パリ国立オペラ 初来日公演!
Friday, January 11th 2008

あなたを揺さぶる4つの愛! 2008年7月、多くのオペラファンが招聘を望みつつも、これまで実現することのなかった世界最高峰の歌劇場「パリ国立オペラ」がついに日本へ!
オペラ界の風雲児モルティエがこだわった究極の4作品「トリスタンとイゾルデ」「青ひげ公の城」「消えた男の日記」「アリアーヌと青ひげ」を、日本語字幕付き原語上演でお楽しみいただけます。
関西テレビ放送開局50周年記念の超大型企画。大和証券グループ特別協賛により実現した来日公演をお見逃しなく!
なお、男女の裸体シーンが一部場面に含まれているため、18歳未満の鑑賞の当否をご判断いただく必要があります。
【公演概要】
関西公演
2008.7.19(土)〜21(月・祝)
兵庫県立芸術文化センター 大ホール
東京公演
2008.7.23(水)〜31(木)
Bunkamura オーチャードホール
主催:関西公演/関西テレビ放送、産経新聞社、兵庫県、兵庫県立芸術文化センター 東京公演/フジテレビジョン、産経新聞社
特別協賛:大和証券グループ
後援:外務省、フランス大使館、在日フランス商工会議所
協力:オエノングループ(オフィシャルビバレッジ)、シトロエン・ジャポン(オフィシャルカー)、ゲラン、東京公演:Bunkamura
企画招聘:関西テレビ放送 http://www.ktv.co.jp/opera/

【パリ国立オペラ】
世界最高峰にして最大級のオペラ・カンパニー
「パリ国立オペラ(Opéra national de Paris)」は、パリの街のランドマークで「オペラ座」として親しまれている「ガルニエ宮」、それに「バスティーユ劇場」という二つの劇場を有する世界最大級のオペラ・カンパニーです。その歴史は1669年のルイ14世の時代にまで遡り、専属のオーケストラや合唱団に加え、かつてルドルフ・ヌレエフなどが芸術監督を務めた有名なバレエ団を擁しています。
長らくオペラ上演の中心となってきた「ガルニエ宮」は、ナポレオン3世の第2帝政を称える記念碑的建造物として1861年に起工され、75年に完成した建物です。設計者であるシャルル・ガルニエの名を取り、長くこの名前で呼ばれてきました。ネオ・バロック様式の典型と言われる壮麗な外観および内装で知られ、建設当時は最新の素材であった鉄を使用したことで巨大な空間を確保し、5層に分かれた客席は2,100余りを数え、劇場としては世界最大級の規模を誇ります。1964年にはマルク・シャガールによって天井画「夢の花束」が描かれました。
一方、「バスティーユ劇場」はフランス革命200周年を記念してミッテラン政権が建設を計画、革命勃発の地であるバスティーユ広場の西側にあった旧ヴァンセンヌ郊外線バスティーユ駅の跡地に建設された劇場です。完成はフランス革命から200年後の1989年。外観はガラス張りのモダンな建物で、地上7階地下6階建て。座席数は2,703席で、世界最多の9面舞台を持っています。90年3月に行われたこけら落し公演では、ベルリオーズのオペラ「トロイ人」が上演されました。
戦前、戦後を通じて華やかな歴史を誇ってきた「パリ国立オペラ」ですが、2004年にはザルツブルク音楽祭の総監督などを歴任した「ヨーロッパ・オペラ界の風雲児」ジェラール・モルティエが総裁に就任。「オペラハウスが知の最前線に立ち、社会に向けて発信する」という強い信念の下、20世紀の作品の上演にも積極的に取り組み、エポック・メイキングなプロダクションを次々に上演し、名支配人と言われたロルフ・リーバーマン時代を凌駕する活況を呈しています。
今回の初来日公演は彼らの総力を挙げたもので、いずれも話題作4作品が上演されます。
オペラ界の風雲児、ジェラール・モルティエ
パリ国立オペラ総裁。ヨーロッパ・オペラ界の大立者の一人。
1943年、ベルギー・ゲント生まれ。母国のフランダース音楽祭の事務局から活動を始め、73年から80年までデュッセルドルフ、ハンブルグ、フランクフルト、パリの各歌劇場でドホナーニ、リーバーマンなど名監督の薫陶を受けオペラに関するあらゆる研鑽を積む。81年にブリュッセルの王立モネ劇場の総裁に就任すると斬新な企画を次々に打ち出して話題を集め、ヨーロッパ有数の歌劇場に育て上げる。
その手腕が認められ、91年にはウィーン・フィルがレジデント・オーケストラを務める世界最高峰の音楽祭「ザルツブルク音楽祭」の総監督に指名される。92年に総監督に就任し、10年間にわたって強力なリーダーシップで音楽祭を活性化させ、ヨーロッパ・オペラ界をリードしてきた。
退任後はドイツの「ルール・トリエンナーレ」の総監督を経て、04年からパリ国立オペラ総裁。
ベルリン芸術アカデミーの会員で、アントワープ大学から名誉博士号、ベルギーとドイツから国民栄誉賞、フランス芸術文化勲章コマンドール章を受章。

【トリスタンとイゾルデ 全3幕】
鬼才演出家セラーズ。ビル・ヴィオラの映像で、終わりなき情念の愛を語る。
作曲・台本/リヒャルト・ワーグナー
原作/ゴットフリート・シュトラースブルグ
初演/1865年 バイエルン宮廷歌劇場(ミュンヘン)
原語/ドイツ語
演出/ピーター・セラーズ
映像/ビル・ヴィオラ
指揮/セミヨン・ビシュコフ
トリスタン/クリフトン・フォービス(T)
イゾルデ/ヴィオレッタ・ウルマーナ(S)
マルケ王/フランツ・ヨーゼフ・セリグ(Bs)
ブランゲーネ/エカテリーナ・グバノヴァ(S)
クルヴェナール/ボアズ・ダニエル (Br)
管弦楽・合唱/パリ国立オペラ管弦楽団・合唱団
上演時間(予定):5時間/休憩2回含む
この上演について
ジェラール・モルティエが2004年、パリ国立オペラの総裁に就任した。モルティエと言えば、世界最高の音楽祭と言われるオーストリア・ザルツブルクの夏の音楽祭の総監督を10年にわたって務め、音楽祭を「知の最前線」として活性化したことで知られる。その彼が古巣でもあるパリでどんな路線を打ち出してくるのか―そこに世界中のオペラ・ファンの熱い視線が注がれた―そのモルティエ体制の初年度、2004/05シーズンのプロダクションの中で、最大の話題を集めたのがこの「トリスタンとイゾルデ」だった。
ヨーロッパのオペラ・ファンの間では激しいチケット争奪戦が繰り広げられ、それだけで十分な話題を振りまいたが、演出には、ザルツブルク時代にメシアンの「アッシジの聖フランチェスコ」、リゲティの「ラ・グラン・マカーブル」を任せた鬼才ピーター・セラーズを起用。そのセラーズは時代の最先端を行くビデオ・アーティスト、ビル・ヴィオラの映像を大胆に使い、まったく新しいスタイルで、世界のワーグナー上演に新しい金字塔を打ち立てることになった。
舞台上にはベッドと椅子を兼ねたようなブラックボックスのみ。衣装もほとんど黒一色という、ごくシンプルな舞台装置と、その背後の巨大な映像の組み合わせ。一組の男女が水と触れ合う姿、森や海岸…。鮮烈な映像が観客のイマジネーションを掻き立て、聴く者を、観る者を巨大な感動の渦に巻き込んでいく。最後の一音が消えると、バスティーユ劇場は大興奮に包まれ、新しいモルティエ路線を強く印象付ける上演となった。
作品解説
13世紀の叙事詩を原作とした作品。ワーグナーは作曲時期(1854〜59年)、支援者の妻と恋愛関係にあり、自らの体験を音楽に昇華させたと言われている。全編が官能的な音楽に包まれている。
あらすじ
第1幕/アイルランドからブリテン島南端のコーンウォールに向かう船の中
騎士トリスタンは、叔父のマルケ王に嫁いでゆくアイルランドの王女イゾルデを送り届ける任務に就いていた。一方、イゾルデは自分の婚約者を殺したトリスタンを、戦場で知らずに介抱するうち愛するようになっており、年老いた王に嫁ぐ自分の身の上とトリスタンを愛してしまったことに苦悶していた。そして、トリスタンと毒を仰ぎ、心中しようと考える。しかし、侍女ブランゲーネが持ってきた薬は毒ではなく媚薬だった。薬の力で、押し殺していた愛に目覚め、愛欲の淵に沈む二人。船は間もなくしてコーンウォールの港に着く。
第2幕/マルケ王の館
王に嫁いだ後も、二人はイゾルデの部屋の前庭で逢瀬を重ねる。しかし、家臣のメロートにそれを知られてしまう。マルケ王に密告しようと陰謀を巡らすメロート。マルケ王の一行が夜の狩りに出かけた後、イゾルデはトリスタンを部屋に招き入れるが、ブランゲーネはメロートが間を取り持ったことに疑問を持つ。しかし、二人は忠告に耳を貸さなかった。そこにメロートに手引きされた王が戻って来る。妻と忠実な家臣の不貞に激怒する王。やがてメロートとトリスタンの決闘となり、トリスタンは深手を負う。
第3幕/カレオールのトリスタンの城
フランス北西部のブルターニュ地方カレオール。トリスタンは自分の城に戻った。だが、傷は深い。従僕のクルヴェナールはその様子を見て、イゾルデに連絡を取る。それを聞いて駆け付けるイゾルデ。しかし、トリスタンは彼女の到着を待っていたかのようにその腕の中で息絶える。その後を、二人が秘薬に翻弄されたことを知った王が追っていた。秘薬が原因だったとわかり、二人を赦そうと…。ところが、クルヴェナールは王が攻撃を仕掛けてきたと思い、メロートと戦って刺し違える。そしてイゾルデは愛する人の亡骸に寄り添い、恍惚のうちに息絶えた。

【青ひげ公の城/消えた男の日記】
<世界初のオペラ化となる「消えた男の日記」が、「青ひげ公の城」との異色の組み合わせで連続上演。話題の演劇集団ラ・フラ・デルス・バウスが究極の愛の姿を描く。>
「青ひげ公の城」 全1幕
作曲/ベラ・バルトーク
台本/ベラ・バラージュ
初演/1918年 ハンガリー国立歌劇場(ブタペスト)
原語/ハンガリー語
演出/ラ・フラ・デルス・バウス
装飾・衣裳/ジャウメ・プレンサ
音楽監督・指揮/グスタフ・クーン
青ひげ公/ウィラード・ホワイト(BBr)
ユディット/ジャンヌ=ミシェル・シャルボネ(S)
管弦楽/パリ国立オペラ管弦楽団
「消えた男の日記」 全1幕
作曲/レオシュ・ヤナーチェック
初演/1921年 レドゥタ劇場(ブルノ)
原語/チェコ語
演出/ラ・フラ・デルス・バウス
装飾・衣裳/ジャウメ・プレンサ
音楽監督・指揮/グスタフ・クーン
男/ミヒャエル・ケーニッヒ(T)
女/ハンナ・エステル・ミニュティロ(Ms)
管弦楽/パリ国立オペラ管弦楽団
上演時間(予定):2時間/休憩1回含む(2演目連続上演)
この上演について
2007年1月に上演されたばかりの作品。バルトークの「青ひげ公の城」、ヤナーチェックの「消えた男の日記」という二つの作品を一夜に連続上演することで、男と女の愛の形を浮き彫りにしようというアイデアは、「ヨーロッパ・オペラ界の風雲児」と言われるモルティエの、最もモルティエらしい切り口として注目を集めた。作品に新しい光を当て、「現代に息づくオペラ、21世紀を生きているオペラを届けたい」というモルティエの熱い思いが、この連続上演には込められている。
指揮のグスタフ・クーンが二つの作品を繋ぎ合わせるという音楽全体の構成を受け持ち、演出はヨーロッパ・オペラ界を席巻しているスペインの演劇集団ラ・フラ・デルス・バウスが担当した。ハイテクを駆使し、壮麗なガルニエ宮の階段部分の映像を使って舞台上に現れる「青ひげ公の城」は、幻想的なその美しさに誰もが息を呑むプロダクションに仕上がっている。
一方、「消えた男の日記」は、ピアノと歌による構成であった作品を、今回の上演のために初めてオペラ化したもの。そのオーケストレーションはクーンの手による。オペラ版の文字通りの世界初演となったが、簡素でシンプルな舞台装置、舞台上のスローな人間の動きが、男と女の情念のやり取りを艶めかしくも濃厚に描き出していている。
「青ひげ公の城」作品解説
バルトークが1911年に作曲した唯一のオペラ作品。台本はベラ・バラージュで、ヨーロッパの「青ひげ」伝説を題材としている。
あらすじ
いつとも知れぬ架空の時代、青ひげ公の城。やがて新しい妻ユディットを連れて青ひげ公が入ってくる。暗闇に包まれている広間で、ユディットは、明かりを入れるために開かずの扉を開けて欲しいと申し出る。それを拒む青ひげ公。ユディットは、「第1の扉」に走りより、扉を叩く。中から聞こえるのは苦しげなうめき声・・・。この声は城のため息、開けて光を入れなければ!とせがむので、青ひげ公も折れて扉の鍵を渡す。開かれる「第1の扉」。そこには、恐ろしい拷問道具が並べられ、壁は血の色に赤く染まっていた・・・。「第2の扉」、そこにあったのは血のりのついた武器の数々。「第3の扉」を開けると、まぶしい金色の光が差し込んできた。そこは金銀財宝がぎっしりと詰まった宝物庫。そして「第4の扉」、そこは城の秘密の花園だった。ユディットは、花園の素晴らしさに驚嘆するが、その美しい花々は、血で育てられたものだった!青ひげ公が「第5の扉」を開いた。そこにあったのは、公の広大な領土を見渡せる広々としたバルコニー。ところが、空に浮かぶ雲が血のように赤い。 残る二つの扉はこのまま閉ざしておこうとする青ひげ公。それを聞き入れないユディット。すすり泣きのようなため息が聞こえる「第6の扉」が開かれる。扉の向こうに見えたのは、白く広がる静かな湖だった。青ひげ公は言う。「これは涙を湛えた湖だ」と。そして最後「第7の扉」が開いた。中から現れたのは美しい3人の女性。青ひげ公は言う。「第1の女を見つけたのは夜明け。日ごとの夜明けは彼女のもの。第2の女を見つけたのは真昼。日ごとの真昼は彼女のもの。第3の女を見つけたのは夕暮れ。日ごとの夕暮れは彼女のもの・・・」。3人の女たちは、再びゆっくりと出てきた扉の中へと消え去ってゆく。「おまえを見つけたのは真夜中、だから、夜はすべておまえのもの・・・」。そう言いながら、青ひげ公は、宝物庫から出してきた王冠と豪華な夜会服、見事な首飾りでユディットを飾る。ユディットはその重みに次第に身を沈ませながら、ゆっくりと「第7の扉」の中へ入ってゆく・・・。

「消えた男の日記」作品解説
ヤナーチェックが「リドヴェー・ノヴィニ」紙に掲載された作者不明の詩シリーズにあった<独学者の詩>を読んだことが作曲のきっかけとなった。このナイーブで繊細な詩は、同紙の文学特集号のディレクターで彼の協力者でもあり、友人でもあったヤン・ミザレックが書いたという説もあるが、ヤナーチェックはその詩を基にして、独白、対話、物語からなる小さな歌曲を作曲した。
あらすじ
真面目で純朴な農村の青年、主人公のヤニーチクは、ある日「牝鹿のような、黒髪のジプシー女」ゼフカと出会い、そのしなやかな姿態が忘れられなくなる。農作業に出ても、木の葉越しにゼフカの色鮮やかなスカーフがチラついて仕事にならない。そんなある日、鋤を留めておく木釘が無くなっていることに気付いたヤニーチクは、新しい木を切りに森の中へ入っていく。ヤニーチクを心配そうに見ている牡牛たちに「すぐに戻るから心配ないよ。あんな魔女に負けるものか!」と言い、ヤニーチクはついに禁断の森へと足を踏み入れてしまう。タブーを犯してしまったヤニーチクは、身の破滅を感じながらも、いよいよ引き返せないところまで来てしまったことを恐れ、嘆き、悩む。高く昇る太陽を恨めしく思い、仕事仲間の牡牛たちにまで責められているような気持ちになり、「ジプシー女を母と呼ばねばならぬのか!」と悲嘆にくれる。しかし、それでもゼフカの魅力に抗えず、日の暮れるのを待ちかねては、森に「苺取り」に出かけるようになっていた。そして最後の日がやって来た。ついにヤニーチクは、ごく短い懺悔を家族に捧げた後、家族を捨て、村を捨て、「息子を抱いた」ゼフカの元へ、帰れぬ道を歩み始めるのだった。

【アリアーヌと青ひげ 全3幕】
<初演から100年。デュカスの隠れた名作がどこまでも深い愛を照らす。>
作曲・台本/ポール・デュカス
原作/メーテルランク 戯曲「アリアーヌと青ひげ」
初演/1907年 オペラ・コミック座(パリ)
原語/フランス語
演出/アンナ・ヴィーブロック
指揮/シルヴァン・カンブルラン
青ひげ/ウィラード・ホワイト(BBr)
アリアーヌ/デボラ・ポラスキ(S)
管弦楽・合唱/パリ国立オペラ管弦楽団・合唱団
上演時間(予定):2時間30分/休憩1回含む
この上演について
2007/08シーズン最大の話題作として、この9月に上演された最新作。「魔法使いの弟子」などで知られるフランスの作曲家デュカスの名作オペラでありながら、上演される機会の少ない作品でもあり、パリでの初演からちょうど100年を記念しての上演となる。「青ひげ公の城」と「消えた男の日記」を一夜に連続上演するという切り口もさることながら、同じ青ひげ公を扱った二作品を日本公演の中で取り上げ、青ひげ公を巡る対比の中で考えさせようとするところも、実にモルティエらしいアイデアである。
バルトークの「青ひげ公の城」はベラ・バラージュの作品を、デュカスの「アリアーヌと青ひげ」はメーテルランクの作品を基にしているため、両者は少し内容が異なる。大きく違うところは、「アリアーヌと青ひげ」では青ひげ夫人に名前がついていることと、もう一つは先妻が生きていること。その違いの意味するところは?観る者は知的なゲームを楽しむことになる。
歌役者のウィラード・ホワイトと時代を代表するドラマティック・ソプラノのデボラ・ポラスキの共演も話題を集めるが、舞台美術出身のアンナ・ヴィーブロックによる舞台作りにも注目が集まる。ヴィーブロックは旬の演出家−ヨッシ・ヴィーラーやセルジョ・モラビト、中でもクリストフ・マルターラー−たちとの共同作業を続けてきた女流演出家。その斬新な舞台に我々は何を観るのか・・・。
作品解説
フランクに続く、フランス近代音楽の重鎮デュカス(1865〜1935)の作品で、彼の唯一のオペラである。バルトークの「青ひげ公の城」がベラ・バラージュだったのに対し、こちらは、基になったのがメーテルランク(日本ではメーテルリンクの名前で親しまれている)の作品。ドビュッシーとワーグナーの作風の、ちょうど中間点にあるような傑作。
あらすじ
第1幕/青ひげの城の大広間
5人の妻を殺したと噂されている青ひげのところに、6人目の妻としてアリアーヌが嫁いできた。付いてきた乳母は「やっぱり危険だから逃げましょう」と言うが、アリアーヌは「他の妻たちは死んでいないと思う」と言い、本当はどうなのか確かめようとする。アリアーヌは青ひげから、金の鍵と6つの銀の鍵をもらっていた。しかし、「自由に使っても良い」と言われた銀の鍵には興味がない。それを放り投げると、乳母が拾い、第1の扉から順に開け始める。すると、そこにはたくさんのアメジストが輝いていた・・・。次々と開けられていく扉。第2の扉にはサファイア、第3の扉には真珠、第4の扉にはエメラルド、第5の扉にはルビー、第6の扉にはダイヤモンド・・・。そして残るは、第7の扉だけとなり、アリアーヌは青ひげから禁じられていたにもかかわらず、金の鍵でその扉を開けた。かすかに聞こえる歌声、アリアーヌはその薄暗い部屋に入っていく。そして、地下室まで降りた時、そこに青ひげがいた。青ひげは「秘密を知ろうとするな」と命じ、アリアーヌを連れ出そうとする。しかし、アリアーヌは「暗い部分が影にあっての幸福などあり得ない」と揉み合いとなり、悲鳴を上げる。その悲鳴を聞いた民衆たちが、城に押しかけてきた。「青ひげに死を」と叫び、入口に迫る群衆。するとアリアーヌは一転、「彼は何も危害は加えないわよ」と群衆を宥め、立ち去らせるのだった。
第2幕/薄暗い地下室
二人の後ろで大きな扉が閉じられた。アリアーヌと乳母は、青ひげによって地下室に押し込められたのだ。しかし、アリアーヌは挫けず、「自分たちの力で何とかしなければ」と、ランプを手に部屋の奥へと進む。すると、そこにはうごめく女性がいた。それは青ひげの5人の妻たちだった。「やっぱり、生きていたんだわ!」と、女性たちに駆け寄るアリアーヌ。そして、「さあ、ここから出ましょう」と元気づける。しかし、女性たちは動かない。諦めきった表情を浮かべるだけだった。そこで、アリアーヌは石を投げて扉の上の窓ガラスを割った。すると、日の光が入り、青い空と海が目の前に広がった。生まれ変わったように、女性たちは「オルラモンドの5人の娘」を歌いながら外へ出て行く。
第3幕/青ひげの城の大広間
女性たちが広間に入ると、青ひげの姿はなかった。門は閉じられたまま、衛兵たちの監視を受けながらの、女性たちの穏やかな生活が始まった。花や宝石を身に着け、それぞれが着飾って時を過ごす女性たち。そこへ、青ひげが戻ってきたという知らせが入る。しかし、なかなか姿を現さない。青ひげは城に到着したところを、武器を持った民衆に襲撃され、負傷してしまっていたのだった。血まみれになり、手足を縛られた青ひげが、民衆の手で広間に運ばれてきた。民衆は「殺人鬼を運んできました」と叫び、自分たちが受けた仕打ちに対する恨みを口にし、「復讐を手伝いましょうか」と女性たちに迫る。しかし、アリアーヌはそれを宥め、「それには及ばない。あなた方は英雄です」と言って民衆を帰す。民衆が去った広間で、アリアーヌは青ひげの縄を解き、傷の手当てを始める。5人の妻たちも周りにひざまずく。やがて青ひげは静かに起き上がり、一人ひとりと言葉を交わす。そして、アリアーヌとも。すると彼女は青ひげの手を取って「さようなら」と別れを告げ、城を立ち去ろうとするのだった。妻たちに「城門が開かれています。一緒に来ますか」と問いかけながら…。しかし、誰もその後を追わない。「お幸せに」。アリアーヌはそう言い残して、乳母と城を出て行くのだった。
【公演概要・チケット情報】
関西公演
兵庫県立芸術文化センター 大ホール
7月19日(土)アリアーヌと青ひげ
15:00開演 2時間30分/休憩1回含む
7月20日(日)トリスタンとイゾルデ
15:00開演 5時間/休憩2回含む
7月21日(月・祝)青ひげ公の城/消えた男の日記
15:00開演 2時間/休憩1回含む
料金(全席指定・税込)
S席 58,000円/A席 50,000円/B席 42,000円/C席 34,000円/D席 26,000円/E席 20,000円[各日同じ]
お問合わせ公演事務局 06-6233-8885(10:00〜19:00)
プレイガイド<電話予約>
・芸術文化センターチケットオフィス0798-68-0255(10:00〜17:00 月曜休み/祝日の場合は翌日)(オペレーター対応)
・ローソンチケット0570-000-407 (オペレーター対応)
・チケットぴあ0570-02-9999 (音声自動応答予約/Pコード:274-886)
・CNプレイガイド0570-08-9999 (オペレーター対応)
・サンケイチケットセンター0570-05-5062(土日祝は休み)(オペレーター対応)
<インターネット予約(パソコン・携帯)>
・兵庫県立芸術文化センター http://www.gcenter-hyogo.jp
・ローソンチケット http://www2.lawsonticket.com/
・チケットぴあ http://t.pia.co.jp/operaparis/
・CNプレイガイド http://cncn.jp/k-o/
・e+(イープラス) http://eplus.jp/paris-op/
・楽天チケット http://ticket.rakuten.co.jp/
<チケット取扱店>
芸術文化センターチケットオフィス/ローソン各店舗/am/pm各店舗
0570で始まる電話番号は、一部の携帯電話・PHSなどからはご利用になれません。
車椅子スペースを車椅子(S席)でご利用の方は芸術文化センターチケットオフィスまで(台数制限あり)。
未就学児童の入場はご遠慮ください。
・キャストおよび公演内容は変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
東京公演
Bunkamura オーチャードホール
7月23日(水)アリアーヌと青ひげ
18:30開演 2時間30分/休憩1回含む
7月26日(土)アリアーヌと青ひげ
15:00開演 2時間30分/休憩1回含む
7月27日(日)トリスタンとイゾルデ
14:00開演 5時間/休憩2回含む
7月29日(火)青ひげ公の城/消えた男の日記
18:30開演 2時間/休憩1回含む
7月30日(水)青ひげ公の城/消えた男の日記
18:30開演 2時間/休憩1回含む
7月31日(木)トリスタンとイゾルデ
15:00開演 5時間/休憩2回含む
料金(全席指定・税込)
S席 58,000円/A席 50,000円/B席 42,000円/C席 34,000円/D席 26,000円/E席 20,000円[各日同じ]
お問合わせ公演事務局(東京音協内) 03-3201-8116(10:00〜17:00、平日のみ)
プレイガイド<電話予約>
・東京音協03-3201-8116(オペレーター対応)
・Bunkamuraチケットセンター03-3477-9999(オペレーター対応)
・チケットぴあ0570-02-9999(音声自動応答予約/Pコード:271-280)
・ローソンチケット 0570-084-003(音声自動応答予約/Lコード:39853)
・CNプレイガイド0570-08-9999(オペレーター対応)
・コンサートイマジン03-3235-3777(オペレーター対応)
・東京文化会館チケットサービス03-5815-5452(オペレーター対応)
<インターネット予約(パソコン・携帯)>
・東京音協 http://www.t-onkyo.jp
・e+(イープラス) http://eplus.jp/paris-op/
・楽天チケット http://ticket.rakuten.co.jp/
・チケットぴあ http://t.pia.co.jp/operaparis/
・ローソンチケット http://www2.lawsonticket.com/
音声自動応答での受付番号はダイヤル回線からのご利用はできません。プッシュ回線またはトーン信号の出る電話機からおかけください。
車椅子スペースを車椅子(S席)でご利用の方は東京音協まで(台数制限あり)。
未就学児童の入場はご遠慮ください。
キャストおよび公演内容は変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
⇒コンサート情報
OperaLatest Items / Tickets Information
for Bronze / Gold / Platinum Stage.
「トリスタンとイゾルデ」のDVD
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Wagner:Tristan Und Isolde
Wagner (1813-1883)
Price (tax incl.): ¥10,476
Multi Buy Price
(tax incl.): ¥8,171Release Date:26/September/2007
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Import Tristan Und Isolde: Jordan / Sro Forbis Charbonnet Reiter Dohmen
Wagner (1813-1883)
Price (tax incl.): ¥5,609
Multi Buy Price
(tax incl.): ¥4,656Release Date:17/July/2006
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Import "Tristan und Isolde : Kirchner, de Billy / Gran Teatre Del Liceu, Treleaven, Polaski, etc (2002 Stereo)(3DVD)"
Wagner (1813-1883)
Price (tax incl.): ¥9,019
Multi Buy Price
(tax incl.): ¥7,577Release Date:29/October/2005
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Wagner: Tristan Und Isolde
Wagner (1813-1883)
Price (tax incl.): ¥11,000
Multi Buy Price
(tax incl.): ¥8,580Release Date:01/December/2004
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Import Tristan Und Isolde: Nilsson, Wickers, Bohm('73 French Live)
Wagner (1813-1883)
Price (tax incl.): ¥6,930
Multi Buy Price
(tax incl.): ¥5,752Release Date:10/June/2002
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「青ひげ公の城」のCD
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Bartok: Bluebeard`s Castle
Bartok (1881-1945)
Price (tax incl.): ¥2,136
Member Price
(tax incl.): ¥1,966Release Date:25/September/2002
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Import Duke Bluebeard's Castle: P.eotvos / Stuttgart.rso
Bartok (1881-1945)
Price (tax incl.): ¥2,970
Member Price
(tax incl.): ¥2,584Release Date:02/March/2003
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Import Duke Bluebeard's Castle: Kertesz / Lso, Ludwig, Berry
Bartok (1881-1945)
Price (tax incl.): ¥2,090
Member Price
(tax incl.): ¥1,818Release Date:25/July/1999
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Import Duke Bluebeard's Castle: Ansermet(Cond)lovano, Gilly
Bartok (1881-1945)
Price (tax incl.): ¥2,959
Member Price
(tax incl.): ¥2,575Release Date:15/November/2001
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Import Duke Bluebeard's Castle: Janowski / Monte Carlo Po Mikulas Urmana
Bartok (1881-1945)
Price (tax incl.): ¥2,970
Member Price
(tax incl.): ¥2,584Release Date:25/November/2006
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「消えた男の日記」のCD
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Janacek:The Diary Of One Who Disappeared
Janacek (1854-1928)
Price (tax incl.): ¥1,320
Member Price
(tax incl.): ¥1,214Release Date:21/July/2004
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Import The Diary Of One Who Disappeared: G.hirst(T)s.love(Ms)kubalek(P)etc
Janacek (1854-1928)
Price (tax incl.): ¥2,189
Member Price
(tax incl.): ¥1,905Release Date:19/October/1994
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Import The Diary Of One Who Disappeared: Gedda, Soukupova, Blachut, Palenicek, Etc
Janacek (1854-1928)
Price (tax incl.): ¥2,519
Member Price
(tax incl.): ¥2,192Release Date:15/August/1995
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Import Glagolitic Mass: Kubelik / Bavarian.rso
Janacek (1854-1928)
Price (tax incl.): ¥2,090
Member Price
(tax incl.): ¥1,818Release Date:12/March/2002
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「アリアーヌと青ひげ」のCD
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Import Ariane Et Barbe-bleue: Botstein / Bbc So L.phillips Bardon P.rose Nolen
Dukas, Paul (1865-1935)
Price (tax incl.): ¥5,060
Member Price
(tax incl.): ¥4,402Release Date:31/July/2007
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Import Ariane Et Barbe-bleue: Aubin(Cond)montmart, Depraz, Bellary, Capderou, Etc
Dukas, Paul (1865-1935)
Price (tax incl.): ¥2,739
Release Date:28/July/2003
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パリ国立オペラのDVD
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Import Cardillac: Nagano / Paris National Opera Denoke Minutillo Bracht
Hindemith, Paul (1895-1963)
Price (tax incl.): ¥4,619
Multi Buy Price
(tax incl.): ¥3,788Release Date:02/October/2007
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Capriccio: Carsen Schirmer / Paris Opera Fleming Von Otter Finley
Strauss, Richard (1864-1949)
Price (tax incl.): ¥7,480
Multi Buy Price
(tax incl.): ¥6,433Release Date:22/November/2006
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Rusalka: Carsen Conlon / Paris Opera Fleming Diadkova Larin Hawalata
Dvorak (1841-1904)
Price (tax incl.): ¥6,380
Multi Buy Price
(tax incl.): ¥5,487Release Date:24/August/2005
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Import Le Nozze Di Figaro: Marthaler Cambreling / Paris Opera Mattei Regazzo
Mozart (1756-1791)
Price (tax incl.): ¥6,599
Multi Buy Price
(tax incl.): ¥5,478Release Date:30/September/2006
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Il Barbiere Di Siviglia: Serreau Campanella / Paris Opera Jenis Sacca Didonato
Rossini (1792-1868)
Price (tax incl.): ¥5,280
Multi Buy Price
(tax incl.): ¥4,541Release Date:26/July/2006
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Import La Clemenza Di Tito: Herrmann Cambreling / Paris Opera Graham Pregardien
Mozart (1756-1791)
Price (tax incl.): ¥6,929
Multi Buy Price
(tax incl.): ¥5,821Release Date:25/February/2006
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Prokofiev Kageki Sensou To Heiwa
Prokofiev (1891-1953)
Price (tax incl.): ¥7,480
Multi Buy Price
(tax incl.): ¥6,433Release Date:25/January/2006
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Les Contes D'hoffmann: Carsen Lopez-cobos / Paris Opera Shicoff Terfel
Offenbach (1819-1880)
Price (tax incl.): ¥6,380
Multi Buy Price
(tax incl.): ¥5,487Release Date:22/December/2004
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