ』
監督・脚本:波多野純平
出演:加藤裕月 杉山文雄 カゴシマジロー
原田裕子 手打隆盛 岡優美子 河野景子 / 諏訪太朗 / 並樹史朗

3年前の監禁事件を巡って集まった3人の男女。被害者家族、孤高の週刊誌記者、そして、彼が書いた記事に魅了された女。一発の銃声が、再び彼らの運命を狂わせる。グリング主宰の杉山文雄、TRASHMASTERSのカゴシマジロー、そしてヒロインには加藤裕月と、ゼロ年代エンゲキ界の重要メンバーがキャストを務める。彼らの織りなす魂の叫びは、必見!

配給:アルゴ・ピクチャーズ

 


『ゼロ年代全景』 劇場鑑賞券を抽選で5組10名様にプレゼント!


※応募締切 2009年12月23日(祝)
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※応募の受付は、終了いたしました。たくさんのご応募、ありがとうございました。

profile

星崎久美子 
1981年、神奈川県出身。青山学院大学卒業後、TVCM制作会社へ勤務。会社勤めのかたわら、映像制作を開始。短編『おぼろげに』が東京ビデオフェスティバル2006にて優秀賞受賞。『茜さす部屋』で第9回TAMA NEW WAVE・クリーク・アンド・リバー社賞受賞。

長久允(ながひさ まこと)
1984年、東京都出身。青山学院大学フランス文学科・バンタン映画映像学院卒業。在学中、PV・映画などの制作に携わる。また、劇団「ノーパン核家族」にて脚本を担当。現在はコピーライター、CDプランナーとして活動。主なキャンペーンに教育テレビ「ETV50 学ぶ冒険」など。好きな食べ物は、レンコン。

波多野純平
1982年9月6日生まれ。兵庫県出身。大阪市立大学卒業後、映像制作を学ぶ為に上京。2007年、映画『Sunday』が山形国際ムービーフェスティバル入賞。翌2008年、本作『ブーケガルニ』を制作する。現在は、フリーで映像制作を行なう。

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