08年ベストアルバム(ヒップホップ部門)
2008年12月26日 (金)
| 2008年 ヒップホップ ベスト・アルバム! |
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No.1: Lil Wayne 『Tha Carter III』全ジャンル通してNo.1は?と聴かれたら、Weezyのこのアルバムを置いて他は考えられません!多くのアーティストがフリースタイルを乗せたがったATCQ声ネタの「A Milli」、社会現象としてLil Wayneが扱われるきっかけとなったモンスター・シングル「Lollipop」以外にも、Jay Zとの名字・カーター対決「Mr Carter」、Robin ThickeやBobby ValnetioといったR&Bシンガーを迎えたギャル悶絶曲、ヒットメイカーT-Painとダラスが誇る才能Play-N-Skillzが絡んだフロア仕様「Got Money」もベタで最高! |
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No.2:
T.I. 『Paper Trail』昨年、銃所持容疑で逮捕され、軟禁状態が続いていたT.I.がどん底から立ち上がり、改めて「キング」と呼ばれる所以を証明してくれたアルバム。センセーショナルなNo.1獲得記録を打ち立て、その後もロングヒットとなっている「Whatever You Like」から驚きのネタ使い「マイアヒ・ライフ」まで強力チューンばかり。 |
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No.3:
Scarface 『Emeritus』どんなスキルフルなMCも真似できない唯一無二の世界を持つScarface。これがソロ・アルバムとしては最後になるというから選ばないわけにはいかないでしょ。圧倒的な重厚感と闇の中を彷徨うようなダークさは相変わらずですが、暗すぎた(?)『M.A.D.E.』よりも楽しめる内容になっています。駄曲一切なし! |
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No.4:
Q Tip 『Renaissance』ヒップホップ・ファンの間でカリスマ的な人気を誇るQ-Tipの9年ぶりとなるアルバムは、アメリカ大統領選の日に狙ったかのように発売されたメッセージ性の高い作品。サウンドはイマドキのメインストリームの作品のような派手さはありませんが、絶妙なサンプリング・センスとジワっとハマる生ビート、そして、リラックスしたスタイルで繰り出された唯一無二の声によるラップで十分。ボディーブローのように効いて後を引きます。 |
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No.5:
NAS 『Untitled』Def Jam移籍後初のアルバムとなった前作で『Hip Hop Is Dead』というタイトルをつけ、ヒップホップ/ショウビズ業界に警鐘を鳴らしていたNasが、さらに大きなテーマを掲げ強烈なメッセージをこめた『Nigger』改め『Untitled』。 Nasのリリックを国も文化も違う我々日本人がどこまで理解できるのかわからないけれど、確実に胸に響いて、そして何度も何度も考えさせられるディープな作品だ。ちなみに今年のNo.1ライブはNas@Zepp Tokyo! |
次点:
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Young Jeezy 『Recession』 |
Roots 『Rising Down』 |
Big Gemini『History In The Making』 |
Snoop Dogg『Ego Trippin』 |
Killer Mike『I Pledge Allegiance To The Grind II』 |
| 2008年 サウス・ラップ ベスト・アルバム! |
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No.1:
Chamillionaire 『Mixtape Messiah 5』反則技でスミマセン(HMVでは入手できないので)!実は聴いた頻度で言ったら、Chamillionaireのこのミックステープ・シリーズ(今年はVol.4とVol.5を発表)がダントツ。 ミックステープならではのヒップホップの最新ヒットチューンをネタ使いした誰もがのれる内容!Chamillionaireのラップも毎度舌を巻くほど。来年、待望の3rdアルバム『Venom』をリリース予定ですが、一足前に第6弾が1月16日に配布予定! |
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No.2:
Z Ro 『Crack』SUCのオリジナルメンバーでGuerrilla Maabの構成員として活躍、独特の歌心溢れるフロウでHタウン・ファン以外からも根強い支持を集めるZ-Roの最新ソロアルバム。今回ももちろん歌心溢れるトラックばかりで悪いわけがなく、特にBigg Tymeが手がけた2曲目の「Baby Girl」からZ-Roヴォイスに萌えまくり。自身が手がけたトラックもシンプルながらもソウルフルで素晴らしい。 |
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No.3:
Bun B『II Trill』相方、Pimp Cの急逝によりソロで活動することになったBun Bのセカンド・アルバム。ということで、Pimp Cに捧げられた本作は、どの曲もPimp Cを亡くした哀しみで全体が覆われており、サウス・ファンなら号泣必至の1枚。但し、涙だけで終わらせないよう、アップチューンも見事に織り交ぜており、聴きごたえ十分。南部の大物ゲストがこぞって参加したTrillな傑作。 |
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No.4:
Three 6 Mafia 『Last 2 Walk』アカデミー賞を受賞して知名度が抜群にアップしたメンフィスの人気ヒップホップ・グループThree 6 Mafiaも、いよいよDJ PaulとJuicy Jの2人だけになって新作をリリース。Lil Wayneの「Lollipop」とT-Painが混ざったようなアクの強いリード・シングル 「Lolli Lolli(Pop That Body) 」のようなキャッチーなトラックもありますが、相変わらずトゥーマッチなHypnotizeサウンドをゴリゴリと押してきます。そこがまたいいんですけどね〜。 |
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No.5:
ABN 『It Is What It Is』ヒューストン・ラップ好きにはたまらない歌心溢れるラッパー2人、Z-RoとTraeがABN(Assholes By Nature)としてアルバムをリリース!ゲストには UGK、Lil Keke、Big Pokey、S.L.A.B.からJay'ton、Boss等。シロップ漬け哀愁チューン「Who's The Man」、ダークでソウルフルな名曲「Miss My Dawg」の2008年ヴァージョンとなる「Miss My Dawg (I Gotta Survive)」等、歌心溢れる二人のバリトン・ヴォイスが炸裂する強烈南部作。 |
次点:
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David Banner 『Greatest Story Ever Told』 |
Rick Ross 『Trilla』 |
Lil'keke『Loved By Few, Hated By Many』 |
Devin The Dude『Landing Gear』 |
Ace Hood 『Gutta』 |
| 2008年 ウェストコースト&チカーノ・ラップ ベスト・アルバム! |
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No.1:
Ice Cube 『Raw Footage』悩んだ結果、リピート率で選出。Gameの方が考え抜かれた内容なのでしょうが、ベテランIce Cubeのウマい作りに軍配!Maestroが手がけたリードシングル「Gangsta Rap Made Me Do It」、重量級ビートをバックにIce Cubeがアグレッシブに語る「It Takes A Nation」、ScarfaceとNasという当代きってのリリシストと共演した「Gangsta Rap Made Me Do It」のリミックスなど収録。やっぱり怒っているIce Cubeはカッコイイ。 |
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No.2:
Dubb Union 『Snoop Dogg Presents Dubb Union』Damani(イングルウッド出身)、Bad Lucc(ウォッツ出身)、Soopafly(ロング・ビーチ出身)というLAの大物3人からなる、Doggystyle Records期待のグループのデビューアルバム。御大Snoop Dogg、Kurupt、Daz Dillinger、BJなどウェストコーストのビッグネームも総動員。Soopaflyのファンク・ビートに痺れます! |
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No.3:
The Game『Lax』西海岸の救世主として熱い視線が注がれるGameの3rdアルバム。50 Centとのビーフなど騒動もありますが、そんなの関係ないとばかりに、作品ではあくまで硬派にシリアスに突き進むGameにシンパシーを感じるファンも多いはず。本作もそんなGameの魅力である西海岸愛に溢れた内容に仕上がってます。 |
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No.4:
Keak Da Sneak 『Deify』ハイフィー・キングKeak Da Sneakの待望のニューアルバム!殆どの曲を手がけているのはYoung Mozartというプロデューサーで、ゲストはDaz Dillinger、E-40、Prodigy、Alchemist、Too $hort、Paul Wallと超ゴージャス!この尖がったスタイルの音とダミ声のマッチングの妙をメインストリーム・ファンにも聴いて欲しいものです。 |
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No.5:
Bizzy Bone 『Song For You』リユニオン・アルバムのリリースが待ち遠しい、ボンサグのメンバーで、しばらく別行動をしていた問題児ビジーがソロ・アルバムをリリース! DMXとレーベルメイトの男性シンガーChris Notezをフィーチャーした哀愁チューン「Song For You」があまりにも良くてちびりまくり!マシンガンのような高速ラップを繰り出すTwistaに早口王座を譲り、Bizzyは滑らかなフロウで対抗するバンギンな「Money」も収録。 |
次点:
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San Quinn 『From A Boy To A Man』 |
Daz Dillinger『Only On The Left Side』 |
Beeda Weeda 『Da Thizzness』 |
E 40 『Ball Street Journal』 |
Smooth Stylez Of Life 『Back To The Old School』 |
| 2008年 アンダーグラウンド・ベスト・アルバム! |
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No.1:
Atmosphere 『When Life Gives You Lemons, You Paint That Shit Gold 』MCのSlugとプロデューサー/DJのAntによるヒップホップ・デュオ、Atmosphereの6枚目にして、ビルボード・アルバム・チャートで奇跡の5位を獲得した記念すべき作品。 傑作度では前作『You Can't Imagine〜』の方が上かも知れませんが、一般に彼らの名を知らしめた本作の功績は大きい。エレクトロ・ファンクなリードシングル「Shoulda Known」、中年ワーキングクラスのドン詰まり人生を語った「Guarantees」など名曲揃い。 |
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No.2:
Emc 『Show』Masta Ace + Stricklin + PUnchiline + Wordsworth = EMC。シーンの礎を築いた4人のリリシスト/ライマーによるプロジェクト、EMCのフル・アルバム!やっていることはNYヒップホップの王道で、特に新しい何かを生み出しているという訳ではないのですが、単なるリメイクに陥らず、地味に続け積み重ねてきたことを思いっきり爆発させるようなエネルギーが充満しています。ドープ! |
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No.3:
Termanology『Politics As Usual』『Source』、『XXL』、『URB』などのメディアで既に大々的に取り上げられていた話題のラッパーTermanologyのオフィシャル・デビューアルバム。DJ Premier、Easy Mo Bee、Buckwild、The Alchemist、Nottz、Hi-Tek、Large Professor、Havoc、Pete Rockら錚々たる面々が楽曲を提供したことからも彼に対する期待の大きさがうかがい知れるでしょう。ターマのスキルフルなラップと頭を思わず縦に振ってしまうビート。男っぽいヒップホップが好きならぜひ。 |
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No.4:
People Under The Stairs 『Fun Dmc』西海岸のアンダーグラウンド・ヒップホップ・シーンを支えてきたPUTSことPeople Under The Stairsが活動10周年を迎え、初期の頃に立ち返り、レコーディングを楽しみながら作ったという6thアルバムは、 聴いてて楽しい、乗れる、あのPUTSのパーティ・ラップが復活!サンプリングと心地よいビートはフレッシュ極まりなし!女子にもオススメできます! |
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No.5:
Johnson & Jonson 『Johnson & Jonson』どっかの企業みたいなグループ名ですが、彼らは西海岸の実力派MC、BluとビートメイカーMainframeの新ユニット、Johnson & Jonson(スペル注意)。あまり期待せずに聴いたら、意外とイイ!いや相当イイッ! BluのMCのスゴさは諸作品で既に証明済みですが、Mainframeの作るビートが超ファンキー!サンプリング・ネタも絶妙でトラックも幅広く、趣味の良さが光ります。 |
次点:
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Foreign Exchange 『Leave It All Behind』 |
Jake One 『White Van Music』 |
88-Keys 『Death Of Adam: Executive Produced By Kanye West 』 |
C.r.a.c. 『Piece Talks』 |
Skillz 『Million Dollar Backpack』 |

