【映像】ノセダ&フィレンツェ五月祭/ジョルダーノ:歌劇『シベリア』
2022年02月08日 (火) 12:00 - HMV&BOOKS online - クラシック
ジョルダーノ:歌劇『シベリア』、初映像化!
19世紀初頭、帝政ロシアの首都サンクトペテルブルク。美貌の娘ステファナは、昔の恋人でジゴロのグレビの取り持ちで、貧しいお針子の境遇から貴族アレクシス王子の囲われ者となり贅沢な暮らしを送っています。純情な歩兵将校ヴァシリはお針子ステファナの恋人、彼女の住む邸をそれと知らずに訪れ、美しく着飾ったステファナを見て衝撃を受けるものの彼女への変わらぬ愛を訴えます。2人の関係を知ったアレクシス王子がヴァシリを殴打すると、逆上したヴァシリは彼を銃で撃ち殺してしまいます。捕らわれてシベリアの流刑地に送られたヴァシリを追ってシベリアに向かうステファナ。数年の時を経て、シベリアの流刑地で罪を償う2人の前に現れたのは別の罪を犯しシベリアに送られてきたグレビでした・・・
歌劇『シベリア』は、ルイージ・イッリカの手になるシベリアの流刑地を舞台とした悲恋の物語の台本に、ジョルダーノがヴェリズモ・オペラの系譜に連なる緊迫感溢れるオーケストレーションを駆使し、合唱によるロシアの調べ(「皇帝賛歌」「ボルガの舟歌」など)を加えた音楽を作曲。1903年、ミラノ・スカラ座で初演されました。1905年、パリでこの作品の上演を観たガブリエル・フォーレがその音楽を高く評価したと伝えられています。
本上演のロベルト・アンドによる演出は時代を19世紀の帝政ロシアから20世紀のソヴィエト・ロシアに移し、舞台の背景に別撮りの風景や群衆の映像を投影することで寒々としたシベリアの流刑地を彷彿させるユニークなもの。ステファナ役を歌うのは近年その実力が高く評価されているソプラノ、ソーニャ・ヨンチェヴァ。情熱的なヒロインを見事に歌い上げます。またテノールのゲオルギー・ストゥルアが伸びのある美声で純情な恋人ヴァシリ役を切々と歌い、グレビ役のバリトンのジョルジュ・ペテアンが板についた悪役ぶりで強い印象を残します。
充実した歌唱陣に加え、フィレンツェ五月音楽祭のオーケストラ、合唱団を率いる名匠ノセダのタクトがジョルダーノのスコアから多彩な響きを引き出しながら、このオペラをドラマティックに描き尽くします。(輸入元情報)

【収録情報】
● ジョルダーノ:歌劇『シベリア』全曲
ステファナ…ソーニャ・ヨンチェヴァ(ソプラノ)
ヴァシリ…ゲオルギー・ストゥルア(テノール)
グレビ…ジョルジュ・ペテアン(バリトン)
ニコナ…カテリーナ・ピーヴァ(メゾ・ソプラノ)
アレクシス王子…ジョルジョ・ミッセーリ(テノール)
イワン…アントニオ・ガレス(テノール)
銀行家ミスキンスキ…フランチェスコ・ヴェルナ(バリトン)
ワリノフ…エマヌエーレ・コルダロ(バス)
所長…フランチェスコ・サムエレ・ヴェヌーティ(バス)
下士官…ヨゼフ・ダダ(テノール)、他
フィレンツェ五月祭合唱団(合唱指揮:ロレンツォ・フラティーニ)
フィレンツェ五月祭管弦楽団
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)
演出:ロベルト・アンド
舞台美術、照明:ジャンニ・カルルッチョ
衣裳:ナーナ・チェッキ
映像:ルカ・スカルツェッラ
収録時期:2021年7月7日
収録場所:フィレンツェ五月音楽祭歌劇場(ライヴ)
映像監督:ティツィアーノ・マンチーニ
収録時間:104分
画面:カラー、16:9
字幕:日本語・イタリア語・英語・フランス語・ドイツ語・韓国語





