無人島 〜俺の10枚〜 【THE TREES: 荏原 優太郎 編】

2021年07月07日 (水) 18:00

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プロデューサーに菅原慎一(ex.シャムキャッツ)を迎えたデビューアルバム『Reading Flowers』をリリースする THE TREES が「無人島 〜俺の10枚〜」に登場!20年代の東京インディーを担う4人組が選ぶ10枚とは?今回は、荏原 優太郎 (Guitar & Chorus)編。


無人島 〜俺の10枚〜 【THE TREES: 荏原 優太郎 編】

Real Estate 『Atlas』

Wilcoのスタジオで録ったらしくそれぞれの音がとても綺麗で、特にドラムの金物はとても心地のいい音がする。ギタープレイにもとても影響を受けています。クレジットにはYo La Tengoなど知っている名前がいくつもあり、その辺りの繋がりを感じられてなんか嬉しかったです。
朝、これをかけて何をするかを考えたい。

《recommended tracks》
・Talking Backwards
・The Bend
・Crime



Elliott Smith 『either/or』

何をするかを考えたままこれを聴き始める。
夢中になって作品を集めたアーティストの一人。軽やかな演奏、繊細な歌声にぐっときます。
ラストトラックのSay Yesの一行目の歌詞がとても好きで、英語詞を訳さずその意味を初めてダイレクトに感じられたような気がしました。彼を知った後から見たグッド・ウィル・ハンティングも大好きな映画のひとつです。

《recommended tracks》
・Ballad of Big Nothing
・Rose Parade
・Say Yes



Fleetwood Mac 『Rumours』

バンドメンバーと車中によく聴く一枚。
素晴らしいメロディ・コーラスワーク、グルーヴィーな演奏にやられます。
歌詞にはバンドの状態が浮かび上がっていますが、他者である自分にもとても響き、立ち上がるパワーをもらえます。

《recommended tracks》
・Second Hand News
・Go Your Own Way
・Songbird



Belle and Sebastian 『If you’re feeling sinister』

優しさ溢れキラキラしたサウンド、スチュワートの柔らかな歌声が大好きです。
アートワーク等でバンドのこだわりが垣間見られるのもベルセバの最高な所。
どの作品も大好きですが無人島にはこのテンション感が合いそうだなと。

《recommended tracks》
・The Fox in the Snow
・If you’re feeling sinister
・Judy and the Dream of Horses



Alvvays 『Alvvays』

聴きに聴きまくった一枚。
現代に生きている自分達のサウンドを鳴らしていると思います。ライブもとても良かった。
MVから連想しているのか、島・海辺・漂流感があり、、と書いている所で思い出したのが確かメンバーが小さな島出身だという事。島に合いそうです。

《recommended tracks》
・Adult Diversion
・Ones Who Love You
・Next of Kin



Travis 『The Man Who』

残るものは音楽、という事を証明し続けているバンド。
曲が良すぎてメンバーのプレイに焦点が当てられることが少ないように思いますが、ギターのアンディの曲に寄りそうプレイ、特にアルペジオはセンス抜群で気持ちがいいです。
MVが面白いのも彼らの魅力です。

《recommended tracks》
・Driftwood
・Turn
・Why Does It Always Rain On me?



Nic Hessler 『Soft Connections』

僕のギターヒーローの一人。
気持ちのいいリフ、切ないメロディ、跳ねるリズム、好きなものが詰まっています。
Wild Nothingの来日で観られた時は本当に大感激でした。ギターポップの大名盤です。

《recommended tracks》
・Hearts,Repeating
・Permanent
・Into the Twilight



The SUNDAYS 『static & silence』

これからもずっと聴き続ける音楽だと思います。
とにかく曲が良いし、ボーカルのハリエットの歌声は格別です。ギターのナチュラルな響きも曲と相まって心地いい。3枚アルバムをリリースしていてこの作品がラストとなっていますが、正に彼らが築き上げてきた音楽の完成形になっていると思います。
静かな夜に聴きたいです。

《recommended tracks》
・folk song
・when I’m thinking about you
・cry



sleepy.ac 『LIVE@Gloria Chapel』

教会という室内で録った美しい音を大自然で聴いてみたいです。
場所とバンドの相性、名曲の数々とを感じられる素晴らしいライブ盤です。
聴いていると落ち着くので電車などの移動中にもよく聴いているのですが、綺麗な星空のもとで聴いてみたいです。

《recommended tracks》
・街
・賛歌
・Lost



Jackson Browne 『Late For the Sky』

歌に寄りそう叙情的なギタープレイ、真っ直ぐな歌声が最高です。
悲しみや寂しさ、別れという雰囲気が漂っていますが、それだけに埋もれない力強さを感じて元気をもらえます。
無人島を発つ夜明けに聴きたいです。

《recommended tracks》
・Late For the Sky
・Fountain of Sorrow
・Walking Slow



他のメンバーのセレクトはこちら

無人島 〜俺の10枚〜 とは

音楽好きには、超定番の企画「無人島 〜俺の10枚〜」。なんとも潔いタイトルで、内容もそのまんま、無人島に持って行きたいCDを10枚チョイスしてもらい、それぞれの作品に込められた思い入れを思いっきり語ってもらう。ミュージシャンとしてルーツとなるもの、人生を変えた一枚、甘い記憶がよみがえる一枚、チョイスの理由にはそれぞれのアーティストごとに千差万別だ。

「無人島 〜俺の10枚〜」過去のアーカイブはこちら


THE TREES デビューアルバム『Reading Flowers』 商品情報

2021年6月23日発売
P-VINE RECORDS

千葉県出身のメンバーを中心に結成し、Laura day romance等を迎えた自主企画を大成功に収めるなど都内のライブハウス・シーンを中心に注目を集める次世代―ギターポップ・バンド、THE TREES。CD+ZINEの作品を自主リリースするなど、楽曲だけではなくアートワークやパッケージにまで拘りを持った注目バンドが同じく千葉県出身の菅原慎一(ex.シャムキャッツ)をプロデューサーに迎えて完成させた待望のデビューアルバムを遂にリリース!

Belle and SebastianやTravisといった海外のギターポップ/ インディーフォークなどから影響を受けたサウンドを邦楽として再定義したTHE TREESの音楽。キラキラとした甘酸っぱさとエモーショナルが絡み合う『Reading Flowers』の全10曲は、今すぐ散歩に出かけたくなるような暖かいサウンドと少しセンチメンタルにさせられるメロディーのバランスが絶妙! 春〜初夏にピッタリのギターポップの上で邦楽特有のポップさを持ったヴォーカル、有馬嵩将の甘くて爽やかな唄声が青空高く響き渡る!ヴォーカル、有馬嵩将自らが描いた油絵のジャケットにも注目です!


2020年という、バンドにとって一番合理的でなく、活動に不向きな一年を、なるべく楽しく、根気よく、丁寧にみんなで過ごした。曲作りや練習の合間にドライブをしたり、喫茶店へ行ったり、ハードオフ巡りをしたりしてセッションを重ねていく中でどんどん気付きが産まれ、グルーヴを増していくのを間近で見てきた。効率が悪くて面倒くさいけれど美しいのがバンドだ。その美しさとは、毎日のちょっとした奇跡の積み重ねを、人間的で有機的な繋がりをもってバンドサウンドへ昇華させることなのかなと思った。

まさに今、THE TREESは全ての真っ只中にいて、有馬くん、荏原くん、竹内さん、山本くん4人が、想像力を働かせて同時に音を鳴らすという奇跡が進行中なのだ。

知らないうちに失ってしまうもの、どうやっても取り戻せないものが人生にはあるが、初めて彼らのライブを観たとき、そんな大切なことは何だったか、改めて教えてくれたような気がした。

完成したアルバムを聴いて、同じような気持ちになり、涙を流している自分がここにいる。

______菅原慎一(ex.シャムキャッツ)

ご購入はこちら

Reading Flowers

CD

Reading Flowers

THE TREES

価格(税込) : ¥2,530

発売日: 2021年06月23日


【CD収録曲】

  • 01. Clover
  • 02. Edelweiß
  • 03. Primula
  • 04. Iberis
  • 05. Marron
  • 06. Lilac
  • 07. Zinnia
  • 08. Mimosa
  • 09. Chloranthus
  • 10. Coleus



THE TREES プロフィール

竹内 里美(Vocal&Bass) / 山本 諒(Drums) / 有馬 嵩将(Vocal&Guitar) / 荏原 優太郎 (Guitar&Chorus)

千葉県出身のメンバーを中心に結成した4人組ギターポップ・バンド、THE TREES。日本語での歌詞を大切にした暖かみのある楽曲を鳴らし、2017年にCD+ZINE作品『Olive EP』を自主リリース、2018年には竹内里美が正式加入。写真家、勝呂 亮伍と共作したCD+ZINE作品『KIDS EP』、『Breakfast Club』を2年連続でリリースするなどリリース形態に拘り作品リリースを続ける。2019年には下北沢BASEMENTBARにて初の自主企画「Younger Than Yesterday」を開催し、大成功を収めた。2021年6月23日、元シャムキャッツの菅原慎一をプロデューサーに迎えたデビューアルバム『Reading Flowers』をリリースする。


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