【映像】M.アルミリアート&バイエルン国立歌劇場/ジョルダーノ:『アンドレア・シェニエ』
2023年06月12日 (月) 18:00 - HMV&BOOKS online - クラシック
バイエルン国立歌劇場より
アルミリアート指揮、カウフマン、ハルテロス主演の『アンドレア・シェニエ』登場
革命の嵐が吹き荒れるパリ。自由思想の信奉者、詩人アンドレア・シェニエはロベスピエールの恐怖政治のもと「民衆の敵」として捕らえられ死刑を宣告されます。シェニエを慕う貴族の娘マッダレーナは、かつて彼女に恋心を抱きつつも雇い主に反抗し屋敷を去った従僕で、今は革命政府の幹部となったジェラールに、シェニエの命乞いをしますが・・・
ヴェリズモ・オペラの傑作のひとつとされる『アンドレア・シェニエ』は、フランス革命の最中に断頭台で処刑された実在の詩人、アンドレ・マリ=シェニエをモデルにしたルイージ・イッリカによる台本にジョルダーノが作曲、1896年3月ミラノ・スカラ座で初演され、大成功を収めました。ジョルダーノならではの豊潤な調べに乗せて、シェニエとマッダレーナの出会いから悲劇的な結末に至るまでの物語が、ドラマティックに繰り広げられます。
本収録『アンドレア・シェニエ』(2017)の主役の2人、ヨナス・カウフマンとアニヤ・ハルテロスのバイエルン国立歌劇場での共演は、『ローエングリン』(2009)に始まり『ドン・カルロ』(2012)、『トロヴァトーレ』(2013)に続く4作目。今をときめくゴールデン・コンビとして人気を博する2人の絶唱と息のあった二重唱が見事です。さらにメトロポリタン歌劇場、ウィーン国立歌劇場をその指揮活動の中心に置き、世界中から引く手あまたのイタリア・オペラの名匠マルコ・アルミリアートのタクトが、フィリップ・シュテルツルによる豪華な舞台作りと相まって、このフランス革命下の男女の愛憎と悲劇を雄弁に描き出しています。(輸入元情報)
【収録情報】
● ジョルダーノ:歌劇『アンドレア・シェニエ』全曲
アンドレア・シェニエ/ヨナス・カウフマン(テノール)
カルロ・ジェラール/ジョルジュ・ペテアン(バリトン)
マッダレーナ・ディ・コワニー/アニヤ・ハルテロス(ソプラノ)
ベルシ/ レイチェル・ウィルソン(メゾ・ソプラノ)
コワニー伯爵夫人/ ヘレナ・ズバノヴィチ(メゾ・ソプラノ)
マデロン/ ラリッサ・ディアドコヴァ(メゾ・ソプラノ)
ルーシェ/ アンドレア・ボルギーニ(バリトン)他
バイエルン国立歌劇場合唱団(合唱指揮:ステッラーリオ・ファゴーネ)
バイエルン国立歌劇場管弦楽団
マルコ・アルミリアート(指揮)
演出:フィリップ・シュテルツル
美術:フィリップ・シュテルツル、ハイケ・フォルマー
衣装:アンケ・ヴィンクラー
照明:ミヒャエル・バウアー
ドラマトゥルギー:ベネディクト・シュタンプフリ
収録時期:2017年12月
収録場所:ミュンヘン、バイエルン国立歌劇場(ライヴ)
映像監督:ブライアン・ラージ
収録時間:135分
画面:カラー、16:9
字幕:日本語、イタリア語(歌唱言語)、英語、ドイツ語、フランス語、韓国語