TOP > Music CD・DVD > News > Barakan Beat Playlist (バラカンビート プレイリスト) - August 10th, 2008 -

Barakan Beat Playlist (バラカンビート プレイリスト) - August 10th, 2008 -

Monday, August 11th 2008


      OTONamazu x HMV.co.jp : Barakan Beat Playlist
   Barakan Beat Playlist (バラカンビート プレイリスト)
  バラカン・ビート
  毎週日曜 13:00-14:00 (再放送はアーカイブストリーミングにて)                 OTONamazuウェブサイトへ

  インターネットレディオ「OTONamazu」で放送中の「Barakan Beat」は、 国境やジャンルにこだわらず、ピーターバラカン氏が素敵な音楽を英語のナレーションにのせて紹介する番組。10年の実績のある人気番組です。
  当ページは、その「OTONamazu」と「HMV」によるコラボレーション企画ページ。DJのピーターさんから「ひとこと紹介コメント」をいただいて、Barakan Beatで放送された楽曲を改めてご紹介する「音楽ファン」のためのページです。
 


『魂(ソウル)のゆくえ』新版 ピーター・バラカン著

発売中

  ソウル・ミュージック・ガイドの決定版、待望の復活!
1989年に新潮文庫の1冊として刊行された『魂(ソウル)のゆくえ』は、長年多くの音楽ファンに愛され、また多くの音楽ファンを育ててきた名著ですが、長らく絶版となっていました。その『魂(ソウル)のゆくえ』に大幅な加筆を施し、CDガイドも最新のリリース状況に合わせて一新した上で、装いも新たにお届けする全音楽ファン待望のニュー・ヴァージョン登場です!

『魂(ソウル)のゆくえ』新版 特集ページへ
 
 
  August 10th, 2008
 
 

David Byrne & Brian Eno “Strange Overtones” 4.18
Everything That Happens Will Happen Today Everything That Happens Will Happen Today/not yet released

  この二人が80年代初頭に作った異色アルバム「マイ・ライフ・イン・ザ・ブッシュ・オヴ・ゴースツ」は2年前にボーナス・トラック入りの新しいヴァージョンで再発されました。それをきっかけにしばらく会っていなかった二人が再び連絡を取り合い、曲の共作を少しずつ始めたそうです。結局「アルバム」の形になったわけですが、まずネット上でダウンロードのみの発売となり、後にCDとしても発表するとのことです。この一曲はすでに無料でダウンロードできます。
 
 
 

Bruce Cockburn “Strange Waters” 5.44
Charity Of Night The Charity Of Night/Rykodisc RCD 10366 所収 

  リスナーからのリクエストに答えての紹介です。カナダ人のシンガー・ソングライター、1996年のアルバムから。 この後から8月の来日公演の紹介です。
 
 
 

Devo “Working In The Coal Mine” 2.46
New Traditionalists Pioneers Who Got Scalped/Rhino R275967 / New Traditionalists所収

ダウンロードはHot Potatoes: The Best Of Devo所収
  何と来日します。まだライブ活動しているとは知らなかったのでびっくりしました。どちらかといえばテクノのノリが体に合わないぼくもこの人たちの曲で好きなのがあります。ま、曲はリー・ドーシーのですけど…。
 
 
 

Cyril Neville and Tribe 13 “The Price of Freedom” 4.00
The Healing Dance The Healing Dance/BSMF2089 所収

  ネヴィル・ブラザーズの4兄弟のうち一番下のシリルも今年で60歳です。10月の来日に先駆けて彼はNew Orleans Allstarsという名義で来て、ライヴをやります。
 
 
 

Courtney Pine “Osibisa” 4.30
Devotion Devotion/Telarc CD 83621 所収

  コートニー・パインは久しぶりの来日のような気がします。イギリス出身のジャマイカ系サックス奏者、バリバリのコルトレーン風からレゲエのノリまで色々とこなす彼はもう40代半ばです。
 
 
 

James Carter “Shadowy Sands” 8.20
Present Tense Present Tense/EmArcy UCCM1146 所収

  アメリカ人ですが、やはりサックス奏者のジェイムズ・カーターもコートニー・パインと共通するのは様々なスタイルの音楽を無理なくこなすことです。スウィングから前衛まで、時々同じ曲の中で聴かせる彼は全国のジャズ・クラブを回ります。
 
 
 

Sambasunda “Kulu Kulu” 5.31
Rahwana’s Cry Rahwana’s Cry/Network 28.867 所収

  インド系のジャヴァ島のグループですが、バリ島を含む他の地方、また他の国の音楽も要素も取り入れるユニークなスタイルを持っています。
 
 
 

Canizares “La Pajarraca” 5.35
Dance of the Falcon Noches de Iman y Luna/BMG BVCP 21616 所収

  フラメンコ・ギター奏者です。来日をきっかけに日本で初めて発表された97年のアルバムをぼくはこれまで知らなかったのですが、なかなかのものです。
 
 
 

Lydia Pense & Cold Blood “No Way Home” 5.08
Live Blood Live Blood/Music Camp BG5056 所収

  ベイ・エアリアのファンク・バンド、コールド・ブラッドというと70年代を連想するものですが、オリジナルのリード・ヴォーカル、リディア・ペンスを中心に新しいメンバーで活動を再開した彼らを去年観たら充実していました。また来ます。
 
 
 

Wayne Shorter/Herbie Hancock “Aung San Suu Kyi” 5.45
1+1 1+1/Verve POCJ1374 所収

  巷で話題の北京オリンピックには、正直言って興味ありませんが、開会式の8月8日は1988年、民主化を訴えるミャンマーの人たちが軍の厳しい弾圧を受けた日でもあります。記念するわけではありませんが、あれから20年が経ったことを考えると悲しくなります…。
 
 
 ⇒他の放送日のPlaylistを見る