Tuesday, November 17th 2015
美しくレストアされたプロモーション・フィルム/ビデオに、 まったく新しいステレオ/サラウンドのオーディオ・ミックスを合体させた 『ザ・ビートルズ1』の最新エディション、絶賛発売中!

Beatles 『Beatles 1』
2000年にリリースされ、これまでに全世界で3200万枚、日本でも320万枚のセールスを記録している大ベストセラーアルバム『ザ・ビートルズ1』の最新版が登場!
今回発売される『ザ・ビートルズ1』は、CDのみならず映像作品としても発売され、音源はジョージ・マーティンの息子であるジャイルズ・マーティンが担当。アナログ・マスターから全く新しいステレオ・ミックスがほどこされ、DVDとブルーレイには5.1サラウンドの音源も収録。また、ビートルズ初のミュージック・ビデオ集ともなる今作は、最新のデジタル技術で修復(4K/2K)された驚きの高画質映像により、1stシングル「ラヴ・ミー・ドゥー」からラスト・シングルの「ロング・アンド・ワインディング・ロード」までのミュージック・ビデオを瑞々しい画質でお楽しみいただけます。CD+2DVD 、CD+2ブルーレイの各輸入・国内盤をはじめ全14形態でのリリース。詳細は下記から!

【ニュースまとめ】 ザ・ビートルズ
11/6(金)に発売されたザ・ビートルズの究極のベスト『ザ・ビートルズ1』の新エディション。こちらでは『1』にまつわる様々なニュースをご紹介!
ビートルズ『1』発売から早1週間。 さて、そろそろカヴァー企画の出番でしょうか?
発売から早1週間が経過するも、むこう数ヵ月はまだまだこの狂騒曲が続くと予想される、ビートルズ究極のベスト盤『1』。もちろん甲虫党諸氏のみなさまにおかれましては、このお宝品をたっぷりと時間をかけて愛玩されている最中ではあるかと思いますが、ここで、タイムリー欠乏症の洋楽市場を鼓舞するこのたびの慶事に便乗しようではないかと色めき立つジャズ村バイヤーから、もうひとつの抜き差しならない ”物語”をご提案。
それつまりジャズミュージシャンによるビートルズ・カヴァーをしこたま集めるという既知感たっぷりの企画なのですが・・・とはいえ、新録やニューディスカヴァリーをぶ厚めに放り込めば、これがなかなかどうして体裁GOOD☆ 今回ジャズだけでなく、クラシックやワールドミュージックからも大胆ピックアップを敢行。『1』収録曲を中心に、「アレはないけどコレがある」の精神でかき集めた寄せ鍋的モンドセレクション、まさかの下剋上カヴァーも見つかるかも!?
ビートルズ、あの名盤をまるっとカヴァー!
Don Randi 『Revolver Jazz』 (1966)
ドン・ランディと言えば、ビーチ・ボーイズ、エルヴィス・プレスリーのツアーサポート、さらにはLAフュージョンの聖地でもあるライヴハウス「ベイクド・ポテト」のオーナーとしても知られる西海岸の名鍵盤奏者。初期のスウィンギーなジャズ・ピアニストとしての腕前を味わうなら、1962年の『Where Do We Go From Here:枯葉』がおすすめだが、ランディのジャズロック・マエストロ的な側面をエンジョイするのなら、やはりこの『リヴォルヴァー』丸ごとカヴァー集につきる。高速ジャズロック「Eleanor Rigby」、ハープシコードを駆使したラガ・アレンジの「Love You To」、ソフトロッキンなオルガン・ボッサ「Yellow Submarine」などなど、当時のうるさ型ジャズファンがもれなく眉をひそめたという大胆極まりないアレンジが痛快この上なし。
The Music Company 『Rubber Soul Jazz』 (1966)
こちらもドン・ランディ絡みの丸ごとビートルズ・カヴァー集で、お題は『ラバー・ソウル』。名義は、ランディほか、トミー・テデスコ、ハル・ブレインらLAの腕利きセッション・ミュージシャンたちからなる覆面バンド、ミュージック・カンパニー。キンキーなギターの音色も印象的なワルツ「Norwegian Wood」、ピアノがスウィングしまくる「I’ve Just Seen A Face」あたりが秀逸だが、全体的には、ランディのピアノがご丁寧なまでに主旋律をなぞっている分ジャズ度は薄く、むしろモッズ・ファンが好みそうなR&B風のグルーヴィでヒップなアレンジが並ぶ。いわゆる「サバービア・クラシック」としてレア化していたが、2006年にこの新装ジャケでCDリリースされた。
Ramsey Lewis 『Mother Nature's Son』 (1968)
古くからロック、ポップス、ラテンなどジャズ周辺の音楽に対して意識が高かったラムゼイ・ルイス。こちらは『ホワイト・アルバム』収録曲から10曲をチョイスしジャズピアノ・アレンジを施した、名ビートルズ・カヴァー集。「Back in the U.S.S.R.」や「Everybody's Got Something To Hide Except Me And My Monkey」では期待を裏切らないストレートなジャズロック・アレンジが楽しめるが、やはりハイライトはサンプリング・ソースでもおなじみの「Julia」。原曲の繊細で美しいメロディをここまでドラマチックに再現したジャズピアノ・カヴァーは他に見当たらない。チェス・レコードの名プロデューサー/アレンジャー、チャールズ・ステップニーによる流麗かつ挑発的なアレンジも聴きどころ。
Easy Star All-Stars 『Easy Star's Lonely Hearts Dub Band』 (2009)
NYのレゲエ・レーベル「イージー・スター」の腕利きミュージシャンたちからなるイージー・スター・オールスターズ。ピンク・フロイド、レディオヘッドに続くカヴァー・シリーズの第3弾として発表された『サージェント・ペパーズ』 ダブ/レゲエ・カヴァー集。ビートルズのレゲエ・カヴァー自体は珍しくないものの、この世紀のコンセプト・アルバムを丸ごとレゲエのリディムで飲み込むというアイデアは前代未聞。しかしポップなメロディとの相性は抜群で、ルチアーノ、フランキー・ポール、シュガー・マイノットといったジャマイカのレジェンド・シンガーたちによる名唱もずらり。中でも、マイケル・ローズが歌う「A Day In The Life」が出色。
お次はクラシックのビートルズ・カヴァーをどうぞ
選・文●坂本光晴(aka 教授)
アンデシュ・ダンマン『オール・ユー・ニード〜ビートルズ・クラヴサン組曲』
スウェーデン出身の実力派チェンバロ奏者アンデシュ・ダンマンが、フランス・バロックの作曲家、クープランの様式に従ってビートルズの名作の数々をクラヴサン(チェンバロ)組曲に仕立てたアルバム。バロック時代の作曲家には、当時の流行歌の旋律を取り入れて曲を作った人も少なくなかったということもあり、もしクープランがビートルズを聴けたならば書いたかもしれないという前提で音楽に仕上げているようです。「ミシェル」や「レット・イット・ビー」といった有名曲の旋律が、アルマンドやクーラントといったバロック時代に盛んだった舞曲の形式に変換、優雅な響きのチェンバロで美しく演奏されていきます。
ピーター・ブレイナー&室内管弦楽団『ビートルズ・ゴー・バロック』
ビートルズのヒット曲を素材にアレンジした合奏協奏曲アルバム。合奏協奏曲はバロック期に人気のあった楽曲スタイルで、弦楽合奏を主体にソロも交えて展開される聴きやすく美しい音楽。バロック期ということで親しみやすい旋律が用いられることが多いのですが、ここではそうした様式の作品に、ビートルズの有名旋律を絶妙に溶け込ませ、バロックの大作曲家たちのスタイルを導入、ヘンデル風(第1番)、ヴィヴァルディ風(第2番)、バッハ風(第3番)、コレッリ風(第4番)に仕上げています。
レ・ボレアド 『ビートルズ・バロック』
ビートルズの有名曲をバロック時代のアンサンブルで演奏するという企画。演奏者の「レ・ボレアド」は主に古楽器を使用して活動するモントリオールの古楽グループ。選ばれた楽曲は、弦楽四重奏(1)、シタール(2)、チェンバロ(3・15)、リコーダー(6)、ハープ(9)、鳥の声(12)、ピッコロトランペット(13)、室内オケ(4)といった使用楽器が個性的なものが多く、それらをここでは、リコーダー、トラヴェルソ、チェンバロやヴィオラ・ダ・ガンバ、ハープ、ヴァイオリン、ヴィオラなどに加え、パーカッションや鳥笛、ギター、ヴォーカルなども用いて、ほのぼのとした素朴な魅力を引き出しています。
1966 Quartet 『Help! - Beatles Classics』
日本人女性4名による弦楽器とピアノのユニット「1966カルテット」は、名前の由来がビートルズ来日年である1966年ということで、ビートルズの音楽とも深く関わっていますが、その代表作ともいえるのがこの「HELP!」。といってもビートルズのアルバム「HELP!」をそのままアレンジしたものではなく、初期・中期のアルバムから有名な曲を選んで原曲のエッセンスが感じられる形に仕上げています。
ケネディ・クワイア 『コーラル・ビートルズ』
女声合唱によるビートルズ作品集。軽やかでポップな伴奏に乗り、独唱と大人数の合唱を巧みに使い分けたアレンジにより、ビートルズの有名旋律が女声ならではの美しさで表現されています。歌うのはアルゼンチンの女性コーラス・グループ「ケネディ・クワイア」で、すでに長いキャリアを持っているため声楽的な水準も実に高度。澄んだ独唱から柔和で厚みのある合唱まで幅広いサウンドで作品の魅力を引き出しています。
キングズ・シンガーズ / カンゼル&シンシナティ・ポップス・オーケストラ 『ビートルズ・アルバム』
華麗で迫力のあるオーケストラ・サウンドで知られるエリック・カンゼル&シンシナティ・ポップス・オーケストラが、イギリスの有名な合唱グループ「ザ・キングズ・シンガーズ」と組んだビートルズ・アルバム。シンシナティ・ポップスもキングズ・シンガーズもふだんはクラシック作品をメインにとりあげていますが、ポップスも得意としており、センスの良い表現には定評があります。ここではサックスやトランペット、アコーディオンのソリストもゲストに招いて多彩で華麗なアレンジで聴かせています。
アーサー・フィードラー&ボストン・ポップス 『プレイズ・ザ・ビートルズ』
フィードラーとボストン・ポップスは、ビートルズがまだ現役だった時代にカバー・アルバム「プレイズ・ザ・ビートルズ」をリリース、アメリカで16万枚の売上を記録したことでも知られています。ビートルズ編曲アルバムの元祖ともなった「プレイズ・ザ・ビートルズ」ですが、オリジナルLP発売時には収録が見送られた曲やビートルズと無関係な曲が入っていたりと混乱もあったので、CD化の際、オリジナル音源をすべて収録のうえ、ライヴ・ヴァージョンも追加収録したのは朗報でした。
ベルリン・フィル12人のチェリストたち 『ザ・ビートルズ・イン・クラシック』
世界最高水準のオーケストラ、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のチェロ・セクション全員で構成されるチェロだけの室内アンサンブル。ゴリゴリの低音だけでなく、広い音域をカバーする歌いまわしの巧さも見事なもので、ここでもチェロならではの迫力のある音を活かしながら、繊細で抒情的な表現を聴かせています。1982年にベルリンのテルデック・スタジオでレコーディングされたこのアルバムは、以来30年に渡って親しまれてきたビートルズ・カバー・アルバムの名作でもあります。
世界の国からヤァ!ヤァ!ヤァ! ビートルズ名曲カヴァー列伝 【前編】
ここからは、今も世界中で産声を上げている数々のビートルズ・カヴァーから、ジャズやワールド・ミュージックのアーティストたちによる秀逸アレンジ作を楽曲ごとにセレクト。FAB4が腰を抜かしたであろうS級名演も、思わず紅茶を吹きだしてしまった迷演も、アクロス・ザ・ユニバース的こころで広くご紹介。まずは前編、こちらの14曲にまつわるカヴァーを♪
「A Day In The Life」 (1967)
作詞・作曲: ジョン・レノン/ポール・マッカートニー

1967年の『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』に収録。ジョンとポールによる共作だが、実際には両者が別々に作った曲を、ジョージ・マーティンが書いたとも言われているオーケストラ・スコアをブリッジにして繋げている。この美しい弾き語りと壮大なオーケストレーションとの見事なコントラストがある種サイケめいた陶酔・酩酊感を呼び起こし、また実際には、「I'd love to turn you on・・・」という歌詞がドラッグを連想させるとして当時BBCでは放送禁止となった。
Wes Montgomery 『A Day In The Life』 (1967) 
オリジナル発表時に価値観を180度ひっくり返されそうなほどの衝撃を受けたという当時のA&M/CTIプロデューサー、クリード・テイラー。前年の「夢のカリフォルニア」に続いて、ウェスを再度起用して“ジャズの大衆化”を図り、またしても大当たり。ドン・セベスキーの刺激的なアレンジや、グラディ・テイト(ds)、ロン・カーター(b)、ハービー・ハンコック(p)ら“分かっている”サイドメンのファインプレイもさることながら、やはり主役ウェスのジャズギターにおける表現レンジの幅広さや的確なフレージングなどにすべてが集約されると言っても大げさではないだろう。
Grant Green
『Green Is Beautiful』 (1970)
こちらもジャズ史にその名を残すギタリスト、グラント・グリーン。そのブルーノート盤から。ウェスとは異なり、彼のトレードマークであるシングル・ノートをメインにしたアーシー&ファンキーな仕上がりで、また本作が1970年に発表されたことを考えれば、ジェームズ・ブラウンを経由したビートルズの(ゴスペル〜)ファンク解釈と位置付けても乱暴ではない。エマニュエル・リギンズのハモンド・オルガンやクラウド・バーティらホーン隊のバッキング〜ソロオーダーもコッテコテ。
「All You Need Is Love」 (1967年)
作詞・作曲: ジョン・レノン/ポール・マッカートニー

「サマー・オブ・ラブ」のシンボルとしても名高い、ジョン・レノン作となる通算15枚目の英国オリジナル・シングル。1967年、世界初の通信衛星による31ヵ国同時中継放送の特別番組「Our World」のために作られ、レコーディング風景が同番組内で世界中継された。フランス国歌「ラ・マルセイエーズ」、グレン・ミラー楽団「イン・ザ・ムード」、イギリス民謡「グリーンスリーブス」、「ブランデンブルグ協奏曲」といった様々な楽曲がまるでコラージュのようにオーケストラ演奏によって盛り込まれている。
akiko
『Across The Universe』 (2011)
デビュー10周年を記念し吹き込まれたakikoのビートルズ・カヴァー・アルバムから。これまでにもジャンルレスで多彩なカヴァー曲をリスペクトたっぷりに採り上げてきた彼女が、改めてビートルズの持つ「言葉にならないほどの凄いエネルギー」を感じながら歌い込んだという名曲の数々。アコースティック・ギター&ストリングス、チャイチー・シスターズのコーラスをバックに丁寧に歌われる「愛こそはすべて」。シンプルな装飾だからこそ実直に伝わる歌い手のまごころを満喫したい。
「For No One」 (1966年)
作詞・作曲: ジョン・レノン/ポール・マッカートニー

「エリナー・リグビー」と同じくリボルヴァー期におけるポールの飛躍と充実ぶりを伝える、ジョンも「傑作」と認めた名バラード。実体験に基づく男女の心のすれ違いを題材にした歌詞はいかにもポールらしいが、特筆すべきは、フィルハーモニア管弦楽団のホルン奏者アラン・シルヴァが吹奏するフレンチ・ホルンをオーバーダブし、またクラヴィコードというバロック時代の小型鍵盤を使用するなど、多彩な楽器の表情豊かな音やその響きを採り入れる抜群のサウンド・コーディネイト術だ。この2曲と後に掲載の「ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア」で、ポールがジョンとは異なるベクトルを持つ天才アーティストだということを改めて世に知らしめた。ジャズやクラシックの秀逸カヴァーが多いのにも頷ける。
山中千尋 『ビコーズ』 (2012)
そんじょそこらの「ジャズ meets ビートルズ」作品とは一線どころか二線も三線も画する、主役の表現力の強さや想像力の逞しさに溢れ返ったピアノトリオ+タブラによるビートルズ集(ビートルズにインスパイアされたオリジナル新曲も収録)。「Beacuse」や「Drive My Car」で躍動するピアノ、「Your Mother Should Know」のアレンジ・センスなど随所にほとばしるビートルズ愛。中でも、親しみやすい原曲のメロを生かしながら、フットワークが軽く自由度の高いピアノトリオ・マナーで料理した「For No One」は彼女ならでは。
Francesco Giannelli
『Occhi』 (2013)
イタリアの男性ジャズ・シンガー、フランチェスコ・ジアネッリによるカヴァーは、主役によるそのダンディな歌唱もさることながら、名ピアニスト、ジョヴァンニ・チェカレリ(p)らバックを務めた精鋭たちの色彩豊かな演奏も聴きどころ。ゆったりと深遠に香り立つ、大人のためのビートルズ。
Caetano Veloso
『Qualquer Coisa』 (1975)
ジャケットを見れば一目瞭然。ブラジル・トロピカリズモの旗手カエターノ・ヴェローゾが捧げる究極のビートルズ・オマージュ。フォーキー・ボッサによる美しく繊細なフォルムで描かれた「For No One」では、カエターノ作品でおなじみのペリーニョ・アルバカーキのメロウなギターにもうっとり。「Lady Madonna」カヴァーもオススメです。
「Hello, Goodbye」 (1967年)
作詞・作曲: ジョン・レノン/ポール・マッカートニー

テレビ映画「マジカル・ミステリー・ツアー」の先行曲で、音楽的な成熟を迎えた後期作品の中では比較的シンプルでキャッチーなメロディをもつポップ・ナンバー。英国では1967年11月に16枚目のシングルとして発売され、ポール作の親しみやすい本曲(PVの監督もポールです!)がA面を飾り、ジョンによるサイケデリックな「アイ・アム・ザ・ウォルラス」がカップリングという、この頃の両者の個性の違いがはっきりと表れる形となった。
T-SQUARE 『うち水にRainbow』 (1983)
名曲「君はハリケーン」を収録し、ジャケット・デザインや曲名などアルバム・コーディネイトを松任谷由実が手掛けたというトピック満載のスクエアの人気アルバム。オープニングのアッパーなビートルズ・カヴァーから、上げ潮期にあったバンドのコンディションのよさと、大胆ながら綿密に練られたアレンジ・センスの高さを窺わせてくれる。安藤まさひろのギターソロも神。ビートルズにことさら思い入れがないR50の元バンド小僧も、当時こぞってこのスクエア・ヴァージョンをカヴァーしていたとか。
David Matthews 『Hello Goodbye』 (1994)
マンハッタン・ジャズ・クインテットでおなじみのデヴィッド・マシューズ率いるNYオールスター・グループによるビートルズ・カヴァー。高速ジャズボッサ・アレンジで、スクエア・ヴァージョンに引けをとらない爽やかでリッチな仕上がりとなっている。とにかく、こんなに楽しく聴けるビートルズ・ジャズ・カヴァー集は他でめったにお目にかかれない。
Bud Shank
『Magical Mystery』 (1968)
本家の『マジカル・ミステリー・ツアー』発売に合わせて企画された、西海岸の名サックス奏者バド・シャンクによるロック/ポップス集。『マジカル〜』からのナンバーを前半、その他バカラックやモンキーズなどのヒット曲を後半に収録。チェット・ベイカー(flh)との2管フロント、さらにはサイケなエフェクト処理によって、安い企画モノカヴァーとは一線を画する妙な(ドラッギーな?)聴き心地のよさを与えてくれる。
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