ヘレヴェッヘ/ブルックナー:ミサ曲第2番、テ・デウム
2020年09月04日 (金) 16:30 - HMV&BOOKS online - Classical

ブルックナー解釈の鍵となる重要作2編、古楽器の特質を生かしたヘレヴェッヘ新録音
壮大・深遠な交響曲の数々で知られるブルックナーですが、彼はもともと教会オルガニストとして音楽修業を始め、長く合唱指揮者としても活躍した作曲家。その作風を読み解くうえでの重要な鍵となるのが教会音楽作品ですが、そのなかでもとくに重要な2作が、同じく合唱指揮で注目を集めてきた古楽器系指揮者フィリップ・ヘレヴェッヘによる新録音で登場します。
ミサ曲第2番は3編ある大作ミサのなかではやや異色の、管楽アンサンブルが合唱を支える編成。屋外での演奏を意識した作品で、ヘレヴェッヘは30年前にこれをアンサンブル・ミュジーク・オブリークを器楽陣営に迎えて録音していますが、古楽器専門のアンサンブルとの録音はこれが初。管楽器と同じ機構で音が出るオルガンとの相関関係も意識した音作りで、その音楽展開に引き込まれること必至です。
他方『テ・デウム』の古楽器録音はきわめて貴重。交響曲第7番のすぐ後に書き上げられたこの作品は、最終的に完成しなかった交響曲第9番について作曲家自身が「終楽章が未完に終わった場合は代わりにあのテ・デウムを」と語ったほどの重要作です。演奏時間は短いながらもたいへん充実した内容を持つこの大作を、求心力抜群のヘレヴェッヘのタクトで、作曲家が知っていたであろう19世紀の音に迫る解釈で聴けるのは、まさに貴重なブルックナー体験。ロマン派音楽の知られざる背景としての教会音楽の重要さに、改めて気づかされる録音と言えるでしょう。(輸入元情報)
【収録情報】
ブルックナー:
1. ミサ曲第2番ホ短調 WAB27(1882年改訂版)
2. テ・デウム WAB45(1884年版)
ハンナ=エリーザベト・ミュラー(ソプラノ1)
アン・ハレンベリ(ソプラノ2)
マクシミリアン・シュミット(バリトン)
タレク・ナズミ(バス)
コレギウム・ヴォカーレ・ヘント(合唱)
シャンゼリゼ管弦楽団(古楽器使用)
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)
録音時期:2012年8月22-24日(2) 2019年9月20-22日(1)
録音場所:ルツェルン、KKLホール(2) エッセン、フィルハーモニー音楽堂(1)
録音方式:ステレオ(デジタル)
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