グリヒトリーク&イル・ガルデリーノ/バッハ:受難オラトリオ(2CD)

2024年03月06日 (水) 17:30 - HMV&BOOKS online - クラシック


バッハ作品の復元で名をはせるグリヒトリーク
2023年発表の話題作『受難オラトリオ』が音盤化!


チェンバロ奏者で指揮者のアレクサンダー・グリヒトリークは音楽学者でもあり、バッハの失われた音楽の復元にも力をそそぐ人物。2023年にヨーロッパで初演されたこの『受難オラトリオ』は、バッハのカンタータや受難曲の作詞でおなじみのピカンダーが台本を残しているもので、1725年頃にライプツィヒで作曲された可能性を持つ作品です。日本でも2024年3月にグリヒトリーク指揮で初演され話題となりました。
 グリヒトリークはバッハのパロディ手法を研究し、既存の曲から歌詞にあうものを選び、巧みに音楽を再構築しています。後年の作品に出てくる歌のオリジナルがこの作品の中にあった、という考え方も興味深いもの。ベルギーのトップ・アンサンブル、イル・ガルデリーノによる音楽を深堀りしたみごとな演奏で、当時流行していた「受難オラトリオ」というジャンルとバッハのつながりを愉しむことのできる注目の録音です。(輸入元情報)

【収録情報】
● J.S.バッハ:受難オラトリオ BWV.Anh.169(アレクサンダー・グリヒトリーク補筆再構成)

 ミリアム・フォイアージンガー
(ソプラノ/シオン)
 ヤナ・ピータース(ソプラノ/マリア)
 ウィリアム・シェルトン(アルト/魂)
 ダニエル・ヨハンセン(テノール/福音史家、ヨハネ)
 ティエモ・ウォン(バス/イエス)
 ジョナサン・セルズ(バス/ペトロ)
 イル・ガルデリーノ(管弦楽、合唱)
 アレクサンダー・グリヒトリーク(指揮、チェンバロ)

 録音時期:2023年8月6-10日
 録音場所:ドイツ、シュヴェービッシュ・グミュント、アウグスティヌス教会
 録音方式:ステレオ(デジタル)

 ヨーロッパ教会音楽フェスティバル2023
 世界初録音
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