【特集】ロック 1975年の名盤30選 - 発売50周年を迎える名盤をそろえ...
「1975年」は ロック黄金期を象徴する数々の名盤・名曲が誕生! クイーン、ピンク・フロイド、レッド・ツェッペリン、ジェフ・ベック、ブルース・スプリングスティーン、ウイングス、10cc、イーグルス、ジョニ・ミッチェル、KISS など、2025年に発売50周年を迎えるロック至高の名盤をご紹介。
HMV&BOOKS online-Rock & Pop|Friday, September 9, 2025 15:00
2025年11月07日 (金) 18:00
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「1985年」は ロック&ポップス名盤・名曲の豊作年!
アーハ、ティアーズ・フォー・フィアーズ、ダイアー・ストレイツ、ケイト・ブッシュから、フィル・コリンズ、スティング、プリンス、ジョン・メレンキャンプ、スクリッティ・ポリッティ、デッド・オア・アライヴ、さらには、スーパースターたちが一堂に会した USA・フォー・アフリカのチャリティーソング「We Are The World」、大ヒット映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のサウンドトラックまで、1985年に発表された洋楽ロック&ポップスの名盤の数々をご紹介。
ロック&ポップス 1985年の名盤 30選
ノルウェー出身のシンセポップバンド、アーハ (a-ha) のデビューアルバム。「Take On Me」はMTVでのアニメーションを駆使した革新的なミュージックビデオの影響もあり全米1位を記録。アルバム全体も全英チャートで2位を獲得し、新たなスターの誕生を告げた。
Take On Me (Official Video) [Remastered in 4K]
シンセポップとロックを融合させた傑作。「Everybody Wants to Rule the World」は全米1位を記録し、普遍的なメッセージと洗練されたサウンドで広く支持された。また、日本ではTVCMにも使用された「Shout」も全米1位を記録。アルバム全体も全英2位、全米1位を獲得し、80年代のポップシーンを象徴する1枚となった。
Everybody Wants To Rule The World (Official Music Video)
デジタル録音の草分け的アルバムで、スタジアムロックの代表作。「Money for Nothing」はMTV世代を皮肉った歌詞と特徴的なリフで全米1位を記録。アルバムは全英・全米ともに1位を獲得し、全世界トータルで3,000万枚以上を売り上げる大ヒットとなった。40周年デラックスエディションには、1985年8月16日テキサス州サン・アントニオ、ミュニシパル・オーディトリアムでの未発表ライヴ音源を追加収録。
Money For Nothing (Official Music Video)
実験的なサウンドとポップセンスを兼ね備えた傑作。「Running Up That Hill」は全英3位を記録し、後年のリバイバルでさらに評価が高まった。アルバム全体はコンセプトアルバムとしても機能し批評家から絶賛された。
Running Up That Hill - Official Music Video
フィル・コリンズの栄光のソロキャリアを決定づけたアルバム。ポップとロックを融合させた洗練されたサウンドが特徴的な「Sussudio」は全米1位を記録。アルバムは全米7週1位を記録し、グラミー賞「最優秀アルバム賞」を受賞するなど大成功を収めた。
Sussudio (Official Music Video)
ポリス解散後のスティングのソロデビュー作。ジャズとポップを融合させた「If You Love Somebody Set Them Free」は全米3位を記録。アルバムは全英3位、全米2位を記録し、ソロアーティストとしての地位を確立した。40周年3枚組エクスパンデッドエディションにはリミックスや別ヴァージョンなどを収録。
『Purple Rain』の大ヒット後、サイケデリック要素を取り入れた実験的なアルバム。カラフルなポップサウンドが際立つ「Raspberry Beret」は全米2位を記録。アルバム全体は批評家の間では賛否両論だったが、革新的な試みが評価されている。
「世界で最も売れたデビューアルバム」と言われるホイットニー・ヒューストンのデビュー作。全米1位を記録した「Saving All My Love for You」など、その圧倒的な歌唱力を示した1枚。アルバムは全米チャートで14週1位をキープし、ポップ〜R&B界の新星としての地位を確立した。第28回グラミー賞で「最優秀女性ポップ・ボーカル・パフォーマンス」を受賞。当時の日本盤は、白い水着姿のジャケットと「そよ風の贈り物」という邦題が付いている。
世界中のスーパースター計45名が集結したチャリティーソング「We Are the World」は全米1位を記録し、エチオピア難民の飢餓救済を目的としたプロジェクトの象徴となった。アルバムには多数のアーティストによる名曲も収録されている。
We Are the World
スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮、ロバート・ゼメキス監督、マイケル・J・フォックス主演による世界的大ヒットSF映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のオリジナルサウンドトラック。主題歌となるヒューイ・ルイス&ザ・ニュースの初の全米No.1ヒットシングル「The Power Of Love」を収録。
The Power Of Love (Official Music Video)
ユーリズミックスがソウルフルな要素を取り入れた作品。「There Must Be an Angel」は全英1位を記録。アルバムは全英3位、全米9位にランクインし、アニー・レノックスとデイヴ・スチュワート、2人の音楽性がさらに多様化したことを示した。アレサ・フランクリン、スティーヴィー・ワンダー、エルヴィス・コステロがゲスト参加。
ロキシー・ミュージック解散後初となったブライアン・フェリーの6thソロアルバム。「Slave to Love」は全英シングルチャートで10位にランクインし、フェリーの艶やかなボーカルが際立つ名曲。デヴィッド・ギルモア、マーク・ノップラー、ナイル・ロジャース、トニー・レヴィン、マーカス・ミラー、デヴィッド・サンボーン、アンディ・ニューマークといった名手たちがバックアップする成熟したサウンドが特徴で、アルバムは全英1位を記録した。
アメリカの地方の暮らしや社会問題をテーマにしたアルバム。「Small Town」は全米6位を記録し、郷愁を感じさせる歌詞が特徴。アルバムは全米チャートでトップ10に入り続け、彼の代表作の一つとなった。
Small Town (Official Music Video)
洗練されたポップロックを展開した2ndアルバム。「Broken Wings」は全米1位を記録し、メロディアスなサウンドと深い歌詞が広く支持された。続くシングル「Kyrie」も1位を記録。アルバム自体も全米チャートでトップに立ち、80年代ポップロックの金字塔的作品となった。
Broken Wings
数多くのグラミー賞を獲得した巨匠アリフ・マーディンをプロデューサーに迎え、ニューヨークの優秀なセッションミュージシャンたちが多数参加した傑作2ndアルバム。「Wood Beez」「The Word Girl」「Absolute」「Perfect Way」「Hypnotize」と5枚の大ヒットシングルが生まれ、アルバムは世界中で大ヒットを記録した。
スコットランドはグラスゴー出身のバンド、シンプル・マインズのより大きな商業的成功をたぐりよせた1枚。「Alive and Kicking」は全米3位を記録し、ドラマチックなアレンジと力強い歌声が魅力。アルバムは全英チャート1位を獲得し、80年代のアリーナロックを代表する作品となった。発売40周年を記念したデラックスエディションには、12インチシングル、リミックス、インストなど多数のレア音源を追加収録。
ロバート・パーマーとデュラン・デュランのジョン&アンディ・テイラーに、シックのトニー・トンプソンを加えたスーパーグループ。セクシーでエネルギッシュなファンクサウンドが特徴の「Some Like It Hot」は全米6位を記録。アルバム全体もポップとロックが融合した1枚として大きな話題を呼んだ。
Some Like It Hot
英国が誇るブルーアイドソウルシンガー、ミック・ハックネル率いるポップソウルグループ、シンプリー・レッドの世界をあっと言わせた輝かしいデビューアルバム。全英13位を記録したデビューシングル「Money's Too Tight (To Mention)」、アメリカで最初のNo.1ヒットになった「Holding Back The Years」を含む超ベストセラー。
かつてのメンバー、サイモン・ギャラップが復帰し、元トンプソン・ツインズのボリス・ウィリアムスが加入して5人組となった新生キュアーのポストパンクからポップ寄りに進化した1枚。全英チャートで24位を記録した「Close to Me」は、独特のリズムとロバート・スミスの個性的なヴォーカルが際立つ名曲。アルバム全体も多様なスタイルを取り入れ、商業的にも成功を収めた。
Close To Me
モリッシー曰く「肉食は殺人である」というメッセージと、メランコリックなメロディーのギターが絶妙なバランスで展開していく2ndアルバム。「How Soon Is Now?」は暗く響くギターリフと切ない歌詞で広く愛され、バンドの代表曲に。アルバムは全英1位を記録。社会的・政治的なテーマを取り入れた歌詞も印象的。
卓越したソングライティングセンスを持つパディ・マクアルーンを中心としたプリファブ・スプラウトの2ndアルバム。プロデューサーはトーマス・ドルビー。甘く切ないメロディに透明感のあるアコースティックサウンド、パディにしか書けない歌詞の世界観が合わさった、美しく瑞々しい80年代英国ポップアルバムの大名盤。
When Love Breaks Down (Official Video)
ノイズポップの先駆けとして注目を浴びたデビューアルバム。「Just Like Honey」はそのドリーミーなメロディと鋭いガレージ〜フィードバックノイズサウンドで広く影響を与えた。アルバムは批評家からも絶賛され、後のオルタナティヴロックの礎を築いた名盤として語り継がれている。
ファンク路線から一転、ポップで軽快なロックサウンドへと原点回帰した6thアルバム。ドリーミーなメロディと風刺の効いた歌詞が魅力の「And She Was」は全米62位を記録。アルバムも全米チャート20位にチャートインし、ダブルプラチナを獲得した。
キース・リチャーズ、クリス・スペディング、マーク・リボーといった豪華ギタリストやジョン・ルーリーなどがゲスト参加。名曲「Clap Hands」「Downtown Train」などを収録した最高傑作との誉れ高い1枚。
サザンロックの要素と実験的なプロダクションが融合。ユーリズミックスのデイヴ・スチュワートをはじめ、マイク・キャンベル、ロビー・ロバートソン、ジミー・アイオヴィンといった面々がプロデュースで参加したことでも注目された6thアルバム。デイヴ・スチュワートとの共作でシタールサウンドが印象的な「Don't Come Around Here No More」は全米シングルチャートで13位を記録。アルバムはバンドの新たな一面を見せ、全米7位にランクインした。
Don't Come Around Here No More (Official Music Video)
ユーロビートの大胆な導入で一躍人気バンドの仲間入りを果たしたデッド・オア・アライヴの大ヒット2ndアルバム。プロデューサーのストック・エイトキン・ウォーターマンにとっても初の全英チャート1位曲となった「You Spin Me Round (Like a Record)」(全米ダンスチャートでも1位) は、日本でもユーロビート絶頂期の代表曲として現在も高い人気を誇っている。アルバムも全英9位、米でもゴールドディスクを獲得。
80年代メタルシーンの一翼を担ったモトリー・クルーの3rdアルバム。ヴィンス・ニールの交通事故により死亡したハノイ・ロックスのドラマー、ラズルへ捧げられた作品グラムメタルの代表的作品。MTVでヘビーローテーションされた名バラード「Home Sweet Home」のヒットもあり、初の全米アルバムチャートTop10入り (最高6位) を記録すると共に、ワールドワイドな成功の足がかりを作った。
オーストラリア出身のINXSが、名匠クリス・トーマスをプロデューサーに迎えて制作し、ワールドワイドな成功を収めた5thアルバム。ファンクとロックを融合させた「What You Need」は全米5位を記録。アルバム全体もエネルギッシュでダンサブルな楽曲が並び、バンドの人気を押し上げた。
レコード会社を移籍し、敏腕プロデューサー、ロン・ネヴィソンの下で制作。一時期の低迷期を乗り越え、初期の押し引き自在なスタイルに回帰したサウンドで見事全米1位に返り咲いた80年代の大ヒット復帰作。アン・ウィルソンのパワフルなヴォーカルが光るバラード「What About Love」は全米10位を記録。
ジョン&アンディ・テイラーらのパワー・ステーションに対抗するかのように結成されたデュラン・デュランのサイモン・ル・ボン、ニック・ローズ、ロジャー・テイラーによるプロジェクト、アーケイディアの唯一のアルバム。全米6位、全英7位のヒットを記録した「Election Day」をはじめ、デカダンスなヨーロピアンムードが漂う耽美なシンセポップの佳作となっている。デヴィッド・ギルモア、スティング、アンディ・マッケイ (ロキシー・ミュージック)、ハービー・ハンコック、グレイス・ジョーンズ、土屋昌巳など大物ゲストの参加も話題を呼んだ。
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