CKB Interview Part2

2007年7月23日 (月)

  インタビュー
   クレイジー ケン バンド - 横山剣インタビュー

クレイジーケンバンド

―8月22日にGalaxy TourのDVDが発売されますが、みどころはどこでしょうか?

横山剣:Fire BallPapa BCKBの全部のBをとって、BBBでBBBメドレーっていうのがあって、かなり奇跡のセッションかなと。お互いに合い寄っていないのに必然性が感じられる不思議な場面なんで、これは、CKBならではかなって思うんですけど。

あと、ラッパ我リヤQちゃんが出てくる前には、何故か、韓国の歌を歌ったりとかね、なんで韓国の歌の後にQちゃんなのかって。別に深い意味はないんですけど、その瞬間に、そう思ったからやるみたいな。不条理みたいな。
後半に行くほど、混沌化していくんで、その辺を感じていただきたいなと。

―今年回られた、ライヴハウスツアーの内容や感想などお願いします。

横山剣:僕らのお客さんは、いろいろなタイプの方がいるので、いろんなスタイルでやっているんですけど。とにかく暴れてみたい、はじけてみたいって人に向けて、ライブハウスツアーをやったんですけど。
年齢的に若い、あるいは年齢は高くても元気のあるオヤジだっているしね。大方、目標通り、暴れて見てくれて。暴れるっていっても、モッシュとか、飛び込んだりとかそういうんじゃないんで、怪我するとかはないんで。
体で感じたい人は、ライヴハウスでね。音も絶対ライヴハウスのほうがいいんですよ。で、エンターテイメントを楽しみたい人はホールで。セットも凝っていますんで。で、もっと近くで楽しみたい人はホテルでのクリスマスライヴがありますんで。

―今年で47歳。俄然パワフルですが、元気の源はなんでしょうか?

横山剣:やはり、若い女性を見る。女性がすべて、産んでくれたのも女性、お母さんだし、発情するのも女性だし、とにかく全てのエネルギーの源は女性。これは、間違いないですね。

それと、やっぱり、僕らが作って電波飛ばしたら、それをキャッチしてくれる人がいるというのは、すごく張り合いになりますね。何かしら感想寄せてくれたりだとか、悪いところは悪いでも、なんらかしらの反応があることが、出した甲斐がある。結果を得たくてやっているわけですから、そういうのがカツンとくる時は、嬉しいですね。

―最近、注目しているアーティストは誰ですか?

横山剣:身近なところではFire Ball。家も近所で仲もいいですし、どういう活動をしているのかは、いつも気になりますね。
イベントやっていたりすると、顔を出したり。1時間くらい寄るつもりが、6、7時間になっちゃったりして。レゲエっていうのは、中毒性があるね。気持ちよくなっちゃって、途中で帰れない。日本では、Fire Ball

洋楽ではMusiq Soulchild
あの人の、クオリティーは間違いないって、すごく信用できる。ライヴを観たんですが、すごく誠実な人で、すごい完璧な人だったんですね。ショーっていうよりライヴだな。ギミックじゃなくて音楽で聴かせるっていう、一番重要なことをやっている。
僕の好きなMarvin GayeとかStevie Wonderに通じるものがあったし。
あの人はソウルコブシを、いつも新しいコブシを開発している感じがあって。コブシで時代感を出すっていうのは、出来そうでなかなか出来ないことでね。独自の路線をいっているMusiq Soulchildはすごい。最新の『Luvanmusic』も捨て曲なしで好きなアルバムですね。

―では、最後にリスナーの方へメッセージをお願いします。

横山剣:今回のアルバムのもう一個のテーマで、「考えるな、感じろ!」っていうのがあります。これは、僕が中一の時に、ブルース・リーの『燃えよドラゴン』という映画を、気にいちゃって、1日に何度も何回も観たんですよ。
その時に「考えるな、感じろ!」っていうセリフが出てくる。これを、僕は都合よく解釈して、いろんな局面でこの言葉に救われたんで、みなさん、もし行き詰っている人がいたら、「考えるな、感じろ!」って言葉を、是非、悪用、もしくは、イイ感じに使ってください。僕の言葉じゃないですけど。ブルース・リーですけど。

―ありがとうございました!

クレイジーケンバンド そして皆様に素敵なお土産を頂きました!

直筆サイン入りトートバックをプレゼント!!

HMVオリジナル・トートバックに、横山剣さんのサインを入れてもらいましたー!!
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(ダウンロード対象期間:7月25日〜8月20日まで)

プレゼントは終了いたしました。たくさんのダウンロードありがとうございました!

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